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CWS Japanは国内外で災害対応・防災支援をするNPO です🌎2011年の東日本大…

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CWS Japanは国内外で災害対応・防災支援をするNPO です🌎2011年の東日本大震災を機に、日本での活動を開始しました。 毎週金曜日に団体の活動や職員の想いを載せた記事を配信しています📢 https://linktr.ee/cwsj

マガジン

  • 国内での取り組み

    CWS Japanの国内での取り組み(国内災害支援、コミュニティ・カフェ@大久保など)の取り組みに関する記事をまとめています。

  • イベントレポート、告知

    CWS Japanが実施・登壇する/したイベントをまとめたマガジンです。 イベントのお知らせ、レポート記事など。

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    CWS Japanの国外での取り組みに関する記事をまとめています。

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    CWS Japanで活動している職員、メンバーの紹介です

最近の記事

ゆっくりとコミュニケーションができる出張カフェを初開催|令和6年能登半島地震 災害支援

こんにちは!CWS Japanプロジェクト・オフィサーの五十嵐望美です🍀 7月になり、東京は梅雨と夏の気だるいムシムシした熱気と暑さに包まれ、体力が奪われやすい季節になってきました☔️🌞皆さま、くれぐれも体調には気をつけて、過ごしていきましょう…!! そして、今月でもって、2024年元旦に能登半島沖を震源に発生した地震から半年という月日が流れました。 CWS JapanはAct Allianceの加盟団体として、これまで国内各地で発生した災害に見舞われた被災地での支援活

    • ケニアでの豪雨による洪水被害について(続報)

      こんにちは🙂イガラシゴーです🐧 アフリカ・ケニアで、2024年3月から6月に降った豪雨によって起こった洪水被害への対応について、続報をお届けします。 ケニアでの豪雨による洪水被害についてケニア政府の災害対応機関であるNational Disaster Operation Centre (NDOC)によると、2024年3月から6月までの間に豪雨によってもたらされた洪水により315名が命を落とし、29万人以上が避難を余儀なくされました。 CWSのケニア事務所が支援活動を続ける

      • 防災グローバルフォーラム(UR24)に出席してきました

        こんにちは、事務局長の小美野です。6月17日から20日まで、姫路で開催された防災グローバルフォーラム(Understanding Risk Global Forum)に出席してきました。 このフォーラムは、災害へのレジリエンスをめぐる実践者や研究者の世界的なコミュニティで、世界銀行が2年ごとに開催しています。 今回は1,000人以上が国内外から出席しました。私は2つのセッションに登壇させていただきましたので、その報告と、そのほかのハイライトもお伝えします! 安全な都市計画

        • 見えない所に目を注ぐ/インターン 中臺野乃花

          初めまして。今年の6月からCWS Japanでインターンとして働いている中臺 野乃花と申します。もうすぐ1カ月が経ちますが、すでに学校では学べない実践的な活動に携わることができ、非常に感謝しております! 難民や移民に興味を持ったきっかけ現在、青山学院大学地球社会共生学部に所属しており、今年が最終学年です。この学部では、地球規模の課題に対してどうアプローチするか、コラボレーション領域(国際協力・開発学・環境)、ソシオロジー領域、経済・ビジネスの領域など、さまざまな視点で考えて

        ゆっくりとコミュニケーションができる出張カフェを初開催|令和6年能登半島地震 災害支援

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          世界の難民の現状|「難民」のほかにいる「人道支援を必要としている人びと」と、新たな「難民」とは

          こんにちは🙂イガラシゴーです🐧 毎年6月20日は「世界難民の日」ということで、先週は私たちが実施している「難民との協働」の取り組みについて紹介しましたが、今日は「難民」そのものについて、最新の状況も踏まえながら、説明していきたいと思います。 「難民」とは?国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、2023年に全世界の難民の総数は3,000万人を突破し、2024年現在、その数は3,600万人を越えたと言われています。これは世界第2次大戦以降最悪の規模に膨らんでいます。

          世界の難民の現状|「難民」のほかにいる「人道支援を必要としている人びと」と、新たな「難民」とは

          世界難民の日に寄せて-仲間としての難民たち-

          こんにちは!CWS Japanです。 6月に入り、梅雨が近づいてきている気配を感じますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?☔️ さて、毎年6月20日は国連が制定した「世界難民の日」ということから、今月は難民支援に関するイベントが各地で開催されます。そこで、今回は私たちが大切にしている価値観のひとつ「難民との協働」の経験についてお話します。 積み重ねてきた難民たちとの協働5月18日、私たちは難民の仲間たちと共に大久保地域センターが主催する五月まつりにコミュニティ・カフェ@

          世界難民の日に寄せて-仲間としての難民たち-

          農村地域における災害復興と防災力向上支援プロジェクトを開始|パキスタン出張報告

          こんにちは🙂イガラシゴーです🐧 パキスタン・シンド州の農村地域における災害復興と防災力向上支援プロジェクトを2024年3月に開始したため、現地パートナーとの打ち合わせや現場の視察のために行った出張について報告いたします。 気候変動の影響で繰り返し発生する洪水ラニーニャ現象の影響を受けた2022年の大洪水は、パキスタンの国土の約3分の1を水没させるという大きな被害を残しました。以前からCWS Japanが支援活動を実施してきたシンド州は、洪水の被害が最も大きかった地域の一つで

          農村地域における災害復興と防災力向上支援プロジェクトを開始|パキスタン出張報告

          【参加者募集中!】5/29国際協力NGOのファンドレイジング大作戦会議|6/16-21 防災グローバルフォーラム2024

          こんにちは!CWS Japanの高橋です。今週CWS Japanのメンバーはパキスタンやオランダへ出張中✈️それぞれの報告はまたこちらでお届けできればと思いますが、今回は近々開催される、CWS Japanが参加するイベントについてお知らせします📝 どなたでも参加できるイベントとなっておりますので、ご関心のある方はぜひお申し込みいただき、それぞれのテーマについて共に考える時間を過ごせたらと思います。 5/29(水)国際協力NGOのファンドレイジング大作戦会議|オンライン開催

          【参加者募集中!】5/29国際協力NGOのファンドレイジング大作戦会議|6/16-21 防災グローバルフォーラム2024

          「外国人高齢者と防災〜私たちが今できること〜」を開催しました|5/18五月祭り出店のお知らせ

          皆さん、こんにちは! 前回に引き続き、五十嵐望美です🍀 連続の担当記事となりますが、どうぞよろしくお願いします! 今回は先日コミュニティ・カフェ@大久保で開催したイベントの簡単な報告と、今週末に行われる地域イベントの出店についてお知らせしたいと思います!📢 「外国人高齢者と防災〜私たちが今できること〜」を開催しました!大久保の日本福音ルーテル東京教会で月2回(第1・第3水曜日)オープンしているコミュニティ・カフェ@大久保ですが、GWの連休に挟まれた5/1(水)には「外国

          「外国人高齢者と防災〜私たちが今できること〜」を開催しました|5/18五月祭り出店のお知らせ

          最も脆弱な人たちのために働く/五十嵐望美(プロジェクト・オフィサー)

          みなさん、初めまして!この度CWS Japanに入職し、プロジェクト・オフィサーとして働き始めました五十嵐望美と申します🍀 今回は私の自己紹介を兼ねて、なぜ私がCWS Japanで働き始めることになったのかについてご紹介できればと思います! これまでの取り組み私はこの3月に通っていた大学院と専門学校を卒業し、新卒職員として4月からCWS Japanに入職することになりました。 大学院では歴史社会学(アメリカ史)を専攻して、黒人女性史(ブラック・フェミニズム史)の観点から

          最も脆弱な人たちのために働く/五十嵐望美(プロジェクト・オフィサー)

          災害リスクの高いコミュニティにおける災害管理能力強化に向けて(インドネシア)|2023年度JICA「草の根技術協力事業」に採択決定

          皆さん、こんにちは。事務局長の小美野です。 この度、インドネシアにおける「気候変動適応策の強化と技術支援によるコミュニティ災害レジリエンス向上(I-CREATE)」事業が、CWS Japanとして初めて、JICA「草の根技術協力事業」として採択されました。ここから3年かけて取り組んでいくことになるこの事業の背景を、今回はお届けします。 気候変動の影響により、高まるインドネシアの災害リスクインドネシアでは地震や津波に加え、サイクロンや豪雨によって引き起こされる洪水や土砂災害な

          災害リスクの高いコミュニティにおける災害管理能力強化に向けて(インドネシア)|2023年度JICA「草の根技術協力事業」に採択決定

          「落石」は大きな災害リスク!アフガニスタンにおける落石リスクを回避する試み

          皆さん、こんにちは。事務局長の小美野です。「落石」と聞くと山間部に住んでおられる方にとっては身近なことかなと思いますが、それ以外の方にはあまり馴染みが無いかもしれません。しかし、世界の多くの地域、特に丘陵地帯や山岳地帯では頻繁に起きるリスクの一つです。 CWS Japanが防災力向上を進めているアフガニスタンでも、落石は大きな災害リスクと捉えられていて、そのリスク削減をどう進めているか、今日はカブール市の事例とともにご説明したいと思います。 首都カブールでも高い落石リスク

          「落石」は大きな災害リスク!アフガニスタンにおける落石リスクを回避する試み

          ファンドレイジングがつなげる支援の輪

          生活困窮する在日外国人のための緊急募金2023ディレクターの牧です👩本日はCWS Japanが昨年2023年のクリスマスから、2024年3月までに行った緊急募金についてご報告します📣 きっかけは2023年6月の入管法改悪。可能になってしまった強制送還これまでCWS Japanでは海外の災害人道支援以外で緊急募金のキャンペーンを行ったことがなく、今回初めて国内事業のために寄付を呼びかけました。 その動機となったのは、昨年6月に可決された入管法の改定です。これまで難民申請は不

          ファンドレイジングがつなげる支援の輪

          「コミュニティ主導の人道支援のあり方」を考える|CLIP annual workshop 2024に参加してきました

          2024年3月11日、フィリピンの首都マニラから車で5時間の避暑地バギオでCommunity-Led Innovation Partnership (CLIP)の年次ワークショップが開催されました。日本を含む7か国から30名以上の関係者が集まり、今年で5年目となるCLIPの進捗や成果を一週間かけて話し合いました。CWS Japanは国際団体であるADRRNのメンバーとして参加しました。 普段はオンラインでしか会えない仲間と直接話せることは参加者にとって何よりのご褒美で、フィ

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          アフガニスタン帰還民支援を開始しました|2024年3月

          こんにちは🙂イガラシゴーです🐧 今回は、2024年3月に開始した急増するアフガニスタン帰還民(アフガニスタンに帰還したアフガニスタン人の難民)の支援について報告いたします。 「不法滞在」とされ、パキスタン政府から帰国を求められているアフガニスタン難民長年にわたる紛争や政情不安が続くアフガニスタンの状況を受けて、多くの人々が国境を超えて難民として国外に逃れています。隣国のパキスタンもそうした行き場のないアフガニスタン難民の最大の受け入れ国の一つです。 しかし、難民として逃れ

          アフガニスタン帰還民支援を開始しました|2024年3月

          コミュニティ・カフェ@大久保オープンから1年を振り返って

          こんにちは!CWS Japanの高橋です。気づいたらあっという間に年度末ですね。4月から新たな生活が始まる方も多いと思いますが、皆さんどのようにお過ごしでしょうか? CWS Japanとしては、東京・大久保でコミュニティ・カフェ@大久保をオープンしてから、2024年4月で1年が経とうとしています。 国内外の災害支援に取り組むCWS Japanは、なぜコミュニティ・カフェを始めたのか? 国内外の災害支援に取り組むCWS Japanがなぜ大久保でコミュニティ・カフェを運営して

          コミュニティ・カフェ@大久保オープンから1年を振り返って