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見えない所に目を注ぐ/インターン 中臺野乃花

初めまして。今年の6月からCWS Japanでインターンとして働いている中臺 なかだい野乃花ののかと申します。もうすぐ1カ月が経ちますが、すでに学校では学べない実践的な活動に携わることができ、非常に感謝しております!

難民や移民に興味を持ったきっかけ

現在、青山学院大学地球社会共生学部に所属しており、今年が最終学年です。この学部では、地球規模の課題に対してどうアプローチするか、コラボレーション領域(国際協力・開発学・環境)、ソシオロジー領域、経済・ビジネスの領域など、さまざまな視点で考えてきました。特に、2年次に「紛争・難民・平和構築」という授業を取り、移民・難民について興味を持ち、国内避難民と難民の違いや人間の安全保障といった専門的な学び、そして日本における難民認定の難しさといった現実的な面を知るきっかけになりました。

CWS Japanをインターン先に希望した理由

4年生になった今、思い返してみると学校での学び、難民に関する講演会への参加などすべて受動的だったと思わされました。自分のキャリアを考えるうえで、これまでの学びを生かして実践的な活動がしたいと思うようになりました。

そう考えていた際に、CWS Japanの理事である小海光さんにCWS Japanの活動についてお話を伺いました。現場で困っている人に対してたくさんコミュニケーションを取りながらサポートしていく姿勢、若い世代の声を積極的に取り入れる姿勢、そうした姿に心を打たれインターンをしたいと思いました。

実際に1カ月働いてみて

CWS Japanは災害支援や防災支援に力を入れておりますが、国内事業に携わったことで日本に住む難民や移民、高齢者など普段から社会的弱者となっている人々が災害時どのように取り残されるのかを知りました。特に、先日行った防災まち歩きの活動で新大久保を歩いてみて、学校は地域住民しか避難できなかったり、公園は開放される時間が決まっていたりとさまざまな制約があることに気づきました。活動を通して、普段の生活の中で目を向けられていなかったところに目を向けることの大切さを強く感じました。

さらに、大学でも学んだように難民認定が難しいことは知っていましたが、認定されていない人、在留資格のない人がコロナ禍で給付金を得られなかった、保険に入れず医療費が高額だった、仕事も不安定だという生の声を聴き、負の連鎖が生じていることを実感しました。

社会的に取り残される人々は通常時から脆弱ですが、コミュニティ・カフェや日本語支援を通じて日々のつながりによって彼ら、彼女らの居場所ができ、被災時に頼れる場所になれるように私も積極的に取り組んでまいります!

次回7/3のコミュニティ・カフェのテーマはカンボジア

早速ですが、7月3日(水)はカンボジアンカフェを行います~!

カンボジア女性の自立支援活動を行っている嶋田宣教師夫妻によるワークショップで、カンボジアのお菓子チェイク・チエン(揚げバナナ)づくりやマクラメアートをつくります!

現地でどういった支援を行っているのか、なぜそういった支援を行うようになったのか、、聞いてみたいことが私はいっぱいあります!皆さんとワークショップで楽しみつつ、カンボジアの現状や嶋田夫妻の本音を聞いていけたらと思っています💫

↑今年の2月、ちょうどカンボジアに行ったのでその時の写真

コミュニティカフェ@大久保にぜひ来てください~。どなたでもお気軽にご参加ください♪

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(文:インターン 中臺 なかだい野乃花)


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