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ショートショート小説

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電車の中やちょっとした空き時間に読めるショートショートな小説です。 創作活動続けますので、よろしくお願いします。m(__)m
毎週一つは更新して行こうと思います。
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2023年9月の記事一覧

「告白 水平線」

「告白 水平線」

   

 ボートは、ダイビングショップから見える水平線に浮かぶ小島からやって来た。何も視界の邪魔になるものがないので、米粒くらいのボートが走ってきて漸くボートだと認識できたのは、一時間前だ。ビーチに乗り上げたボートから男が一人おりてきた。その男は、まっすぐ私のショップに向かって歩いて来た。よく見ると真っ黒に日焼けした地元の初老の男性だった。

一体この老人は何の用があって私のショップに来たのだろ

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「報道カメラマン」

どうあがいても50分後には
夕方のニュースが始まってしまう。

デスクから指示が出た時から時間的に
ぎりぎりなのはわかっていた。

既に15分が経過した。

車で虎ノ門の研究所に向かったものの
あと35分後には撮影したテープを
報道局に届けなくてはいけない。

さらに10分が経過した。

研究所に着いた。
放送まで残り25分しかない。



私は研究所に駆け込み
撮影の趣旨を研究員に話し撮影を始

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「怪しい人影」

「怪しい人影」

   ちょっと変な人がいた。

閑静な住宅地に有る中学校のテニスコートを
毎日じっと見ている男性がいた。

年齢は分からないが帽子を深くかぶり
熱心に女子テニス部の部活をみているようだ。

テニス部部員の女子たちは不安に思った。

「あの人さっきからこっち見てるよ」

たぶん誰かの父兄だろうと思った。

「なんか気味悪いよね」

「先生に言ってみる?」



私は、その人影を見てはっとした。