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雨ニモマケズ

(いきなりタイトル詐欺みたいなね感じで申し訳ないです。最後まで読んでくれたら幸いです!)
花束のような恋をしたのシーンで好きなのは麦くんと絹ちゃんがはじめであって朝帰りをするところで絹ちゃんが上書きしないで!とカーテンを閉めたり、家族に話しかけられても無視したりするところが大好きだ。

すっごいいいライブに行ったり映画を見たり好きな曲を聴いてる時、遠いけど歩いて帰ろうとか、この頭のまま何も考えたくないとか、、なることないですか?
そう多分それが上書きしないで!!
ということなんだろうと思っている。

まあ今の私は上書きしないで!状態なのです。
銀河鉄道の父を1人で見にいった。
まわりはほぼおじいちゃんおばあちゃんで居心地が良かった。
いやぁ、あんなにも泣くとは思ってなかった。正直言って最高だった。照明がつき明るくなった瞬間もう上書きしないで状態。最高だったな、、

そして、家まで歩いて30分のところを1時間かけて帰った。歩いて浸りたかった。

宮沢賢治が生きた37年という短い人生。
ただ生きている間に宮沢賢治は認められなかった。
今では作品が誰もが知っているものになっているなんて宮沢賢治自身思いもよらなかったことだろう。
やっとやりたいことが明確になり宮沢賢治の人生が動き出した矢先にかかる結核。
これは妹がなっていた病気でその時妹を自分の物語で元気付け看病し看取っていた。
自分もああいうふうな最期になるんだと知りながら生きていくのはとても辛いし迫り来る最期が分かっているというのは相当怖かったと思う。それでもやはり賢治は最期まで誰かの役に立ち、自分を犠牲にする。が家族は賢治をこれまで以上に愛していく。
そして、宮沢賢治は生涯を終える。
だが、宮沢賢治の人生は終わっていくが宮沢賢治が残した物語はこれから始まっていき、私たちの生きる今日まで続いてる。


温かい家族愛に感動し、宮沢家の人柄の良さにとても驚いた。
とてもいい映画だった。
色んなところから聞こえてくるすすり泣く声。あの映画は涙なしでは見られないと思う。

この映画を見て、
私も雨にも負けず風にも負けず、宮沢賢治のように自分を犠牲にしても人のことを考え、普通の人なら流すようなところも悩み苦しみ考えて、一生懸命に生きる。
そういうものに私もなりたい。

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