田代まさしに「地上波(民放)復帰」なんて誰が望んでいるのか?
久々にトーク番組で観た田代まさしは、相当に面白かった。往年のダジャレ、小道具ネタ、最高に笑わせてもらった。
ところで、事前にニュースになっていて気になったのだが、「地上波(民放)復帰」についてやたらと言及されていた。このトーク番組をキッカケに、「地上波(民放)復帰」できるのか? みたいな煽りになっていたのだが、誰がそんなことを望んでいるのか?
そもそも何故、「地上波(民放)」が目指すべき場所なのか。
今の田代まさしが生き生きとできるのは、まさにネット番組だろう。この放送を観れば分かるが、今の無闇矢鱈に規制する「地上波(民放)」で、このレベルの番組を流せるわけがない(度量がない)し、できたとして、どの層に流すつもりなのか?
メディアの記事を書いているライターの、「地上波(民放)至上主義」の内容に、とにかく驚く。本気でそう思って書いている? 誰かに無理やり書かされているんじゃないかと思ってしまう。
abemaは今年、ヒット作がないという自覚があり、視聴者数が横ばいで増えていないという発表だった。フジモンの番組も終わらせて、アベプラから小松アナもいなくなって、パンチのある面白い番組がどんどん減っている印象だ。
田代まさしはプレッシャーから犯罪に走っているので、プレッシャーになるようなことは絶対にやめてほしいが、「地上波(民放)」でやれない本当に面白い番組をネット番組でこれからももっとどんどん実現して、「地上波(民放)復帰」なんていう誰も望んでいない戯言を誰も言えなくなるくらい、ネット番組を当たり前の面白いコンテンツにしていってほしい。
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