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スイッチを入れると『2023.10.17』

私のスイッチは急に入る。

午前中は脚本の制作。
十時半。朝食を制してスタート。十二時を回って午後、十五時までやり続けた。

十月〆の脚本。
思い付くと手を止めずに何文字でもキーボードを叩く私。
どんなに話の辻褄が合わなかろうと、話が飛んでしまおうとも、自分が進みたい方向に一生懸命書き進める。
そして、明日以降の自分が、新しい自分として手を加える。過去の自分の気持ちを害さずに、それでいて良いものを作れる方法だ。
スイッチが切り替わらない限り、どこまでも書く。

半年間で培った、私なりの制作方法である。

一度スイッチが入ると止まらないし、止めたら止めたでもうやらない。
自分の性格を理解しているからこそ、絶対に休憩してはいけないのだ。

私が集中力の持続について話した日記はこちら↓


仕事をしていた時は、何かしらの合間に創作活動をしていて、時間が有限であった。

休憩時間、通勤中、寝るまでの数分。

それと比べれば、時間の自由があった。今までの最多文字数の二倍は書くことが出来た。

楽しい。
改めてそう思う。



一時間母と駄弁ってから、急に掃除をしようとまたスイッチが入った。

私が掃除を途中で終わらせた日の日記がこちら↓


この時から、部屋の掃除は止まったままだ。
本当に怠惰だ。でも嫌わないで最後まで読んで欲しい。

今回の私のスイッチは、今まで生きてきた中で一番重い、秘密兵器だったようだ。
お掃除スイッチ、いや、断捨離スイッチだったのかもしれない。

捨てずにいた教材、資料、雑誌、雑貨。
勿体ないと持っていたファイル、ノート、赤本。

「いつか見るかも」「いつか使うかも」「いつか必要になるかも」と考えていた数年前の自分へ。

ごめん、捨てるわ。

断捨離スイッチが中々オフにならない私。
今思えば絶対必要ないものをどんどん袋や段ボールに入れていった。

今思えば、私は思い出として物を大切にすると同時に、人を大切にしていたのかもしれない。

これは親に買って貰ったポーチ。これは友達が書いてくれた手紙。これはSAに行く度に集めていたご当地ストラップ。

これを持っておくことで、物(人)の事を考えていた。
物を捨てることで、その人と離れてしまうと怖くなっていたのかもしれない。

数年前の私。
人の為に動こう、人の為の行動をしようと、なるべく人に合わせてきた。それが垣間見える。とても優しい子だ。
でもごめん、捨てさせて。

私は大人になって、物に、人に、良い意味で固執しなくなりました。

記録を記憶として残せるようになりました。
記憶しなくて良いことを、消せるようになりました。
その代わり、今大切な人達との思い出を記憶することが出来るようになりました。

私の中には、いつでも残っています。
だから安心して欲しい。

そう思いながら、たくさんのビニール袋を縛った。


今日の気温はどこよりも低かったらしい。そのことに誰よりもビビってしまったので、夏服を怯えながらしまった。
断捨離ではないが、これもまたお掃除スイッチの一つ。

私の地域でも、もうすぐ雪が降りそうだ。

嗚呼、夏。
暖かい夏。暑い夏。
夏が、私は大好きでした。

帰ってくるまでずっと待ってるよ。
「冬耐え切るスイッチ」を押し続けて。

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