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痛いのは生きた証『2023.10.29』

筋肉痛が治らない。
昨日の夜中から足が筋肉痛で思うように動かない。

筋肉痛の原因はこちら↓


子どもに向かって話す時は中腰か立ち膝で、準備をしている時は走り回った。
立ったり座ったり。私はたった数時間の動きでも影響が出てしまう体になっていた。

でも同時に、懐かしさを感じた。


半年前まで務めていた会社は、女性でも割と力作業が多かった(強制では無かったけど)。

なので入社して最初の数週間、驚くほど筋肉痛に襲われた。
どうしてこんな所が痛くなるんだろう?という疑問が身体中から聞こえてきた。私にも分からないと伝えた。

それでも慣れれば筋肉痛は無くなり、好きなように動かせるようになった。
1ヶ月毎に担当部署が変わっていたが、新しい同期が加わる度に自分が経験した筋肉痛を抱えていくのが何だか面白かった。

その時の職場では、目まぐるしい毎日を過ごした。毎日が戦場だった。
面倒だ、疲れた、お腹空いた、眠い、ダルいが毎日毎日身体中を駆け巡る。脳内で現実逃避をすることでしか自我を保てない。

でもそれが、今の私にしてみれば『生きること』だと感じる。

思えば私は、学生時代から全てのことがダルかったし、早く終わってくれと思うことばかりだった。でもその時に気付けなかっただけで、その時間自体は思い出となるし、将来的にはその時間を一緒に過ごした仲間達との話題になる。
そんなこと過去の自分は気付けないのだから、辛いものは辛いが。

でも私は確実にその中で生きていたのだ。


筋肉痛は、生きている証。

体を動かさないと、筋肉が痛むことはない。周知の事実だ。

体を動かす機会があることが、働いていない今の私にはとても貴重な時間だ。
体を使う場所、人、時間があること。それは私が生きている証拠になっている。

現に膝裏がめちゃくちゃ痛いのになんだか楽しい。

頑張った・努力したという成果は、私にとってはどうでも良くて、楽しかった・嬉しかったがこの筋肉痛についてきている。

ああ、私は生きているんだな。
そう思えている。

でも痛いものは痛い。

生活に不便さを感じるくらいには影響が出ているし、治るのにはまだまだ時間が掛かりそうだ。

生きていることをまた実感出来るように、今の私は体を労ろうと思う。

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