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レモンの愉しみ🍋〜果汁を使って〜


 
咲き誇る満開の桜も、いつしか葉桜へ。

桜といえば、薄桃色の可愛らしい花ばかりが喜ばれがちですが、
あらゆる新芽という新芽が、
日々目を見張る勢いでぐんぐんと伸びてくる、
この新緑の頃も負けず劣らず佳いものですね。

庭先で、公園で、道端のあちこちで、
若々しい緑の勢いに心が弾むのです。

写真は、我が家の庭のレモンです。
爽やかなイメージから、旬は初夏から夏のような感じがしますが、寒い冬から春にかけてがレモンの旬。
寒い冬の間、次第に青から黄色に色づき、
ほの暖かくなって気づくと、枝がしなるほどに大きく育っていて驚くことも。
 
あっという間に社会人になって、
少し遠くへ行った感じのする、
娘のようでもあります。

皮も立派で、食べ応えがありそうですが、
 まずは今回、果汁で爽やかな味わいを愉しむあれこれをご紹介したいと思います。

レモン汁、塩、オリーブ油でマリネした鶏胸肉をさっとグリルし
ホイルを二枚巻いて、余熱で火を通しました。
 レモン汁につけると、肉の保水性がアップしてジューシーに仕上がります。

熱々の鶏のスープで戻したクスクスと、茹でたグリンピース、水でさらしたみじん切りの玉ねぎ、
レモンの果汁と皮をたっぷり混ぜたクスクスサラダを合わせて。
 
カップに詰めて外ごはんも、
気持ちのいい頃ですね。

次は
レモン汁と牛乳で、自家製の超、簡単チーズ。
 
牛乳500ccに、レモン汁大匙1.1/2を混ぜて弱火にかけ、
30度くらいになったら火からおろして
そのまま10分ほど置きます。
 
こんな風に凝固してくるのが
なんとも言えず楽しいんです。

ホエー(乳清という水分)と完全に分離したら、
ガーゼやコーヒーフィルターなどで、
汁気をしっかり切ります。

このくらいになったら出来上がり。

昔、離乳食でよく作っていたのを思い出しました。
ほんとうに、
いつの間にか、大きくなっちゃったなあ。

離乳食にもなるほどに
プレーンこの上ない味わいなので、
フルーツや甘味とともに、デザートにも。
塩やスパイスを混ぜ、
魚介やトマトなどと合わせて酒肴にするのも好きです。
 
 ホエーは栄養たっぷりなので、
蜂蜜とレモンでドリンクにしたり、スープに入れたり、もいいですね。
パンケーキの生地や、鶏肉など焼く前の下味に漬け込む使い方も。

やったことはありませんが、入浴剤がわりにもなるそうです。ツルツルになりそうですね。

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レモン汁といえば、コロナ禍になってから身体の浄化が気になり始め、起きてすぐレモン汁を加えた白湯を飲むようにしています。
内臓の掃除のようなものでしょうか。
朝飲むことで腎臓や肝臓に溜まった毒素を流し、
リンパの流れも整えられるそうです。
続けるうちに、血糖値に良いリンゴ酢や、コレステロールを下げてくれるコールドプレスのオリーブ油も加えたり、と少しずつ変化してきましたが、三日坊主の私でも続けたくなる、「劇的ではないけれど何となくいい感じ」が、レモンにはありそうです。

次回は、香り高い皮の楽しみ方をご紹介したいと思います。 

 

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