栗のくれるめぐり
明日から10月。なのにまだ真夏日が来るなんて。
そろそろ秋ならではの涼しさが待ち遠しくなってきました。
ようこそ、秋本番。
台風接近のせいか蒸し暑さに、急な雨降り、突風…
こんなきつい気候変動の影響からか
からだの不調を感じてらっしゃる方が多いと聞きます。
かく言う私も9月に入ってから、起き抜けや、車を降りる際に足先が痛みはじめました。
それでも10歩ほど歩いているとなぜか軽快してくるのですが、
それまでの数歩は、階段を降りるのも顔をしかめてしまうほど。
立ち仕事が多いのもあり、
殊に、7月からホッとする間のない忙しさだったので、運動が足りていないせいかも、と
しばらくそのままにしていましたが、
理由がわからないままいつまでも良くならない、というのは不安なもので。
鍼や足つぼマッサージも劇的には効かないのが気になり
整形外科でレントゲンを撮っていただいたら、
腰からもあるけれど、
立ち仕事による偏平足で、足先の関節にかなり負担が来ている、との診断でした。
また、もともと血圧も低く、身体の巡りがあまり良くないため、
血流をスムーズにすると老廃物も流れやすく、
血管の近くを流れる神経への障りもなくなって行くそうです。
もうすぐまた歳を取るわたし。
そんな話を聞いてからは、
骨や関節の健康に大切な、
ヒアルロン酸やコンドロイチンなどの広告がやたらと目につき…
けれど、
サプリメントで補ったり、鰻やふかひれを頻繁に頂く、も良いのでしょうが、
人間に備わった、
こうしたたいせつなものを体内で合成する力を
毎日のふつうのご飯で🍙下支えする方が、続きそう、とあれこれ調べ始めました。
骨と関節のためにはミネラルが大事。
そこで、、
今が旬の、私の大大大好物の栗も実は、とても優れものだったと分かりました。
ヒアルロン酸やコンドロイチンの原料を作ってくれるマンガンが、とっても豊富だそう。
他にも、カリウム・食物繊維のほか、ビタミンE・鉄・銅・亜鉛・マグネシウム・タンニンまで健康維持に大切なたくさんの栄養が豊富。
さらに、デンプンに包まれているので加熱しても壊れにくいビタミンCも。
スーパーミラクルフードと呼んであげたいです。
とは言え、カロリーも高いので、食べすぎには注意!ですが。
症状に良いものを集めて、一度に頂くのが楽ちんというと、日々のスープがやはり良いです。
スープだと、渋皮煮の下茹でで崩れたものなど、残りもので十分。
血流をよくする玉ねぎ、シナモンを加えて一緒に炒め、コラーゲンたっぷりの鶏の出汁でのばし、豆乳を加えます。
豆乳の代わりに、煮出した黒豆茶を加えても。
仕上がりが香ばしかったです。
黒豆茶は以前もご紹介しましたが、
血液サラサラ効果が抜群で、巡りを後押ししてくれます。
アンチエイジングにもダイエットにも効果があり、更年期にもぴったり。
多めに煮出して冷蔵庫に入れて置くと
こまめに摂ることができます。
足の痛みに効くかも、と調子に乗って、
ついつい食べ過ぎてしまうのが、糖分たっぷりな渋皮煮。
つまみ食いが止まらないため、すぐになくなり、毎年秋の間に5回は煮てしまいます。
痩せるわけがありません。
渋皮煮は、おせちのために冷凍もできるので、
パクパク一度に食べ過ぎないように、気をつけようと思います…😅
料理にもあれこれ使って、少しずつ毎日。
よだれ鷄のたれにつぶれ栗を入れて。
花椒や唐辛子などのスパイスと良く馴染みました。
栗はやはり山の幸だけあり、
肉料理と相性が良いです。
豚肉と一緒に生からゆっくり焼いたり、も
旨味が移って食べごたえがありました。
秋を楽しみつつ、巡り(め栗😆)良く過ごしていこうと思います。
心なしか、昨日あたりから、
足の痛みが弱くなって来たような。
気づいたら忘れていた、なんて感じになると良いのですが。
これから日一日と深まっていく秋。
美味しいものたちとともに
楽しみながらお健やかにお過ごしください。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?