マガジン

  • 禍話リライトまとめ

    猟奇ユニット・FEAR飯のツイキャス放送「禍話」にて語られた怪談に、筆者独自の編集や聞き取りからの解釈に基づいた補完表現、及び構成を加えて文章化したものです

  • Pavement - Distort Ghosts

    Pavementの作品のレビュー集(デラックス盤や他の作品など入手次第、適宜加筆予定)

  • 音楽系単発記事

    思い付きで書いたレビューや企画系記事など。

  • アルバム全曲解説系記事

    特にシリーズ化はしていませんが。

  • 一曲一記事

最近の記事

禍話リライト「帰れないカップル」

 なんかね、「このダムすげえ怖いんだってね」って…。 *  北九州のとあるダム。  そこは心霊スポットとして有名らしく、特に周辺に併設された、ダムの上まで続いているサイクリングロードが「ヤバい」と噂されていたという。  そのダムに友人とふたりで真夜中に肝試しに行った、ある人の体験。  車から降りて、真っ暗な山道を懐中電灯で照らしながら歩いていると、前から一組のカップルがやってきた。 (ああ…有名なところだからやっぱりみんな肝試しに来てんだな…)  その時はそう考え、特

スキ
63
    • 禍話リライト「庭の車」

      これねぇ、みんな気を付けて欲しいんだけど。 *  これを読んでいる人、特に、一戸建ての家に住んでいる人。  もし、明け方―午前三時か四時ぐらいに家の外から車のアイドリング音が聞こえたら…しかも、普段は聞こえないような場所から聞こえたら、どうするだろうか。  外で何が起こっているのか気になっても、確認するのはやめた方がいいかもしれない。そういう話である。 ・・・  かあなっきさんと同い年ぐらいの人が小学校高学年の頃に、当時住んでいた家で体験した話。  その日、彼は一人

      スキ
      79
      • 禍話リライト「傷を」

         ”強がってる奴の方に来る”話をしますよ。 *  九州のどこかに、バックグラウンドはよくわからないものの、見るからに「これは”隔離施設”だろう…」とわかる廃墟があるという。  一番の特徴として、ところどころに”窓のない部屋”があるそうだ。他の場所も明らかに普通ではなく、”一定の目的”の存在を一目で感じさせるつくりをしているらしい。  霊感の強い人がその廃屋に行くと、とにかくイヤ~な気持ちになる。歴史の教科書やドキュメンタリー番組などで映像や名称だけは見たことがある、様々な

        スキ
        43
        • 禍話リライト「照明少女」

           花子さん(仮)から言われた話なんですけど。「違うんですけど、本当にすみません」みたいな。「どうしようもない人間ですみません」みたいな。「集める話だったのに、学校は学校なんですけど…これトイレ…トイレ全然関係ない…」って…そんな卑下しなくていいよって。 *  トイレの花子さんが関連する体験談を集めている花子さん(仮)が収集した、トイレとは関係ない、しかし学校で起こった話。  昭和の時代…学校が警備員や防犯システムを利用せず、まだ「居残った先生が校内の見回りをして、最後に

          スキ
          72

        マガジン

        マガジンをすべて見る
        • 禍話リライトまとめ

          • 16本

          猟奇ユニット・FEAR飯のツイキャス放送「禍話」にて語られた怪談に、筆者独自の編集や聞き取りからの解釈に基づいた補完表現、及び構成を加えて文章化したものです

        • Pavement - Distort Ghosts

          • 4本

          Pavementの作品のレビュー集(デラックス盤や他の作品など入手次第、適宜加筆予定)

        • 音楽系単発記事

          • 6本

          思い付きで書いたレビューや企画系記事など。

        • アルバム全曲解説系記事

          • 2本

          特にシリーズ化はしていませんが。

        • 一曲一記事

          • 8本
        • にわかファンのSyrup16g無謀全作レビュー

          • 2本

          無謀な行い

        • CAPSULE全作紹介の道

          • 5本

          できるのか…?

        • A little strange thing

          • 5本
        • 禍話リライトまとめ

          • 16本

          猟奇ユニット・FEAR飯のツイキャス放送「禍話」にて語られた怪談に、筆者独自の編集や聞き取りからの解釈に基づいた補完表現、及び構成を加えて文章化したものです

        • Pavement - Distort Ghosts

          • 4本

          Pavementの作品のレビュー集(デラックス盤や他の作品など入手次第、適宜加筆予定)

        • 音楽系単発記事

          • 6本

          思い付きで書いたレビューや企画系記事など。

        • アルバム全曲解説系記事

          • 2本

          特にシリーズ化はしていませんが。

        • 一曲一記事

          • 8本
        • にわかファンのSyrup16g無謀全作レビュー

          • 2本

          無謀な行い

        • CAPSULE全作紹介の道

          • 5本

          できるのか…?

        • A little strange thing

          • 5本

        記事

        記事をすべて見る
          • Pavement『Crooked Rain, Crooked Rain: LA's Desert Origins』

             2004年発売。1994年にリリースされた『Crooked Rain, Crooked Rain』のデラックス盤。  オリジナル盤及びアルバムの内容についてはこちらの記事を参照。  各ディスクに「Back to the Gold Soundz (Phantom Power Parables)」「After the Glow (Where Eagles Dare)」と名付けられた2枚組の構成になっていて、他のデラックス盤と比較しても蔵出し音源の数がかなり多い。  逆に他の

            スキ
            3
            • Pavement『Crooked Rain, Crooked Rain』

               1994年リリースの2ndアルバム。  EP『Watery, Domestic』のリリース後にドラマーの変なおっさんことゲイリーが脱退(というより解雇)。  その理由には諸説あるが、マルクマスによると主因はゲイリーのアルコール依存症、そしてゲイリーが所有するスタジオでの録音の限界が見えてきたことと説明されている。  ちなみにゲイリーは後に2010年の再結成の時にちょびっと参加しているので、メンバーとの交流は現在でもある程度存在するっぽい。  近年のインタビューで解雇や再結

              スキ
              7
              • Pavement 『Slanted & Enchanted』

                 1992年にリリースされた1stアルバム。  録音時期は1990年末~1991年初頭とリリースのちょっと前(7インチシングル『Summer Babe』は1991年リリース)。英語版wikiの記述によると1991年には既に業界内の一部で音源が流通していたらしいけど詳細不明。  2022年5月追記:2022年、今作の発表30周年を記念して”業界内の一部で流通していた音源”であるデモカセット『Courting Shutdown Offers』が復刻されて再発されることになった。完

                スキ
                4
                • Pavement 『Westing (by musket and sextant)』

                   1993年にリリースされた編集盤。  1989年から1991年までの間にリリースされたシングル『Slay Tracks 1933-1969』『Demolition Plot J-7』『Summer Babe』、及び1991年に10インチでリリースされたミニアルバム『Perfect Sound Forever』の4作(どれもすげえタイトル…)をまとめ、そこにコンピレーションに提供した2曲を追加した内容。  19曲目からの4曲(『Summer Babe』収録曲と「My Fir

                  スキ
                  2
                  • COPTER4016882『KILLER PULSE』

                     "ネオ渋谷系"という潮流を覚えている人が、今一体どれぐらいいるのか。EXITのことじゃないですよ。  …とぶち上げたはいいものの、私もそんなに詳しいわけじゃない。  そもそも私がその潮流の存在を知ったのも2007~2009年頃、つまりはcapsule切欠の後追いであり、ムーブメントは既に終わりかけていた。  それに初期capsuleは好きではあったものの、あの特有のピーキーさにはそこまでシンパシーを抱いていなかったので、そのピーキーさがcapsuleよりも色濃いと想定され

                    スキ
                    4
                    • 禍話リライト「廃車タクシー」

                       タクシー!って話なんだけど。 *  ある人が仕事の都合で、「田舎」と呼ばれるような土地に行った時の話。  夜になってタクシーを拾わなければならなくなったので、その町にあるタクシー会社の事業所に直接出向くことにした。  事業所には、留守番を担当しているであろう職員がひとりだけいた。 「すいません、今ちょっと出払ってるんですよ」  まあそんなこともあるか、と思いかけたが、すぐに、いやいやいや、と思い直す。  駐車場には車両が一台停まっているのだ。  目の前に車が停まってい

                      スキ
                      54
                      • 一曲一記事/スピッツ「夏が終わる」

                         スピッツの4thアルバム、『CRISPY!』に収録されている曲。  忌々しい夏が終わった。  私は季節の中では夏が一番苦手だ。一方で秋が好きなので、この活動を始めるときには「秋」の字を入れようと思いこの名前にした。…ということを、一応前提として書き添えて。  前に「君だけを」の記事でこのアルバムが怖かった、という話を書いたのだけれど、一方で子供の頃のこの曲に対する印象は限りなく薄かった。なんとなく良い曲だったような、という印象は持っていたけれど、どんな曲か?と訊かれると

                        スキ
                        9
                        • 禍話リライト「血まみれトイレ」

                          ※前置きとして語られたかぁなっき氏の体験談は別記事に分けてあります。  これね、凄いなー、って思うのは昼間に行ったって言うんですよ。 *  この話は、ある人が昼下がりに街を歩いていたら、急にお腹が痛くなった、というところから始まる。  いろんなコンビニに入ってみるが、防犯上の関係か、なかなかトイレを貸し出しているところがない。かといって、トイレのためだけに大きな商業施設に行くのも面倒くさい。  そこで、公衆トイレに行くことにする。幸い、今歩いている場所から近いところに

                          スキ
                          69
                          • 禍話リライト 無題(「血まみれトイレ」前置き)

                            ※この話は「血まみれトイレ」の前置きとして語られたものです。  まず公園っておかしい公園が多いんですよ。北九州なんか特におかしい。 *  北九州のとある住宅地の中に、小さな公園がある。  家と家の間に挟まれた形で、ある。  絶対にここは昔は家だっただろう、という場所に、ある。  その住宅地の周りには大き目のディスカウントショップなどがあるため、コインパーキングを作ればそこそこ儲かりそうな立地で、ただ遊ばせておくには若干もったいない。  でも、わざわざ公園にして潰してあ

                            スキ
                            46
                            • 椎名林檎『無罪モラトリアム』

                               椎名林檎が1999年にリリースした1stアルバム。  間違いなく邦楽史に残る傑作だが、いつ聴いても「なんとなく異様なアルバムだな」と思う。  妙なユーモアが漂っているジャケットも、何度見ても慣れない。リアルタイムで今作のリリースを見ているけれど、未だに慣れない(勿論これは良い意味で、という言葉を付けさせていただきたい)。  このアルバムについて書くうえで留意すべき最大の点は、今作の収録曲の殆どが椎名が10代に書き溜めた膨大なストックの中から選曲されていることだ。  にわ

                              スキ
                              19
                              • 今年の初夏になって急にSyrup16gを聴き始めた人が勢いで無謀にも挑んだ全作レビュー [再結成後の近作編]

                                 こちらの記事の続編です。お手柔らかにお願いします2。にわかファンならではの思い入れの浅さ故か再結成後の作品も普通に好きなので、そんな感じのレビューになってます。 『HURT』 2014年8月にリリースされた8thアルバムにして、再結成後初の作品。ちなみに再結成の発表は同年6月で、その発表時に既に今作のリリースが告知されていた。  解散前の2005年~2007年頃にはライブで多数の未発表曲が披露され、また解散後の一時期、五十嵐は別バンド「犬が吠える」を立ち上げていたが、それ

                                スキ
                                13
                                • 禍話リライト「多重放送」

                                   電話してきましてね、あいつが。「どぉも!Kでぇす!」って。…そんな奴じゃないんですけど。 *  こっくりさんの話を集めているKさんが収集した話。つまりはこれも、こっくりさんの話である。  …ただ、こっくりさんを”やった”話、ではない。  とある高校で起きた出来事。  その学校では暑い時期になると、昼休みに放送部が「怪談ラジオ」的な企画をやるのが、毎年の”なんとなくの習慣”になっていたそうだ。  …とはいえ、その実態は図書室にある”学校の怪談”系の本に載っているような

                                  スキ
                                  93