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今週の良かった新曲感想【7/16~7/21】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。7/16~7/21リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。


#1『Here I am』/ Airani Iofifteen

◆所属:ホロライブ Indonesia
◆作詞・作編曲:水野あつ
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/fOSYzE

 2曲目のオリジナル楽曲。水野あつさんらしい優しさに満ちた美しいメロディが沁み渡るピアノバラードに仕上がってますね。イオフィの透き通った柔らかい歌声に加え、セルフコーラスも良い味を出しており、壮大な盛り上がりを魅せる終盤が本当に素晴らしいなと。これには思わず泣きを誘われました。三か国語による切ない歌詞にも胸が締め付けられますね。


#2『未来への空地図』/ 桃瀬にな

◆所属:PROJECT NEBULA
◆作詞・作編曲:市瀬るぽ
◆デジタル配信:無し

 初のオリジナル楽曲。2周年を記念してリリースされました。市瀬るぽさんらしい光り輝く音色が綺麗に散りばめられつつ、ストリングス系のサウンドで壮大さも演出された1曲。ステージに立つ姿が目に浮かぶ程で、ライブ映え間違い無しだなと。可愛いらしい歌声だけでなく、どこまでも響いていく様な優しいハイトーンボイスも魅力的。歌詞からはファンと共に育んできた想いを胸に未来へ進んでいく姿勢が強く伝わってきました。


#3『ねむりひめ』/ 星野うみ

◆所属:個人勢
◆作詞・作編曲:baKe
◆デジタル配信:無し

 初のオリジナル楽曲。1周年を記念してリリースされました。普段から添い寝ラジオなど"眠れる"コンテンツを提供している彼女らしい、心が癒される1曲になっています。絶対に眠る前に目を閉じて聴きたくなるはず。温かい音色に子守歌を思わせる様な一定のリズムも特徴的で、落ち着いたトーンの包容力豊かな歌声とも相乗効果を生んでますね。現在Live2D制作に向けたクラファンを実施中なので是非チェックを。


#4『I♡Luv it』/ 緋那ひなちび

◆所属:個人勢
◆作詞・作編曲:傘葱
◆デジタル配信:https://linkco.re/caNEmzSQ

 初のオリジナル楽曲。7月18日の誕生日を記念してリリースされました。キラキラした華やかなサウンドに包まれる中、優美なメロディが印象的な1曲。サビメロは背中を押してくれる様な力強さも感じますね。落ちサビで光るピアノや、間奏でギターが前に出てきた時のエモーショナル加減も好き。只々真っ直ぐにピュアな"ありがとう"を伝えてくれる歌詞や、それと同じくらい素直で丸みを帯びた可愛いらしい歌声も魅力的でした。


#5『map in the cup』/ AZKi

◆所属:ホロライブ
◆作詞・作編曲:やなぎなぎ
◆デジタル配信:https://azki.lnk.to/map_in_the_cup

 7月24日にリリースを控えたメジャ1stアルバム『Route If』のリード曲。かねてよりAZKiが敬愛する、やなぎなぎによる提供曲。カラコロと小気味いい音色を初めどこかレトロ感があるのに幻想的な音空間が素晴らしい。ゆっくりと波紋の様に拡がっていく美しいメロディも良いし、透明感溢れる繊細な歌声と見事に溶け合ってますね。日常の中で感じる特別さ、身近な小宇宙、そこに目を向けたくなる、そんな1曲でした。アルバム楽しみです。


#6『Switch ON』/ 小柔Yawara

◆所属:XY Production(中国)
◆デジタル配信:各種ストリーミングサービスにて配信中

 記念すべき1stアルバム。昨年からリリースされたシングル4曲に新規曲「風船」を加えた全5曲(+各inst5曲)を収録。
 これまでも紹介しましたが、改めて歌唱力高いなと再認識できる1枚に。名前に噓偽りない柔らかい綺麗な歌声の持ち主で、豊かな表現力は然る事ながら、歌い出しやニュアンスの残し方(吐息感?)も本当に綺麗。その魅力が存分に味わえるのはバラードの「ふたりだけ」や、チルアウト系のローファイポップな「diver」かなと。更に「勘違い」で大人の艶っぽさを魅せたかと思えば、ロックな電波ソング「Switch ON!」で可愛いらしいトコを前面に出してくるギャップには思わずオタクスマイル。新規曲「風船」も王道ピアノバラードとなっており、涙が零れそうになる魅力的な1曲でした。


#7『オヒトリサマ』/ 名取さな

◆所属:個人勢
◆作詞・作編曲:神田ジョン
◆デジタル配信:https://zula.lnk.to/TGVKHcZL

 3ヶ月連続リリースの2曲目。鮮烈で芳醇な音色がダイレクトに伝わってくるギターロックナンバー。歯切れの良いリズムを刻み、歌詞が気持ちよく絡んでいってくれてます。確実にバンドサウンドの熱を帯びながらも、名取ちゃんの可愛いさが残っているので唯一無二の味が出ているなと。生バンドで聴いたらより一層ヤバくなる事間違い無しなので、9月19日の1stライブ本当に楽しみです。


#8『感情革命ロックンロール』/ 七海うらら

◆所属:avex
◆作詞・作編曲:Tomato Factory
◆デジタル配信:https://muchoo.lnk.to/kanjokakumei

 ニューシングル。アニメ『未来の黒幕系悪役令嬢モリアーティーの異世界完全犯罪白書』のOPテーマに起用され、自身初のアニメタイアップ曲となりました。拳を掲げたくなるイントロで、王道アニソンらしい疾走感と勢い付くサビを備えつつ、歪んだギターが気持ちよく響き渡るロックナンバー。これまでも低音ラップ等を披露してきた彼女ですが、もう一段階低く・太くなり、瞬間瞬間のインパクトが前に出た歌い方が非常にカッコよかったです。拡声器を通した様なエフェクトも良いし、陰のライブアンセムになり得る可能性も感じました。


#9『DAIDAIDAIファンタジスタ』/ さくらみこ

◆所属:ホロライブ
◆作詞・作曲:じん、編曲:じん、庵原良司
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/pupb0o

 ニューシングル。9月25日に本楽曲を含む1stアルバム『flower rhapsody』をリリースする事を発表し、併せて有明アリーナにて1stソロライブの開催する事も決定。エンジン全開テンション高めでポジティブに振り切れる様にと、願いが込められている様な楽しい1曲。みこちの歌声での韻踏みは心地好い中毒性以外の何物でもなく、サックスなどの金管サウンドやホロメン達のコーラスによる盛り上がりも素晴らしい。現地チケ絶対に握るぞ!


#10『光』/ DUSTCELL

◆所属:ALLT STUDIO
◆作詞・作曲:Misumi 、編曲:じん
◆デジタル配信:https://lnkfi.re/dustcell_hikari_240724

 7月24日にリリースされる3rdアルバムの表題曲。タイトル通り、段々と温かな光が差し込んでくる様な1曲でした。素朴なアコギと繊細なピアノの音色をベースにしつつも、どこか超自然的サウンドが広がっていき、切なげな優しいボーカルを守り立てる美したるや…。ストリングス際立つラストや、繰り返されるメロディが泣きを誘うので、ライブ終盤で聴きたくなりましたね。アルバムを引っ提げたツアーは10月から開催されますので是非。


#11『INNATE feat.ゆある』/ *Luna

◆所属:無所属
◆作詞・作編曲:*Luna
◆デジタル配信:https://big-up.style/1QeCtciN1f

 お馴染み歌い手の"ゆある"とのニューシングル。ガチ名曲!ガチ泣き!蝉の鳴き声も聞こえる夏の雰囲気全開で、カラッとしたギターが爽快感を感じさせつつ、胸を焦がすエモーショナルなメロディが襲ってくるの最高すぎ。2:50~から激アツギターソロ⇒奥行き感のある広大なシンセ⇒壮大で切ないオーケストラと其々移行していくパートもヤバいし、再び集まる事でラスサビの感動が増幅されているなと。余りにドラマティック。歌詞は最初から最後まで天才的なんですが、2サビの言葉達がブッ刺さって泣きました。今年の下半期はコレで決まりかもしれません、本当に好き。


#12『Dreamscape//Kaleidoscope』/ Crystalview

◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア、エレクトロ
◆国:アメリカ(ワシントン)
◆レーベル:自主
◆デジタル配信:https://linktr.ee/crystalviewva

 2nd EP。3年ほど音沙汰が無かったんですが、今年再始動。シングルカット2曲を含む全7曲を収録。
 好みドンピシャ名盤です。キラキラとしたFuture Bassをベースにした雰囲気で、Future Bass特有の複雑でユニークなグルーヴにプログレッシヴ・メタルコアのDjentyなリフやドラマ性を見事に融合させた唯一性の高い1枚。スペーシーでビビッドなシンセサウンドと、オートチューン越しにセンチメンタルを伝える艶のある歌声はハイパーポップの影響も色濃く感じさせますね。浮遊感を十分に効かせた繊細美麗なメロディや、泣きと緩急を織り交ぜていく開放的な曲展開も絶妙で、先の歌声からは想像できないスクリームが迫ってくるギャップも堪らないです。Tr.1「「.Luna::/」とTr.6「/Blossom.」」に関しては、ラスト「「.Luna:://Blossom.」」を分割及びアレンジしており、EP全体を物語として楽しめる構成になってました。神秘性を放つ女性のデジタルボイスも相まってSF映画を見てる様な体験でした。そんな映画として捉えた時のピークは新規曲のTr.5「_Kaleidoscope:」かなと、本当にヤバすぎて笑顔が絶えなかったです。ジャケットイラストも気に入っているので、フィジカル欲しいんですが、アメリカにしか発送してなさそうで泣けますわ…。


#13『Odyssey』/ Sable Hills

◆ジャンル:メタルコア
◆国:日本
◆レーベル:Arising Empire
◆デジタル配信:https://arisingempire.com/odyssey

 3rdアルバム。何度か延期がありましたが、遂にドイツの名門レーベル「Arising Empire」からリリースされました。先行シングルに新規曲5曲(内inst2曲)を加えた全11曲を収録。
 ガチ名盤!延期を経て結果的にシングルカットが多くなりましたが、聴き込みまくっていたので無問題。それだけ何度でも聴きたくなる要素に溢れていました。メタルの伝統美をモダンな表現に再解釈していくスタイルは健在で、根底にある鉄クサくて熱いメロディ重視志向の独自性は他の追随を許さない凄みすら感じます。メロディアスで躍動感溢れるギタープレイを際立たせたまま、ボーカルが重なっていく瞬間が堪らなく好き。昨年6月に加入したGt/Vo. Wataruもイケボで美しさを添えつつ、全体の重厚感を底上げしてくれました。爆裂タイトなドラムによるグルーヴキープがあってこそ成し得る、フック満載の曲構成の巧さにも舌を巻くレベルで、Tr.4「Battle Cry」とTr.5「A New Chapter」は特に秀逸。アルバムを締め括るTr.10「Forever」⇒Tr.11「Tokyo」は泣ける程に素晴らしかったです。琴の音色や日本語詞もですが、初めて聴くのに知っている…遺伝子レベルで日本人に刻まれたエモーショナルな和メロに滾りまくり。日本を大切にしながら世界へ羽ばたいていく彼らの大躍進が今後も楽しみで仕方ないです。


#14『Burial Season』/ Our Hollow, Our Home

◆ジャンル:モダンメタルコア
◆国:UK(サウサンプトン)
◆レーベル:Arising Empire

 先日解散を発表(Gt/Vo. Tobiasの家族事情やメンバーの影響を考えると仕方ないと思える感じでした)し、最後のアルバムとして『Hope & Hell』を9月27日にリリースする事も発表。そんな同作からのシングルカット。
 オーケストラサウンドによる壮大な始まりを裏切る様に、ハードコア由来の暴虐な疾走感溢れるパートからブレイクダウンまで一直線。続けざまにOHOH節の効いたキャッチーな美メロが最高のタイミングで差し込まれる気持ち良さ。昔から大好きなバンド故に解散は本当に哀しいんですが、ラストのアルバムまでちゃんと迎えたいなと思います。


#15『Spawn of Decay』/ The Archaic Epidemic

◆ジャンル:ブラッケンド・デスコア
◆国:アメリカ(北ヴァージニア州)
◆レーベル:Blood Blast Distribution

 ニューシングル。今回も陰鬱で混沌とした世界観が強烈なデスコアとなっており、おどろおどろしい展開にも顔が引きつってしまいますね(そこが良いのだけれど)。プログレ要素もあるので細かく聴き入ってしまいますし、独特の獰猛性が炸裂したボーカルワークにも惹き付けられます。


#16『The Riddle』/ Stray View

◆ジャンル:オルタナティブ・メタル、ポストハードコア、ニューコア
◆国:アメリカ(テキサス州ダラス)
◆レーベル:Hopeless Records

 Vo. Dave Escamilla(ex-Crown The Empire)率いるバンドの3rdシングル。今迄で最もヘヴィでグルーヴィーな1曲となりましたが、ノリの良さは健在でサビも少し叙情的ながらしっかりキャッチー。Vo. Daveのスクリームをこれだけ聴ける日が再び訪れるとは…嬉しい限りです。シングル順調にリリースされてるので、アルバムとかも期待できそうですね。


―――以上、7/16~7/21はアルバム2枚、EP1枚、シングル13枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
※先週の新曲感想はこちらから。

#ライブレポート

【7/19 Orangestar ONEMAN LIVE "And So Henceforth," Tour@東京ガーデンシアター】

遠かったけど全体見渡せたのでOK!

 大人気ボカロP・Orangestarのツアー「Orangestar ONEMAN LIVE “And So Henceforth,” Tour」の東京公演に行ってきました。昨年リリースした3rdアルバム『And So Henceforth,』を引っ提げて、東京の前に名古屋・大阪を回ってきたツアー。半年前に開催された『Trio Colors Odyssey』でオーケストラ公演を見ましたが、ワンマンは初なので楽しみでしたね。

 出演者は、Orangestar本人のほか、Vocalに夏背、Bandmaster & Bass:pino、Vocal & Guitar:遼遼 (ルワン)、Guitar:もやし、Guitar:きこり、Drums:初穂、Keyboards:ナサガシという豪華バンドセット。まさかトリプルギターとは思わず、ずっと圧巻でしたね。演奏クオリティヤバいっす。

 セトリは後述しますが、本当に素晴らしいライブでした。開演前からスモークが焚かれて、雲の上でライブしてる様なステージ。メンバーが全員登場すると、いきなりアクセル全開で「快晴」スタートし、名曲「Surges」はOrangestar、夏背、遼遼の3人で歌唱。MV付きで、バンドセットの生音で、次々と名曲が来るのはやっぱり凄い、凄いとしか言いようがない…。「Henceforth」ではラスサビでの、"あぁ!夏を今もう一回"でのシンガロングが綺麗に実現して、ガチで感動しましたね。ペンライトもそうだし、会場全体の一体感も最後までとんでもなかったです。中盤では懐かしい「心象蜃気楼」をやったりもして。

 後半に差し掛かる前にMC。Orangestarさんも夏背さんも、東京ガーデンシアターでのワンマンは2年ぶり。あの頃は声出しも出来なかったので、帰ってこれた事と併せて、ファンの声が聞こえる事を喜んでいましたね。

 後半は2年前の再現も凝らした演出との事で、ステージ全体に紗幕が下りました。映像が大きく映し出され、後ろでバンドが演奏していくスタイル。このタイミングでバンド紹介もあったんですが、ここがセンス良すぎた。逆光でメンバーにライトを照らす事で、紗幕にシルエットだけが大きく映し出されていく感じで、今迄のライブ人生で初めて見る演出だったので本当に感動しました。その後、ボーカルIAの「Alice in 冷凍庫」で転調を繰り返して「Uz」へと繋いで魅せたのも、会場から拍手と声が上がって大盛り上がりでした、鳥肌もん。それにボーカル夏背さんでの「Uz」むっちゃ良いなと。

 終盤に行く前のMCでは、伊豆での収録合宿の話もしてくださって。笑えるほっこりしたエピソードを聞かせてくれました。近くに自家製のみかんジュース店があってお婆さんが人数分絞ってたり、深夜にボーカルレコーディング始まって目を覚ます為に走ったりw チームの仲の良さも伝わってくる様でした。そして、MC明け一発目は、アルバムの13曲目のつもりで作りました、と言っていた新曲「Postscript」を初披露。歌詞もメロディの雰囲気も、終りのその先を見せてくれる様な曲で、13曲目も納得の1曲。

 本編ラストパートは懐かしい曲多めで、ワンマン来て良かったなと思いながら聴いてました。「夏色アンサー」と「残灯花火」の怒涛の楽器隊ソロパートとかカッコよかったし、「濫觴生命」と「回る空うさぎ」は感動がじわじわと来る系だから終盤に持ってくる曲にピッタリだなと。ステージ脇からのシャボン玉演出も綺麗でした。そして、本編ラストはやっぱり「アスノヨゾラ哨戒班」!ラスサビ直前でペンライトが一斉に赤色へと変わる景色も最高でしたね。こればっかりは後ろの見渡せる席で良かったなと、そう思える位には綺麗すぎた。夏背さんがラストまで最高音をキープして響かせていたのも余計に泣きを誘ってくれましたし。

 アンコールは、「空奏列車」からスタート。Orangestarさんと夏背さんのハモリが逆転して、夏背さんが下ハモになってたのガチで良かった。続いた「シンクロナイザー」では、ボカロIAも加わり3人で歌ってくれたのエモすぎたし、皆んなで「1、2、せーの!」をシンガロングできたの気持ち良すぎて。そしてラスト「八十八鍵の宇宙」で泣きなんだが終われず、本当のラストは待ってました「DAYBREAK FRONTLINE」!!銀テも盛大に舞い上がり、Orangestarさん達もファンも全力で歌って大合唱。もう余りに完璧なアンコールパートだったと思います。エンドロールでは最新曲「Encounter」が流れ、この上ない極上の余韻の元、盛大な拍手に包まれて幕を閉じました。

 改めて、初めて参加したワンマンライブ最高でした。何度も泣きに襲われかけましたね、ホントにどれも名曲がすぎる…。ボカロ音源も好きですが、ライブならではの生歌と生バンド、それに演出と観客の声出しも、全てが泣きへのトリガーとして機能している特別なライブが出来上がっていたなと。Orangestarさんの曲を聴いていると、懐かしさと新鮮さが同時に襲ってくると云うか、聴いた事あるのに新しく感じるんですが、この感覚は、音源とライブの関係性が他のアーティストより少し特殊だからなのもあるなと。ライブならではの要素が大きいけれど、音源を蔑ろにしてる訳ではなくて。夫婦でのボーカルパフォーマンスって所もそうだし、どこか神秘性すら感じるライブにより多くのファンが惹かれているんだろうなと。半年前のオーケストラ公演とはまた異なる、ワンマンならではの体験ができたので本当に来て良かったです。沢山の感動をありがとうございました!

【セットリスト】
1.快晴
2.滑走
3.白南風
4.Surges
5.Henceforth
6.霽れを待つ
7.心象蜃気楼
8.Nadir
9.MOON-VINE
10.Aloud
11.Pier(Vo. IA)
12.Alice in 冷凍庫(Vo. IA)
13.Uz
14.ノクティルーカ
15.Postscript
16.夏色アンサー
17.残灯花火
18.濫觴生命
19.回る空うさぎ
20.アスノヨゾラ哨戒班
21.空奏列車
22.シンクロナイザー
23.八十八鍵の宇宙
24.DAYBREAK FRONTLINE


【7/20 パン野実々美 メジャー1st EP「Music Meets Me」リリース記念イベント『Mimimeets~焼き立てパンのお届け~』@新宿タワーレコード】

タワレコのリリイベとか数年ぶり

 佐賀県出身19歳のネット発シンガー"パン野実々美"のメジャー1st EP『Music Meets Me』のリリースを記念したイベントに行ってきました。内容はミニライブとツーショットチェキ。みみみちゃんのライブは何度も足を運んでますが、リリイベみたいな店舗イベは初だったので、楽しみでした。

 新宿タワレコの9階、特設会場でのミニライブは約30分程で大満足。EP収録曲全てと、初オリ曲「Take You Higher」の計6曲を披露してくれました。最初から最後まで、ずっと本当に良い表情で最高の歌声を聴かせてくれました。いつものライブより距離がかなり近い事もあり、時に観客の一人一人と目を合わせて、微笑みかけながら歌っている姿が印象的でしたね。一方で、「夏雨」や「群星」のキメるフレーズでは、しっかり遠くを見据えて届かせる様に歌声を響かせてました。この2曲に関しては、個人的にみみみちゃんの好きなポイントが多いので、やっぱり好きだなと再認識できました。グッと感情を込めてタメた後に、拡がっていくのが本当に良いんですよ…。表情や仕草も見えるライブだと尚の事。
 MCは、いつもの如く?緊張なのか噛み噛みなのですが、そこもまた愛らしいトコなのでw ラストの曲に行く前に、会場だった新宿が2年前の1stワンマンライブでの会場でもあった事を振り返ってくれましたね。そんな訳で、あの時から大切にされてきた想い出深い曲「Take You Higher」をラストに披露。まさか聴けるとは思ってなかった嬉しかったですね。声出して拳掲げて思う存分楽しめました。間違いなくホーム感あって最高でしたわ。

 ミニライブ後は記念撮影のチェキ会。CDを記念に持って撮りました。話せる時間もあったので、"Take You Higher聴けて嬉しかった~"とか、"1stワンマンから行ってて2年も経ったのヤバいね"とか、色々話せました。CDが未開封だったので、"開けてフォトブックもあるから見てみてね!"とも言われまして。帰宅後見てみたら本当に豪華仕様。ただの歌詞カードではなく、ライナーノーツ的なのも書かれてたし、ライブ写真も沢山ありました。なんか見てると本当に感慨深くなると云うか、このメジャーデビューEPがこのリリイベ含め記念すべき作品になったなぁと嬉しく思います。まだ19歳ですから、今後の活躍が楽しみで仕方がないです。8月はワンマンライブもあるので。改めて、想い出に残るイベントをありがとうございました!

【セットリスト】
1.私になれ
2.すごいInvisible。
3.夏雨
4.ハニートースト
5.群星
6.Take You Higher

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