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第六感の発動。意識的に使うには。

なんでかわかんないけど
めっちゃ好き、というもの。

その好きな理由は
いっぱい後付できる

いや、もう後付でしかないんだなって
確信したんです。

さっき
「だからか!!!!!!!」
「だから好きだったのか!!!!」
と自分なりの答えが出たんです。

「これ、身体感覚のほうが先だった!!!!」
「感情を、まず身体で感じていて、思考はその理由付け必死で探しまくってるんだ…」

ってことがあったんですよね。
いや、第六感。
第六感が発動している、っていう話。

いや、違う。身体じゃない。

第六感が発動したことを
身体が感知して、脳がそれを認識する

この順序じゃないかと。

で、小5のとき
初恋しちゃった時のことなんですけど

初恋の話とかしだしちゃって
恥ずかしいけど

まぁもう初老なので
恥ずかしいとか、もういいんですけど

(初老とは40歳以降の年齢を指すそうです。)
(最近それを知り、開き直れましたもう。何かを)

そんな初老の昔話で
いつかの初恋とかの話なんです。今回は。
すみません。

その初恋のお相手なんですが

超ーーー冷徹みたいな雰囲気で
でもふざけると狂ってて
めちゃくちゃ面白い。
クレバー野郎な男の子。

で、別にいい人ではない。でも
ふいにめっちゃ優しい。

そして誰にも流されない。
冷静沈着。唯我独尊。
纏う空気感が綺麗で。
すごいドキドキしてた。

うわ〜〜〜〜〜
これが恋かぁ〜〜〜〜〜って。
胸が苦しいーーーーって。

で。その子視力が弱くて。
何かにつけ目を細めるんですよね。
キュイーーーって。
目ぇキュイーーって。

それ。
それがもうグッサグサに
刺さってたんですよね当時は、胸に。
かっこよすぎて。

多分めっちゃ
目で追っちゃってたんだろうけど
自分ではバレてないと信じていた。

もう、授業中とか
チラッと見ると

ヒィ!!!!!
かっこい!!うわ!!!!

ヒィ!!!またやった!!!
目、細めるの!!!!!!
ヒイイイ!!!!!!!

なんて、心臓が大変なことになっちゃって。

で、その子
全然モテるタイプの子じゃなかったのに
中学に入りグイーンと背が伸びて 

髪の毛サラッサラの長い感じになり
もうめちゃくちゃモテはじめちゃって

なんかいつの間にやら
イケメン、ってやつになってて。

いつも華やかな女の子に
囲まれちゃう存在に。
モッテモテ。

いやいや!わたしは
彼の魅力にいち早く気づいていたさ!!!

みんな見た目がかっこいいからって
キャーキャー言っちゃってるけどさ!!!

と、声高に熱弁を振るうこともなく
さっさと風呂敷を畳んで撤収。
初恋、終了です。
ひとり、ため息の日々でした。

美女と野獣の逆バージョン
っていうか美少年と汚泥みたいな
わたしと彼… 

なんせセルフイメージが、
もう地の底だったんです。
わたしは。人生大半。

近づけもしない。
もう目で見るのも自分で禁じた。

こんな汚泥のような自分が
美少年になってしまった彼を見るだなんて
許されることではない、と。

なんかもう…
どうしようもないわこれ…

って、勝手に好きになった上に
勝手になかったことにした。

で、放課後
サッカーをしてる彼を
教室から見て…

あぁ、やっぱり
かっこいい〜……………………って。
胸を痛めていた。

だめだめ。普通の人間みたいに
恋とか無理なんだから。無し無し。
自分はそういう部類の生き物ではないの。

って、「好き」と「禁止」を
強烈に同時にやってた。
中1ですね当時。



そして時を経て

専門学校に入ったんです。音楽の。
その時に学科ごちゃ混ぜで
教室にいたときのこと

なんでかわかんないけど
すごく気になる子がいて。

教室はワチャワチャわいわい
ガヤガヤ騒がしかった。

そんな中やっぱり気がつくと
目で追っちゃってんでしょうね。

彼に気づかれないように見てた。

恐る恐る見てみる、
うわかっこいい………
グサグサグサグサグサーーって
胸が苦しい。

その子もやるんですよ。
なんか目をクイッと。

その子の場合は
目を二重にシャキーーン!!!!とさせる動作。

眉毛持ち上げてまぶた引き下げて
目を見開くとハイ、キリッ!!
二重!!!みたいなやつ
あるじゃないですか、動作。あれ。

なんか………
気になっちゃって。

で、ある時
教室にいっぱい人がいた中で
またチラッとその子を見たときに

バチーーーンって
目が合っちゃったんですよね。

やばい!!!!!!!
死んじゃう!!!!!!!って
逸らそうと思ったけど
金縛りのように動けなくなり

その刹那、目をクイッとさせて
二重シャキーーン

ニコーーーって
キラッキラの笑みを
彼は投げかけてきたんです。

やられた!!!!!!!!!!!!!

もう光ってたその子が。
で、即座にわたしは身体が浮き上がって
ズビャーーーーーーーーーーンって
落雷みたいな衝撃が走った。

バコーーーーーーーーーーンって
爆発した。頭が。

時が止まって
周りに誰も居なくなって

教室は静かになって
彼しか居なくなった。

その瞬間は永遠のように
ゆっくりと光っていた。

…と、いうような
感覚に陥ったんです。



落雷、感電ののち
腑抜け状態になってしまって、
彼がそれに気づいて

えっ?えっ?どうした…?
みたいな表情をしてたのも
よく覚えている。

もう完全に好きになっちゃった。
惚れてもうたんですね。
その瞬間に。

で、何なのよ、って。
何の話よこれは、っていうね。

何の話聞かされてんのよって
思いますよね。
こんな話してすみません。

違うんです、ここからなんですよ本題は。
長いですよ今日は。


時を移して、
今から6年くらい前の話になります。

You Tubeで「なんかこの人、気になる……」
って、いうピアノ弾きさんがいたんです。

心地よく気持ちよく楽しそうに
ピアノを弾く子。
キラッキラ輝いてた。
音色ももちろん素晴らしかった。

で、ある時。
ピアノ弾きさんだったのに
急に歌い始めたんです。

歌もすごく良い…!!!

そしてある時
新着動画に気がついた。

大好きな曲をカバーしてる!
「Just a two of us」だった。

やばい!!!!!これは!!!!
と、喜び勇んで再生してみると

良い…………………………………… 

めちゃめちゃ
もう、めさくさ、めっっさくさ
めっっっっそくそ良い。 

で、サビにきた時。
何とも言えない目つきで
ニコッと笑った顔に

ズビャーーーーーーンって

ドカーーーーーーーーーーーーンって

また、やられちゃったんですよね。
頭。爆破。わたし。

そこから大好きになっちゃって。
でもまぁ恋しちゃったんだろうな。うん。
やられた。やられた………………。


そして、さっき思い出したんです。
そのピアノ弾き語りしていた子が

目をクイッ!!!!と二重!!
シャキーーンとしてニコッと笑っていたことを。

あれ?あれ?
これってまさか…
あの子とおんなじ感覚だ…!!!って

あの子の使っていた感覚。
あの子の放っていた感覚。
あの子に恋をした感覚。

今更。気づいたんですよね…。
大好きだった子と
そのピアノ弾きさんの放つ感覚が
すごく似ていたことに。

顔の造形は違えど、醸し出す
何とも言えない雰囲気。

あの、二重クイッ!て言う動作。
それが一緒。
でも、それが良いって訳じゃなくて。
それが好きかと言われるとむしろ苦手。

それに二重フェチという訳ではない。
じゃあ何なんだよと。

で、気づいた。
すごい肚落ちした。

目をクイッとさせて
二重を作る人って結局
目で物体を見てないんですよね

目が二重になった状態を感じている。
身体で感じている。
目で何も見てないの。
目の状態がどうなっているかを
感じている、という動作をしている。

ただ、目がシャキン!と
二重のシワができていることを
感じている目なの。

目で、物体を見ていない。
感じている目。
空間を観じている目。
自分の身体感覚を感じている目。

んー、ちょっと語弊があるかもですが
目ぇイっちゃってる、みたいな。

エガちゃんとかヒロトとか 
藤井風(前述したピアノ弾き)さんとか
向井秀徳さんとか鎮座DOPENESSさんとか

良くない言い方ですよ
良くない言い方ですけど
なんか気持ちよくなるものでも
やってるのかな、みたいな。

英語圏の人が「I don't know」と話すときに
肩をすくめながら
目を上向きというか半白目みたいにしている
あの感じ。

重心が下にありながら
意識を上に放り投げるような
拮抗とは逆の感覚。

あれ、なんですよね。きっと。
わたしがズビーーーーーーーーーンと
来てしまうやつは。

狂気と純粋さと天才性と劣等感と
獣と人間と
理性と情熱とが現れる身体的表現、動作。

こんな事伝わる人いるのかな
いないよな…居てくれないかなどこかに…

その、物体を見ていない目が醸している
何とも言い難い雰囲気。
それに引き込まれていた。きっと。

で、しかも今更思い出した。

その、目が合った瞬間
時が止まって惚れてもうた、っていう
自分にとっては一大事が起きた
その頃と同時期。学生時代のこと。

同じ学科の友達の彼氏が男子寮に住んでいて  
一緒にに行こうよ!って誘われて。
女一人で行くの心細かったんでしょうね。 

わたしはバレたらヤバいからと
遠慮したけれど、
口説き落とされて、結局のところ
こっそりお邪魔したんです。
女人禁制だったんですけどね。

で、友達とその彼氏の部屋に
お邪魔したところ
嘘だろおい、っていうくらい

彼らは二人だけの世界になっちゃったので
おいとましたわけです。
お邪魔かな、と。

ていうか、目のやり場がなくて
気まずすぎるわボケェ
くらいの気持ちだったような…。

そしたらどういう流れかわからないけど
その部屋を出て…

何かの流れで
わたしの惚れてしまった子の部屋に
なぜかわたしお邪魔することに
なっちゃったんですよね。

すっごい恐ろしいほど
ドキドキで、でもワクワクで。

生きてきて、男の人と
喋ったことなんて本当に全然なかったし。

小学校の頃、公園に遊びに行く
仲間とか、そのくらいの時期くらいに
少し話したくらいのもので。

中学高校と、THE思春期なお年頃は
男の人とか異次元過ぎて無理だった。 

抱えていたコンプレックスが凄すぎて。
男の子と喋ったりなんか
全っ然。できたものではなかった。
同性とだってギリギリだった。

そして、すべてを賭けて入った専門学校。
人生を変えたくて。

最初の数カ月は
誰とも話すこともないまま過ぎ去っていき
人生変えたくて飛び込んだのに
何も変われない自分にうんざりして

それでも少しずつ…
徐々に徐々に打ち解けてきて
友達ができてきて
そして好きな人もできて……

で、この展開だったんです。

好きな人の部屋にいる。
ふたりで。
こんな自分なのに。 

すっごいかっこいい、可愛い
キラッキラしてる男の子と。

例えるなら、まるで
寝起きそのままで、パジャマのままで
宇宙に放り投げられてしまった

そのくらい異次元なことで。

突如、宇宙に放り出されて
重力すら失い、フワフワと
そして混乱と、そして最高潮のドキドキとで
彼の部屋へお邪魔すると
CDをいくつも広げてくれた。

そして、自分のお気に入りの
曲を何曲も流してくれて
その曲への思い入れというか
彼なりの解説を語ってくれた。

なんだこれ。この空間。
なにこれ。なに。なに。オシャレ過ぎないか。

素敵な音楽
彼の好きな音楽
わたしに聴かせてくれている。

ふたりだけの空間。
好き過ぎて見れない。

思考が追いつかない。
頭が爆発してしまう。
胸が苦しい。

その子、めちゃくちゃ音楽に詳しくて。
自分より年下だったんですけど

激渋な音楽、触れたことのない音楽
いっぱいいっぱい知ってて…

その曲のどれもがオシャレだった。
全く知らない。全部英語。
全部まろやかな音。

とにかくオシャレで玄人向けっぽい。
すごい。

そして何よりも全然、まったく
何にも良さが分からなかった。
でもなんか、すごいんだろうな。って。

ただただ、わたしに
「これは有名な映画に使われた曲で…」
「これはもう!すっごい良いんですよ…!」

とか、無邪気に楽しそうに
身体いっぱいに使って
自分の好きなことを語る彼を感じていた。
幸せを感じていた。

で、「これは恋人同士が聴く歌なんですよ」
って流してくれた曲。

これは聴いた瞬間から、すごく好みだった。

もうイントロからとろけるような
甘いサウンド。
めっちゃくちゃ良い……………。

それが「Just a two of us」だったんですよね。

前述した、You Tubeで
ピアノを弾いていた人が歌った歌。
それだった。
 
「だからか!!!!!!」
って今日、ふいに気づいたわけです。

あのYou Tubeのピアノ弾きさんの
歌う姿に電撃走ったのは。
追体験。

恋に落ちた瞬間を身体が思い出して
電撃を走らせた。それだ。

だから何だよ、って話なんですけど、

自分の中では
完全に繋がった!!!!!!って
すごい気づきがあったんです。

「だからか!!!!!!!!!!」って。

身体が先に反応している。
何事も。

その反応に対して、脳が
理由付けをしていく。

これは〇〇だ、と認知していく。
あれはこれ、これはそれ、と
脳みそが瞬間的にラベリングしていく。

そして、その身体の反応が
また再び起きたときに
「これは〇〇だ」って思い込んでいる。

脳みそは危険を回避する思考を
懸命に促す働きをする。

突き詰めれば
「これは大丈夫、怖くない」
「これは危険、怖い」と
瞬時に識別、判断をしている。

過去に記憶したこと
もう体験したことと照らし合わせて
カテゴライズして。

でも、これ、まだ知らない!
体験したことない!ってことに対しては
脳のラベリング機能が
バグりだすんだと思う。

バグじゃないな、
ラベリングが瞬時にできないものを

これはなんだ?!
知らない!これ…。
この出来事と同じもの感じたことない…
と、必死に働きはじめる。

そのような状態で自分が「意識」を
使うことができたら
自分の意識した通りのラベリングが
成功するんじゃないかと。

自分の信念に基づいた
想念がエネルギーに乗る。

その時に脳が恐れを検知してしまった場合
混乱、というか
「これは安全ではない」って
認識して、必死でその理由を
言語化して身体を硬直させる。
もしくは腑抜けになる。

相手からそのエネルギーを
受けたときにも同様に。

「なんでかわかんないけど」は
脳が追い付いていなくて

ラベリング不能状態
ってことなんじゃないの、って。
自分なりの仮説、見解を立てているんてす。

ラベリングしよう、と
思考を働かせると

その時に感じている
「理由は不明だけど、すごく感じている」
という感覚が薄れてしまう。

思考を働かせると
感覚優位だった状態から
思考優位に切り替わってしまう。

つまり、感じたことに対して
言語化させて整理するという
思考領域を使うことを
脳みそが拒否している。

感じていたい。
感覚を薄れさせたくない。
感じていたい。
だから、言葉にしたくない。

脳みそを働かせたくない。
思考優位に傾きたくない。
感覚優位でいたい。
感じていたい。

だから、それが
「なんでかわかんないけど」になる。
「この感覚、脳みそ、使いたくないんだけど」
っていうこと。

めいっぱい感じていたい
考えたくない、思考したくない
脳みそで捉えたくない

それが「なんでかわかんないけど」の状態。

それが、
なんでかわかんないけど好きっていう状態

それはもう、めいっぱい感じていて
感じたくて感じたくて
五感をものすごいフル稼働させていて

目でも耳でも皮膚でも匂いでも
たくさん感じていて
もはやメーター振り切っちゃってるから
「第六感」が発動してるんじゃないかな、って

五感をフルに使っている状態が極まると
第六感が発動する。

熱唱しているときは、そのゾーン。

そしてその逆に
五感を使わない。五感をオフにすると
第六感が発動する。

陰極まれば陽と成す、のそれ。
合気道は…こっちなのかな。静寂さ。
瞑想。


前者後者とも似ているようで
対極のようで…

出ていく力と入ってくる力とが
同時に起きているから
どの道同じ事を指しているようでいて。
トーラスのそれのように。

とにかく、前者後者両者ともに
人間の感じうる感覚を
フルに使う、もしくは
まったく使わない。

それが「なんかわかんないけど」の正体。
脳みそを認識不能に陥らせることで
第六感がうずいている。

で、その第六感を意識的に発動させる
音楽、合気道、ダンス
書道、芝居、アート、
んー…なんでもいい。
人と話すことでも、なんでも。

神業と呼ばれる領域の技って
それなんじゃないかなと思ったんです。

霊感、スピリチュアル能力
カリスマ性、霊能力
不思議な力、勘、うたごころ。

第六感によって動かされる動き。

それが、人間がおよそ
努力しても及びようのない事を
成してしまう、ってやつ。

きっと、そうなんじゃないかって。

今回はもうすみません
誰ももう付いてきていない気配を
ひしひしと感じながら
もう、行ったれ!!と振り切って
書きまくってしまいました。

まもなく6000文字
過去最高記録の長文になっちゃった。
あーあ。

どうやったら理路整然
単刀直入にわかりやすく 
言えるようになるんだろう。

第六感……………
文章執筆で使えるように
なれたらいいなぁーー。

あ!ある!あった!!!!!
自動書記。

前に精神キワキワの状態になったとき。
ノートに向かってペン握ってたら
ブッワーーーーーって。

最初は自分で書き始めるんだけど
もう途中から見てるの。
うわ〜…勝手に出てくる…って
俯瞰している。自分を。

もう自分じゃない何かに動かされて
ペンが走っていく。
文字が出てくる。それを見ている。

そして、その言葉に
「そっか…そうなんだ…」とか
「そう、そうなんだよね…!確かに…!!」
みたいな
「その言葉……!!欲しかった!!」なんて
感動しちゃったりもして。

入っちゃってたんでしょうね。
ゾーンに。

そういうことなんだよやっぱり。
そういう、第六感を発動させて
表現しているものに
人は惹かれるんだよきっと。

自分でもその感覚に
惹かれちゃってた。
自分で自分に合気をかけてるというか。

初動は自分で起こすが
あとは身を任せておけば止まらなくなる。

エゴではもう抗えないほどに。
人間が太刀打ちできない領域。第六感。
発動したらもう、あとはもうお任せする。

「なんかわかんないけど」って。



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