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評価は寝て待て

自分への評価をしてしまっている時って
「そんな暇もないくらいに
夢中になれることがない」っていう
現れなのかもしれない。

歌もね、歌いながら
評価、採点、ダメ出ししている時って
夢中になれていない時ですよね。

分析や評価やらを味わうのは
歌い終わってからの話。

歌っている最中
いろいろ感じたり、思ったりはしていますが
「思考を掴まえない
流れるままに、いなしていく」
という話を前回しましたが

歌をほっぽらかして
分析しだしたりしたくない。
してほしくない。

生徒さんにも
安心して夢中になってほしい

失敗しないように色々考えて
歌おうとせずに。

質の良い失敗を重ねてほしい

自分の歌に対してのフィードバックが
すぐに生まれてきて
よく吟味したくなることがあると思う。

レッスン中は
それ、先生がやりますんで!

安心して夢中になってね。って
思ってます。伝えています。

思考は先生がやっておくから
生徒さんはただただ
伸び伸びと歌ってほしいんです。
安心してしっかり失敗してほしいんです。

失敗しないように注意しながら
やってみて失敗することと、
やりたいようにやってみて
結果上手くいかなかった失敗の質は
全く違うんです。

自分のありのままを表現して
質の良い失敗を重ねてほしい。

思い切りやってみて
うまくいかなかったとしたら
それは必ず自分の糧にしかならないから。

素晴らしい教えや
先生や、やり方や正しさや… 

自分の外側にあるものでは敵わない
自分の内側から湧き起こる気づき

それが起きるときは
本当の自分が出てきた時だけ。

むしろ、その本当の自分が出てきたならば
もう成功じゃないですか!


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