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採用で意識してほしい前提条件

どうもみなさん、Crown CatのCHROのKENZOです。
私は、求人広告の営業から始まり、人事領域のコンサルやスタートアップでの人事責任者、事業責任者などを行ってきました。Wantedlyでは年間で賞を受賞したり、4000件の応募を一人でさばいたり、半年で役員含む60人以上を採用したりと、「採用」に関わることが多かったので、今回は「採用」にフォーカスしてお話ししようと思います。

スタートアップから大手企業までの採用のお手伝いや自組織の採用を行ってきましたが、前提として把握するべきポイントが把握できてないことが多数あるなと感じます。これからの時代は、経営者、事業部長やマネージャーが採用についてもしっかりと理解していくことが必要です。

この記事を読んで欲しい人

▼初めて採用を行う人
▼人事担当者
▼採用を行なっている経営者、事業部長、マネージャー
▼採用や組織創りに困っている人
▼未来の人事担当者

▼大前提

▪️本当に必要な人材か
▪️選択できる雇用形態は何か
▪️売上にどうレバレッジが効くのか
▪️今の採用か未来の採用か

大前提として、当たり前ですがなぜその人を入れるのかを言語化してください。本当に必要な人材なのか、選択可能な雇用形態は何か、入社することでどうレバレッジが効くのか、今すぐ必要な人材か未来になって必要な人材なのかなど。なんとなくやっている企業も多いので、しっかりと明文化できるようにしましょう。

▼欲しい人材の階層の把握

▪️シニア(8年〜)
▪️ミドル(4年〜8年)
▪️ジュニア(1年〜4年)

次に人材の分解をしていきます。欲しいと思う人材はどの層なのか。
シニアはだいぶ若く設定しております。
実際の年数よりかは、どんなスキルを保有しているのか、どんなことができるのか、年収はどれくらいなのかをジュニア、ミドル、シニアのような形で可視化してきましょう。

▼欲しい人材は、マーケットにいるのか。

▪️YES
→自社で採用できるのか?
→自社で採用できない場合理由は何か?
→それは解決できる課題か?(どうしたら解決できるのか)
※採用から組織や事業、経営戦略の課題解決に直結していくのはこのパターン
▪️NO
→どういった軸で採用すればいいのか?(いない場合見直しが必要)
→違う業界でも要素が似ている人はどんな人か?
→3ヶ月育成でフィットする人、6ヶ月育成でフィットする人はどんな人か?

欲しい人材を聞くと、大体は理想な人が返ってきます。大事なのは、理想な人がマーケットにいるのか、その人は自社に魅力を感じるのかを客観的に把握しておくことです。今は、売り手市場なのでどこもかしこも人を採用しています。ライバルは、競合だけではなく、全企業と思った方がいいでしょう。

大体の場合、マーケットにいないか少ないことが多いです。その時に大事になるのは、理想の人にある程度の期間でなれそうな人を明確にしておくことです。教育なのか慣れなのか色々あると思いますが、3ヶ月/6ヶ月くらいの期間でフィットしそうな人のスキルやマインド、経験を言語化していきましょう。これが結構難しい。

少し、採用パターンについてもお話しします。

◆よくある採用のパターン

▪️任せたい業務やポジションに対して、そのまま人を当て込む
 例えば、セールスマネージャーが採用したいのでマネージャー経験がある人を採用して入れる。

採用できるに越したことはないですが、マーケットにいなかったり年収が合わなかったりと難しいことが多く、採用までに時間がかかることも多いです。

◆おすすめの採用パターン

▪️今いる人材の業務の何%かできる人を採用する
 例えば、今いるセールスがやっている業務の30%をできる若手を採用して、余白を創って今いる人ができる業務を増やす。

私が組織を大きくできた時によくやっていたのは、このパターンです。
欲しい人材がいないケースが多いので、この形が最初は好ましいかなと思います。業務分解に近いです。特にスタートアップはスピードが重要なので、採用のスピードも非常に大事です。もちろん、マインドやカルチャーに合わない人は入れない方がいいです。個人的には、若手の方がいいマインド持っている人やフィットしていく可能性は高いなーとも感じます。

▼採用手法はどうするのか

▪️人材紹介
▪️求人広告(前金、後金)
▪️派遣
▪️SNS
▪️オウンドメディア
▪️リファラル

ざっと書きましたが、採用手法は無数にあり、かつサービスも無数にあります。何があっているのかの情報収集は欠かさず行いましょう。常に新しい媒体や採用手法が出てきます。

採用は簡単に見るが、ものすごく奥が深い

いかがでしたでしょうか?
あくまで最低限の前提条件なので、これ以外にも知らないといけないことやすり合わせないといけないことは山ほどあります。

売手市場や求職者のリテラシーの向上、企業のリテラシーの向上や多様化など様々な理由で、採用は非常に複雑化しており、片手間でできるほど甘くなくなっています。

しかし、事業を創るのはやはりです。
人→組織→事業となっていきます。
採用にしっかりと人員もお金も知恵も使っていく企業が勝ち残っていきます。(見せ方という採用広報などもあるので後日また書きます)

ぜひ、なんとなくやっている採用を科学し、見える化し、言語化していってください。

…もっと採用について相談したい!話を聞きたい!という方はぜひCrown Catへお問い合わせください!

Crown Catは、「entrance」というをコンサルパッケージを開発し、人事担当の選任がいない、採用で困っているなどのお悩みを抱えている企業の支援をしております。また組織開発や評価制度などの人事領域全体のお悩みを抱えている企業様には、HR組織の設計(HR Design)なども行っております。

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もちろん、採用だけでなく人や組織にまつわることでしたら、
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