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【編集日記】「最初の1分」だけ頑張る!説明下手な編集者がつくった誰でも説明上手になる本

今回は『説明の上手い人が「最初の1分」でしていること』を編集した大沢が担当します。

こちらはエアウィーヴ、バーミキュラを手がけた、PRプロデューサーの笹木さんに「ツカむ説明」のコツをまとめていただいた本です。

みなさんもご経験があると思うのですが、打ち合わせやプレゼンで、最初からスムーズに話せるとうまくいくけど、最初につまずくと挽回するのはめちゃくちゃ難しいですよね。

僕自身、説明するのはあまり得意ではなく、手元に資料がないと不安になるタイプなのですが、「自分がうまく話せるときと、そうではないときは何が違うのかな」とずっと思っていました。

そんなとき、ご縁があって著者の笹木さんにお会いしたのです。
笹木さんは「伝え方」というテーマを持っていました。

確かに言われてみれば、忙しいメディアの人に、どうやってPRパーソンの人たちは商品やサービスの魅力を伝えているのだろう。
そこで何が重要なのかを聞いてみると、

「最初の1分ですね、そこで決まります」

とお話されて、「おお〜」とまさに惹き込まれたのですが、さらに聞いてみると、ものすごい再現性の高い内容があることがわかり、「ぜひ本にしましょう!」ということで制作がスタートしました。

内容もさることながら、笹木さんご自身が元々研究職で「話すのはむしろ苦手だった」というお話が強く印象に残っています。
その時、僕も含めた「話すことに苦手意識がある人」に役立つ本にしたいと思いました。

だからこそ、本書は多くの人が真似できる具体的なノウハウを記載することにこだわりました。

以下の6つのステップに基づいて、「ツカむ説明」を解説しています。

STEP1 一言
STEP2 実績
STEP3 ビフォーアフター
STEP4 特徴
STEP5 ストーリー
STEP6 提案

自分は説明する時に「特徴」を先に話していたので、この並びにはびっくりしました。この順番を意識して話すだけでうまく説明できるようになると思います。

また、制作の途中でタイトルの変更を相談させていただいたとき、笹木さんが、

「自分のこだわりよりも、他の人の『これがいいですよ』という言葉を信じています」

とお話されていたことも印象に残っています。この言葉を聞いた時、PR思考は仕事だけではなく、日常を豊かにしてくれる考え方なんだなと思いました。

また、株式会社LITAの広報の方々と一つのチームとして、制作から発売後のPRまで動くことができたこともいい経験でした。「ここまでやるのか......」と驚きの連続です。

先日、都内の書店さんでイベントを開催させていただきました。講演後に来場者の方が「話すのが苦手なんですけど、自分でもできる気がしました」とお話されているのを聞いたとき、本当に嬉しかったです。

これからも、この本を知ってもらえるように頑張りたいと思います。
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