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私を構成する9枚 ~らいver~

こんにちは!

私を構成する9枚、今回は新メンバーの”らい”ことゆいちゃんに選んでもらいました!

最後までお楽しみに!

①  シフォン主義 / 相対性理論

小学6年生の時に父の車でいつも流れていたアルバムです。中毒性のあるメロディーと独特な歌詞が耳に残るので、小学生ながらこのバンドはやばい!と感じたのを覚えています。Vo.のやくしまるえつこさんのウィスパーボイスで心地いいけだるさに導かれます。歌詞は意味あるの?と思うほど不思議な言葉選びをしていますが、一方でどこか切なくなるような表現もあり、とにかく魅力的です。特に「夏の黄金比」は毎年夏の終わりに聞きたくなります。
相対性理論はメディアへの露出が少なく、福岡で行われたライブは2019年が最後なのですが、この年は大学受験で行けず、とても悔しかったのを覚えています。大学生の間に必ず一度はライブに行きたいバンドの一つです。


②  踊れないなら、ゲスになってしまえよ / ゲスの極み乙女

このアルバムも小学6年生の時に出会いました。1stEP「ドレスの脱ぎ方」の時からよく聞いていました。特に「キラーボール」は、当時歌詞の意味などはよく理解してない状態でも、そのキャッチ―でポップなメロディーに惹かれました。また「スレッドダンス」は川谷さんらしい流れるようなラップが心地良いです。また棘のある歌詞は、中学生の時の反抗期だった自分の心情を代弁してくれているように感じ、ゲスの極み乙女の曲ばかり聞いていました。そしてなによりピアノとベースがピカイチで、おしゃれに仕上げられています。この時からずっと川谷さんの創る音楽の虜で、川谷さんのプロデュースする音楽は必ず聞くようにしています。毎回期待値を上回る素晴らしい音楽を届けてくれるので、本当に尊敬しています。


③ 吹き零れる程のI、哀、愛 / クリープハイプ

高校生の時から聞いているアルバムです。元々ハイトーンボイスのボーカルが好きだったのですが、感情を爆発させたようないい意味で切迫した尾崎さんの歌声には特に惹かれました。このアルバムも本当に名曲ぞろいで、邪道な恋愛観に尾崎さんらしい表現が施され、唯一無二の存在だと感じます。尾崎世界観の名の通り、彼の秀逸な世界観に引き込まれて、もう出てこれる気がしません。


④ Yours Truly / アリアナ・グランデ

中学生の時に英語の勉強にはまって、洋楽を聞き漁っていた時に出会いました。特に「The Way」という楽曲がお気に入りで、歌詞を自分で和訳していました。マックミラーとアリアナの男女の掛け合いが魅力的で、サビまでの歌詞は素直な気持ちが表れているのですが、一方でサビの歌詞は「あなたといるこの感じが好き」と直接思いを言葉にしていないところがお洒落で大人っぽい!と当時の自分は思っていました。洋楽は広く浅く聞いていて、最近ではConanGrayの「Telepath」という楽曲にはまっています。


⑤ フジファブリック / フジファブリック

フジファブリックも父の車でずっと流れていて、このアルバムの「陽炎」はキーボードのサウンドが光っていて、このMVは何度も何度も見ました。また「サボテンレコード」は重々しく中毒性のあるメロディーで、また本当に歌詞の意味も深く、「サボテン持って レコード持って やりかけだったパズルは捨て 車に乗って 夕日に沿って 知る人もいないこと就くまで」という最後のフレーズを永遠に研究しています。未だに理解できてはいないのですが、短い歌詞だけでこんなにも解釈を巡らせられるバンドだと考えます。最近では、デジタルが主流ですが、このバンドはCDを買って歌詞カードを見ながら聞きたいと思わせられます。


⑥ Crying End Roll / Indigo la End

私が世界で一番好きなバンドです。ゲスの極み乙女で川谷さんの魅力に惹かれ聞き始めたのですが、ゲスの極み乙女とはガラッと雰囲気が変わり、優しく心に響く歌詞やメロディが本当に魅力的なバンドです。特に歌詞は、川谷さんの奇才さが際立つ言葉遊びが至る所で施されており、また女性目線が多いというのも特徴的です。この女性目線の、リアルで切なく、哀愁あふれる歌詞には毎回驚かせれ、なんで女性の気持ちがわかるの?と不思議に思っています。「想いきり」という楽曲では、最後のフレーズで曲名の意味が変わってくるのではないかと考えさせられました。これからも確実にインディゴらしくアップデートされていく音楽に魅了され続けると思います。


⑦ 月夜の超特急 / メランコリック写楽

高校1年生の時に出会ったバンドで、その年の年末に解散してしまいショックが大きかったのでよく覚えています。メランコリック写楽は2015年に結成されたバンドで、翌年にはSEKAI NO OWARIが主催したイベントに出演したことで注目を浴びました。どこか相対性理論に似た不思議なサウンド、雰囲気を持っていると感じます。今でもこのバンドの不思議な歌詞を読解できていないように思えますが、その不透明さがはかなく切ない雰囲気を出しており、またVo,ももすさんの可愛らしい歌声で世界観がまとまっています。このアルバムは、メランコリック写楽のセンスが光りに光っていて、一度聞いただけでずっと耳に残り続ける中毒性があります。「ムーンレフト伝説」のMVはぜひ見て欲しいです。バンド解散後、ももすさんはももすももすとして個人でアーティスト活動をしており、他のメンバーはvo.gtの甘酒さんを中心に「麻痺するポケット」を結成し、今後の活躍もとても楽しみなアーティストです。


⑧ 生活のニュース / Cody・Lee(李)

ポルカドットスティングレイのgt.エジマハルシさんが自身のInstagramで紹介していたのをきっかけに知りました。「我愛二ー」はMVでのファッション性も素晴らしく、すぐに虜になりました。このアルバムの中の「キャスパー」は若者の等身大の日常がイメージできるような楽曲で、今の自分に心地良い歌詞とサウンドです。また今年の5月には「心拍数とラヴレター、それと優しさ」がリリースされました。このアルバムの中の「冷やしネギ蕎麦」もとてもお気に入りで、心地よい二人のラップから改めてツインボーカルの強みが感じられたのはもちろん、言葉選びのセンスも光っていて、今年の夏たくさん聞きたい楽曲の一つです。


⑨ LIVING ROOM EP / LILILI LIMIT

ポップなメロディーとハイトーンボイスの中に、対照的に儚さを帯びた印象もある楽曲が素敵なバンドです。歌詞は複雑な難しい言葉はないため、日常的な情景が思い浮かびやすく、歌詞の重みもしっかりあるので心地いいです。またMVにもこだわりがあり、2017年にはアジア最大級の国際短編映画祭のMV枠でノミネートされるなど高い評価を受けています。特に私がお気に入りなのは、「Kitchen」という楽曲です。MVでは演奏場面が全くなくキッチンでポトフを作っているという日常的な情景が進んでいくのですが、終盤に主人公の女性のダンスシーンがあり、雰囲気がガラッと変わります。彼女の心情を訴えかけてくるように感じ取れ、何回見ても見飽きない、一つの「作品」として完成されたMVだと思います。




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