株式会社CREW

商品開発コンサルティングとインダストリアルデザインを中心としたデザイン会社です。15年…

株式会社CREW

商品開発コンサルティングとインダストリアルデザインを中心としたデザイン会社です。15年の実績がある独自の商品開発手法「3x4®クロスデザインマネジメント」を駆使して全国の中小企業との取り組みや公的支援機関の研修など重ね、魅力的な商品と企業づくりを行っています。

マガジン

  • デザイン事例

    CREWによるデザインの事例を紹介いたします。

  • 商品開発/デザインについて

    CREWの商品開発のノウハウやデザインについての記事をまとめています。

  • 3x4®クロスデザインマネジメント

    CREWオリジナルのデザインメソッド「3x4®」についての解説記事を集めました。

記事一覧

人の気持ちと行為をカタチにする

株式会社オプナスの「鍵をかけるという行為」についてデザインをした事例を紹介します。セキュリティというと幅広くなりますけど、基本的に機械加工部品の錠前が主な商品で…

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内から外に伝える「カタチ」

スポーツエクイップメントのデザイン事例を紹介します。 株式会社モルテンは知る人ぞ知る、サッカーボールの亀甲パターンを作ったメーカーで、アディダスのOEMを担当するな…

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「楽しみ」をカタチにする

京都機械工具株式会社の自動車整備用工具箱について紹介します。この会社は基本的にプロの整備士、工場作業者向けの商品を製造しているのですが、寸法精度や強度は十二分に…

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開発テーマづくりの鍵は「怒り」と「不満」

テーマとは、開発の独自課題です。同じ分野の似たような商品でも、ダントツ売れているのはテーマが鮮明です。つまり、商品開発をするにあたって、独自の切り口を持っている…

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ING思考でつくるモノとコトのデザイン

モノからコト化と巷間で言われて久しいのですが、「デザインは、モノ=カタチのことだけではない」と思っていても、私たちがお金を払うのは、所詮、見ることができる。触る…

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人の気持ちと行為をカタチにする

人の気持ちと行為をカタチにする

株式会社オプナスの「鍵をかけるという行為」についてデザインをした事例を紹介します。セキュリティというと幅広くなりますけど、基本的に機械加工部品の錠前が主な商品です。銀行の金庫の鍵から始まり、自動販売機の鍵などを経てオフィス機器や建材業界に進出し、たびたびワールドビジネスサテライトのトレたまに取り上げられるなど、新しい価値を持つ商品を提案している気鋭のメーカーです。
こちらのnoteの中でも、「鍵を

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内から外に伝える「カタチ」

内から外に伝える「カタチ」

スポーツエクイップメントのデザイン事例を紹介します。
株式会社モルテンは知る人ぞ知る、サッカーボールの亀甲パターンを作ったメーカーで、アディダスのOEMを担当するなど全世界のボールメーカー中でも高いシェアをもつ会社です。特にバスケットでは絶大な指示を得ています。国際バスケット連盟のワールドカップ公式球で、デザインも著名なイタリアのインダストリアルデザイナーであるジウジアーロに依頼しています。

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「楽しみ」をカタチにする

「楽しみ」をカタチにする

京都機械工具株式会社の自動車整備用工具箱について紹介します。この会社は基本的にプロの整備士、工場作業者向けの商品を製造しているのですが、寸法精度や強度は十二分にあり、二十一世紀バージョンと称される普及品のツールでもカッチリとネジをくわえこんで回すことができます。

▲写真:京都機械工具株式会社のカタログより掲載

ただし、スタイリングは無骨な印象で、握ってネジを回すとエッジが食い込んで痛い

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開発テーマづくりの鍵は「怒り」と「不満」

開発テーマづくりの鍵は「怒り」と「不満」

テーマとは、開発の独自課題です。同じ分野の似たような商品でも、ダントツ売れているのはテーマが鮮明です。つまり、商品開発をするにあたって、独自の切り口を持っているということです。そんなことはあたり前だと思っておられるでしょうが、これがなかなか難問なのです。

ヒット要因分析だけで企画する危うさ例えばヒット商品番付表に載った商品でそれを考えてみましょう。日経MJさんは読者に参考になるように 何故ヒット

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ING思考でつくるモノとコトのデザイン

ING思考でつくるモノとコトのデザイン

モノからコト化と巷間で言われて久しいのですが、「デザインは、モノ=カタチのことだけではない」と思っていても、私たちがお金を払うのは、所詮、見ることができる。触ることができる。使うことができる=モノ(商品)やサービスです。

しかし、『いいものだけど売れない…』と悩む企業にとって、モノがあれば良いと思っていては間違いだ、と気がつきつつあることも事実で現実です。では、どのように考えたらいいのでしょうか

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