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”こんな道があった”フリーランスから取締役専業になるまでの足跡とは

こんにちは!
CREVAS GROUPの人事・広報を盛り上げてIPOへの挑戦をサポートするAiメンバーの佐藤美奈子です。

今回は、CREVAS GROUP取締役の澤田さんにインタビューしてきました✨
会社員→フリーランス→取締役という道を歩んできた澤田さん。
その中でも、フリーランスから取締役専業になった背景と思いについて語ってもらいました。

■このブログを読んでほしい人
💡フリーランスからのキャリアに悩んでいる方
💡仕事を兼業していて今後どうしていくか迷われている方

▼澤田さんの上場と採用に対する思いはコチラ▼



1.フリーランス時代の圧倒的ハードワーク


ー フリーランス時代はどのような仕事をしていました?

全部で4つの仕事をしていました。

1.営業コンサル
2.マーケティングコンサル
3.業務効率化コンサル
4.キャリアコンサル

実務はあまり携わっていないものも含めると、最大12社と同時にお付き合いさせていただいていました。
1週間ずっと稼働しっぱなしで、かなり大変でしたね。
でも、お金を稼ぎたかったですし、仕事が好きなので楽しかったです。
それが原因で今年のGWに過労で倒れたのもいい経験です。笑

ー 具体的にどのような仕事内容だったんですか?

具体的にお話しする前に大前提だけお話ししておくと、大きな会社さんとはお付き合いしないというのを勝手に決めていました。
お付き合いしていたのは事業立ち上げ期の会社さんや、大きな会社さんの中でも新設部署だけとか。
4つのどの仕事でもそこは自分ルールとして決めていました。

これを前提に具体的な仕事についてお話ししますね。

営業コンサル
大きく分けると、インサイドセールスとフィールドセールスのコンサルをしていました。
インサイドセールスで言うと、テレアポをするときこの商材をこのターゲットに営業したいならこういうトークをすると良いですよ。
とか、そもそものターゲットの選定とか。フィールドセールスで言うと、商談に同席したり、オンライン商談の録画を見て「この訴求だとお客様にサービスの良さが伝わりきれていないのでこうするといいですよ。」みたいなFBをしていました。
それによって売上を向上させることが僕のミッションでした。

少しだけ深い話をすると、インサイドセールスからフィールドセールスにアポをパスするときに、どのようにパスするかでも受注率が結構違ったりします。
アポを取るときにも受注を取りやすいアポの入れ方があったりするので、そういった細かいところまでコンサルしていました。

マーケティングコンサル
営業コンサルと似ている部分があると思うんですけど、この商品ってどういう特徴があって、この商品を欲しがる会社ってどんなところだっけ、逆にターゲットにならないんだろうとか。
基本そうに見えて意外と難しかったりするので、そこに僕が入ってコンサルしていました。

大きな会社だと専門性が大事になって、マーケティング部と営業部が完全に分かれています。
僕はこれまで小さな会社にいて全部やらざるを得ない状況にいたので、自然とマーケティングと営業どちらもできるようになっていました。
なので、コンサルでも双方を理解しながら進められていたので様々な会社さんから依頼をいただくことも多かったですね。

業務効率化コンサル
プログラミングで自動化しましょうというコンサルではなく、業務オペレーションを組んで効率化させるというコンサルをしていました。
例えば、従来はABCDEという流れで業務をしていて、それに10時間かかっていたとします。
じゃあこれをACDBEという流れにしたら5時間になりません?
とか、無駄な工数が多いのでADEにしたらもっと短縮できそうですよね。
みたいなことを提案していました。

キャリアコンサル
フリーランスを対象としたキャリアコンサルになります。
前職ではクラウドワークスと言う会社に勤めていましたが、そのクラウドワークス内で教育事業をしていたので、その事業で講師をしたり相談を受けたりしていました。

2.CREVAS GROUPとの馴れ初め


ー CREVAS GROUPに関わり始めた経緯を教えてください

まだ僕がクラウドワークスに勤めていたときに、CREVAS GROUPの代表に声をかけていただいてお手伝いみたいな感じで業務委託としてジョインしました。 採用コンサル的な役割もしていましたね。
フリーランスになってからもずっとお付き合いさせていただいて、それこそ今いるメンバーとかそれくらいの時期に僕が面接しましたね。笑

ー その時期を経て20代という若さでいきなり取締役に?

CREVAS GROUPの代表と色々話していた時に、正式に取締役をしないかとオファーをいただきました。
代表は自分が手放しで尊敬できる人でしたし、20年を超える経営者人生の集大成としてこの会社を上場させたいという思いを聞いて、「俺が上場まで導きます」とオファーを受けました。

外部で3期目の会社の取締役してますと言うと「創業メンバーなの?」って聞かれること多いんですけど、創業メンバーではないですし、ヘッドハントされたわけでもないですし、業務委託でコンサルしていた中で縁あって取締役として中に入らせていただいたって感じです。

ー すごい男気ですね笑

そこからはしばらくフリーランスの仕事と取締役の2軸で仕事をしていましたね。
いきなり取締役にしてもらえたのは僕がイケてたからってことにしておいてください。笑 

ー フリーランス1本を辞め、取締役との2軸にした理由を聞かせてください

建前とかではなく事実としてお話ししますが、結論、フリーランスに限界を感じたからです。
年収で言うと、そこそこ頑張っても1000万円~2000万円、かなり頑張っても3000万円くらい。
あ、もちろんイレギュラーなやり方をすればもっと行けるかもしれませんけど、限界値がそこらへんなのが嫌でした。

ー 収入が1番大きかった?

いえ、仕事の内容というか、意味みたいなところが大きかったです。
実際自分がフリーランスをやってみて実感したことなんですけど、フリーランスって代行業かコンサルがほとんどなんですよね。
自分の仕事をしているわけではないというか、十字架を背負ってする仕事ではないという感覚です。

僕がやっていたコンサルや営業代行も、結局はどこかの会社の事業を手伝うという構図になります。
例えばA社さんの代わりに営業をしたとしても、それはA社さんの仕事であって、自分の事業ではないんですよ。

コンサルなんてもっとそうですよね。
結局実際に必死に頑張るのはその会社の中にいる人たちです。
それって本当に自分がしたいことなんだっけ?やるべきことなんだっけ?って思ってしまって。
自分が事業を作って運営して伸ばしていくことが自分のやりたいことなんだって感じました。

あとはこのまま続けていても27歳の今やっている仕事と50歳でやっているであろう仕事がほぼ変わらない気がしたんです。
もっと言うと自分の将来がある程度見えてしまったというか、これ以上はなさそうだなと。

もちろんレベルは変わるでしょうけど、本質的な部分でいうと変わらないのかなって。
僕すごい飽き性なんですよ。だから常にわくわくしていたい。そう考えると、先が見えちゃう仕事してて人生おもしろくなさそうだなって思いました。
だからフリーランス1本に限界を感じて取締役との2軸にした感じですね。

ー そして取締役一筋になっていくと。

3.その後フリーランスを辞め、取締役専業にした「覚悟」


ー 今後もどちらもやり続けるという選択肢はなかったんですか?

もちろんできましたし、選択肢としてはありました。
例えばですけど、専業にせずにこれまで通りフリーランスと2軸で仕事をしていれば、万が一明日CREVAS GROUPは解散しますとなっても、フリーランスの仕事があるのでそこまで問題がないですよね。
幼少期から様々な経験をして生きたので、自然とリスクを分散する生き方をしてきました。

ちゃんと挑戦はしつつも、無鉄砲に挑戦するというよりちゃんとリスク回避してきました。
そういうポートフォリオを組む生き方をしてきましたし、正しいかどうかで言えばそれが正しい生き方だと思います。
でも、今回はしませんでした。

ー なぜでしょう?

「腹を括りたかったから」です。

腹を括る中にも理由が2つあります。
1つ目は自分だけの考え方ですけど、生きるか死ぬかの勝負がしたかったからです。
心から本気になれる、本気にならざるを得ない状況に身を置いて全力で戦いたくなったんですよね。

2つ目は、今いるメンバーと本気で向き合いたいからです。
今いるメンバーはスタートアップのこの会社に懸けてくれています。
そんなみんなを導く立場の自分がぬくぬくリスクヘッジして生きていて、それっていいのかなって考えたときに、こんな背中を見て育ってほしくないと思いました。

ー それ聞いたらみなさん喜びそうですね!

今いるメンバーは本当に頑張ってくれています。
何者かになろうともがいています。
この会社で20代という尊い時間をBETしてくれているのに、自分がそうじゃなくていいわけがないと。

正直、ポートフォリオを組むという観点で言うと僕が1番どうにでもなるんですよ。もしなにかあってもフリーランスのほうに注力すればいいだけですし。

でも、メンバーと同じように自分もCREVAS GROUPに懸けて本気で腹を括ってCREVAS GROUPとメンバーと向き合って必ずどちらも目指しているところまで導きたいと思いました。

ー 腹を括って会社やメンバーの見え方は変わりました?

かなり変わりましたね。
2軸でやっていたときももちろん本気でやっていましたけど、どこか他人行儀と言うか、気持ちを完全に入れられていない感じがしていました。
映画を一生懸命観ている感覚に近いです。
適当にポケ―っと観ているわけではなく、真剣に観ているけどあくまでもCREVAS GROUPのメンバーが演者として頑張っている映画を観ているという感覚。

でも、CREVAS GROUPの取締役を専業にしてからは自分が映画の主人公の感覚になりました。
専業にしたという事実と、本気でやるぞってなってからは全く見え方が変わって、メンバーと一緒に自分も演者として頑張っている感じです。
すごい感覚ベースですけどね。

ー より自分事として捉えられたんですね

ちょっと自分事の話をしますが、実は最近、僕が子ども時代にかなりかわいがってくれてお世話になった祖父が余命宣告されました。
これまでの人生で身内がそんな状況になるのは初めてで、そのときに自分が最期を迎えるときのことを考えたんです。

恋愛的な意味ではなく人として誰かに愛されて、僕のために泣いてくれる人がいたら嬉しいなって。
じゃあそのためにはどうしたらいいかなと考えたときに、この世に貢献して誰かに貢献することが大事だと思ったんです。

あくまで僕の感覚ですけど、フリーランスって仲の良い隣人なんですよね。
どんなに仲良くても所詮隣人の関係止まり。その家庭には入れない、他人です。
別に社員は家族だと言いたいわけではないですけど、フルコミットすることで感覚的に言うと家族になってみんなに貢献したいなと感じました。

4.取締役としての使命。メンバーへの熱い思いとは。


ー 会社としては今後どうしていきたい?

とにかく、2028年に上場させることですね。
ここにフルコミットしたいです。

メンバーの話をすると、今CREVAS GROUPにいるメンバーをそれぞれが目指すところに導きたいです。
今いるメンバーは社会人経験も浅く、業界未経験の子たちばかりです。
右も左もわからない中、みんな本当によく頑張ってくれていると思います。
でも、頑張ってはいるけどまだ何者にもなれていないです。

例えばCREVAS GROUP以外の会社に放り込まれたときに、正当に評価をしてもらえるかと言うと、正直怪しいです。
いわゆるポテンシャル層の転職をしたときに、今までCREVAS GROUPで頑張ってくれていたことが水の泡になるかもしれないというリスクがあります。

そんなメンバーが何者かになる手伝いというか、もっと言うとそこまで導いていくことが僕のやるべきことだと思っています。

ー みなさんを救いたいという思いが強い?

弱者救済がしたいわけではありません。
僕はファイティングポーズを取らない人間とは関わらないという自分ルールを作っています。
なのでみんなが本気で頑張り続けるという前提条件付きではありますが、みんなが本気で頑張り続ける限り僕も本気で向き合います。

ー 今いるメンバーは応援したくなる子たちばかりですもんね!

今後入ってきてくれるメンバーに対しても同じです。
最適なキャリアを提案し、価値ある人間になれるよう導きます。

メンバーは本気で何事にも向き合い続ける。
僕はそのメンバーに手を差し伸べ続ける。

これが自分とメンバーとの約束です。

まとめ

会社員→フリーランスと渡り歩いた中で、今たどり着いた取締役というポジション。
様々な選択肢があった中で、常に冷静に現在と未来を考え、今の自分にとって最適な道を歩んでいるところが澤田さんらしくてインタビューしていて面白かったです!

メンバー思いな一面もあって、だからこそCREVAS GROUPみなさんは不安を感じることなく自分のキャリアに向かって本気で突き進められているのだなと感じました!

フリーランスの方も、会社員の方も今後のキャリアに迷われている方はぜひ下記記事をご覧ください!

▼20代のキャリア形成について澤田が徹底解説▼

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