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好感度アップの秘訣「聴いて、聴いて、話す」

人は、話をよく聴いてくれる人の前では、おしゃべりになります。
それは、話すことによって、思考が整理されるからです。

だから、人は、話を聴いてもらうことが好き。
話をよく聴いてくれる人のことを好きになるんです。

『聴く』と『聞く』

『聞く』ではなく『聴く』と書きましたが、変換ミスではありません。

『聴く』とは、相手に関心をもって、
話を理解しようと進んで耳を傾けることをいいます。

一方、『聞く』は、音声が耳に入ってくるだけの状態。

コミュニケーションにおいては、
極的に相手の話を『聴く』ことが重要です。

・・・そんなの知ってるよ、どの本にも書いてある。
なんて、思われましたか?

たしかにどの本にも書いてありますね。

でも話し上手な方ほど、『聴く』って難しい💦

話し上手な専門家

講演したり、コンサルティングしたり、
専門家は一般の職業に比べて話す機会が多いのかもしれません。
話上手な方が多い印象ですが、いかがでしょうか。

話し上手な人の場合、
知らず知らずのうちに相手より自分の方が
たくさんしゃべってしまうことがあります。

専門家である自分の方が相手よりも情報を多く持っているので、
相手のために全部伝えてあげたくなっちゃうんですよね。

それ、すごくよく分かります。

でも、相手があなたのことを好きになって、
ファンになってくれるのは、自分の話を聴いてもらったとき。

なので、今日からは、これを心がけましょう。

「聴いて、聴いて、話す。」

自分が話す量の2倍は、相手の話を聴くようにします。

意識して聴こうとしても、
やっぱり自分の方が結構しゃべってしまうもの。

だから、2倍を意識して、聴く。

相づちやうなずきが大切なわけ

話を聴くときは、相づちやうなずきを意識することが大事。

相づちやうなずきもいろんな本に書いてありますが、
どうして大事なのかというと、

「私はあなたのお話にとても興味があります。」
「あなたのお話を聴けてうれしいです。」

という態度が相手に伝わるからです。

自分は一生懸命に相手の話を聴いているつもりでも、
リアクションが小さければ、相手にそれが伝わりません。

コミュニケーションは、相手に伝わったものがすべて。

こちらがどれだけ頑張っていても、
伝わっていなければゼロと同じです。

だから、今日からは、
相づちやうなずきをうんとオーバーにして、

「聴いて、聴いて、話す」

自分が話すタイミングは、いつ?

「聴いて、聴いて、話す」と言いましたが、
それなら自分はどのタイミングで話せばいいんだろう、
と思われたかもしれません。

それは、相手をよく観察していると次第に分かるようになってきます。

話を聴いていると、ひと通り話し終わったのか、
相手がふっと一息つく瞬間があります。
対面していると分かりやすいですが、
電話でも、ふっと間が空くときがありますよね。

この瞬間です。これが、自分の番になった合図です。

この瞬間まで待つことによって、相手は
「私の話を最後まで聴いてくれた」
と感じることができます。

逆に、一息つく前にこちらが話し始めてしまうと、
相手からすれば
「途中で話をさえぎられた」
となってしまいます。

話し上手さんにとっては、
相手が一息つくタイミングまで待つのは結構ツライものですが😂

でも、相手がこちらの話を聴く準備ができていないうちに話し始めても、
話そうと思うことがちゃんと相手に伝わりません。

ちょっとツライけど、
まずは相手が一息つく瞬間まで待つことを
今日からは少しだけ意識してみてください。

自信をもって!口下手さんは聴き上手さん

あ、あなたがもし、
「自分はしゃべるより聴く方が得意」という聴き上手さんだったら、
どうぞその姿勢を大切になさってくださいね。

そして、
「自分は口下手だ」と思われているようなら、安心してください。
それは、すてきな長所。
口下手なんておっしゃらず、聴き上手なんだと自信をもってくださいね。

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