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私がブランディング会社に就職した理由#1 〜これまでの経緯〜

私は大学卒業後、地元のブランディング会社に就職しました。(現在も在籍中です!)数多ある企業の中から、どうしてブランディングという業種を選んだのか、そしてなんで今の地元企業なのか、についてこれまでの経緯や考えをお伝えできたらな…と思います。


これまで私がなりたかった夢


ツアープランナーになりたかった

私は幼い時から、旅行で「あそこに行ったら、次はこっちに行って、…だから〇〇分の電車に乗って…」といった感じで、計画を立てることが好きでした。そこから、私は将来JTBやHISなどの旅行代理店に勤めて、ツアープランナーになるぞ!って思っていました。

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そんな思いを抱いたまま、大学2年生の時、旅行代理店で3ヶ月のインターンシップを経験。3ヶ月という短い期間で、旅行代理店の面白みなんてわかるはずもないのですが…、私はそのインターンシップを経て、「ツアープランナーはやりたくないな」と思ってしまったのです。

自分が旅行で行ったことのある国だったら、経験を踏まえ、お客様に対して「ここがおすすめですよ」「このレストランが美味しいですよ」と、素直な気持ちでツアープランのお手伝いすることができます。しかし、自分が行ったことのない国や場所の場合、どうプランニングしていくのか。ここが、自分にとってネックでした。

もちろん行ったことがないので、ネットから情報を集めたり、旅行代理店のナレッジを活用したりすることになると思います。また、旅行のテンプレートのようなものをお客様におすすめすることも。…それって、本当にお客様に寄り添ったプランニングになっているのか?心の底からおすすめできるものなのか?と思ってしまったんです。

どうせなら、自分の経験を伝えたり、人間味があるツアープランナーになりたいと思いました。ネットにある情報やナレッジでは…私がやる必要はないと思い、旅行代理店の道を諦めることにしたのです。


ちなみになんですが…

旅行代理店のサービスが良いとか悪いとかではなく、「自分の考えと合わなかった」だけです。このインターンシップを経て、旅行代理店で働く方々の努力と、心から旅行を愛している想いを知ることができて、消費者側の人間としてファンになりました!その点、誤認がないように一応伝えさせていただきますね。

ではでは、旅行代理店から…


次に目指すは、旅行雑誌の編集者!

これもツアープランナーと似ていますが、るるぶなどの旅行雑誌の編集者になりたいと考えたのです。旅行代理店では、自分の経験をベースに伝えることはできそうにないけど、旅行雑誌だったら、実際に取材したりして経験を積むことで、自分の言葉で、自分の想いを載せて表現できるかもしれない!そう思ったのです。

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そうして大学では、るるぶを制作しているJTBパブリッシングの方から、冊子の作り方を教わることに。完全体ではなかったものの、取材の仕方や写真の撮り方を学ぶいい機会だったと思っています!


そして、冊子を作ることに興味を持った私は…ここでまた一つの疑問を持ってしまうのです。(私って本当に嫌味ったらしい人間です。笑)

それは、日本国内も海外もどんな場所でも、違った面白さや雰囲気・個性があってこそのなのに、なんで旅行雑誌ってどれも同じに見えるんだろう。情報量が多すぎて、結局どれがいいのかよく分からない。

・・な〜んてことを考えてしまいました。(苦笑)


今思えば、ターゲットがあり、ニーズがあり、それも個性と分かるのですが、その時の私は、「どれも同じでつまんなーい」そう思っていたんです。

るるぶには「るるぶ」としてのブランドがあり、ルールが決まっています。これこそ、他の旅行雑誌にはない強みであり、差別化ポイントなんですが、私はそれが気に入らなかったわけなんです。困ったもんですね。苦笑


その時に、「その場所やモノの持つ魅力を最大限引き出す」「個性を大切にする」「クリエーティブの力で磨きをかける」「もっといいものを作る」「シンプルでかつ分かりやすい」…といったワードが、私がしたいことであり、私がすべきことなんじゃないか、と思ったんです。(キーワードですが…)


紆余曲折あり、ツアープランナーから、旅行雑誌の編集者になりたいと思って、でもそれも自分に合わないと気付き…


最終的にたどり着いた、プランナー・クリエーティブディレクターという職業

その頃には、もう大学3年生後半。いよいよ就活が始まるという時期に迫っていました。「ツアープランナーも合わないし、雑誌の編集者もな〜…、私どこで働けばいいんだろう」とモヤモヤ。

ひとまずマイナビやリクナビに登録して、色々な企業を調べてみることに。調べてみると、世の中には本当に山ほど仕事があって、働き方があって、恵まれているな〜と思ったのを覚えています(笑)

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そんなこんなで、調べていて出会ったのが「プランナー」「クリエーティブディレクター」と呼ばれる職業でした。

新卒採用では、こうした職業を狙ってピンポイントで働き始めることは難しく、初めは「総合職」での採用となる場合がほとんどです。実際に働き始めてから適正をチェックし、その後それぞれの部署に配属される…といった流れ。

中でも私は、「プランナーって面白そうだな」「ディレクターで案件管理していくの楽しそうだな」と思うようになっていました。


それこそ、これまで旅行代理店でのインターンや、旅行冊子の制作経験などを踏まえ…クリエーティブの領域で、そのものの持つ個性を最大限発揮できるようにしたり、魅力をシンプルに分かりやすく伝えることがしたいんだ、と思ってきました。

それで言うと、0→1タイプの人間と言うよりかは、A→A +とか、A→Bタイプの人間です。


プランナーとして、これまでの良さに磨きをかけるアイディアを生み出したり、ディレクターとしてブランドの統一感を管理したり、…なんか面白うそうじゃん!!って一人で勝手にワクワクしていました(笑)


ですが、これまでの経験の通り、「やってみてダメだ〜自分には合わないや〜」パターンがお決まりだったので、就活で広告やブランディング会社を中心にトライしつつも、地元でブランディング会社を見つけ、インターンをすることにしたんです。



・・・ちょっと長くなってしまったので、今回はここまでにしたいと思います。次回は、インターンでの経験をお話ししますね。

インターンで実際にプランナーやディレクターの卵として関わり始めていくわけですが、果たして私に合うのか合わないのか、含め次回お話ししたいと思います!!










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