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詩 ルナ
煌めく太陽にはなれなくて
脇役なのかもしれないけれど
暗い夜を助ける灯りとなって
陽の沈んだ世界を照らし出す
華やかな陽だまりは作れないけれど
想いを託すような光を添えて
誰かの夜を守れるように
暗く深い空に咲く
暖かい日差しが照らすまで
独りの色を払うように
あまねく届く青い光は
窓から部屋へと伸びていき
一人の夜と手を繋ぐ
欠けても満ちる宙のライトは
不屈の姿で晩を守って
それぞれの物語りを照らし出す
休息を見守る灯りはいつも
心を耕す光を注いで
遥か道行く旅人の
夜を彩る
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