【Do メイ Best】〜新日本プロレス社長のプロフェッショナリズム〜
※2019.6.13のバックナンバー
おはようございます!
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▼ 新日本プロレス社長の講演
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「SPORTS LIGHT Academyby」―――。
転職サイトdodaが主催する、スポーツビジネスで活躍する秘訣を知るイベント。
スポーツビジネスで活躍する業界人をゲストで呼びトークセッションをする企画で、昨日はその第3回。
新日本プロレス、メイ社長が登場するということで参加してきました。
新日本プロレスと言えば、
今や、日本一・世界2位の名門プロレス団体。
ここ数年、一時期の低迷期を超え凄まじい勢いに乗っており、
ゴールデンタイムで試合放送していた"黄金時代"と呼ばれる時期を超えて、
過去最高の売上や利益を創出しています。
実はプロレスは世界的に見ると、
野球やサッカー以上に行われている国数が多く、
今後もグローバルで更なる発展が見込まれます。
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▼ メイ社長のサラリーマンエピソード
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そんな新日本プロレスのメイ社長の話の中で印象的なエピソードがありました。
メイ社長が当時在籍していた会社でのこと。
ある上司から当時取り組んでいたプロジェクトの総まとめの資料を作ってこい、と指令を受ける。
それなりの重要書類だったため、気合いを入れて資料を作るメイさん。
なんとか資料を完成させ、提出。
ドキドキしながら上司のレスポンスを待つも、2週間返事はない。
痺れを切らして「資料いかがでしょうか?」と上司に聞くと、上司がこう言う。
「これが、お前のベストか?」
そう言われると悩んでしまうメイさん。
"もう少し改善の余地があるかも…"。
「すいません、一旦持ち帰ります」
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▼ 自分のベスト
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資料を今一度見直し、より良い形に微修正。
数日後、上司の元へ資料を再提出。
ドキドキしながら上司のレスポンスを待つも、これまた2週間返事はない。
痺れを切らしてまた聞きに行く。
「資料、、、いかがでしょうか?」
上司は言う。
「本当に、これがベストか?」
また悩んでしまうメイさん。
"そう言われると、まだ改善の余地はあるかも…"。
「すいません、もう一度持ち帰ります」
また一生懸命資料を見直し、より良い形に改良。
今度こそは、と上司へ資料を再再提出。
「これがベストか?」
「はい。」
「本当にベストか?」
「はい。」
「よし、じゃあ読む。」
"…いや、今まで見てなかったんかーい!"
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▼ 胸を張れるベストな仕事をすること
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―――ベストを尽くすということ。
この経験はメイ社長がビジネスパーソンとして生きる中で最も印象に残っているエピソードらしい。
"今まで読んでなかったのかよ"と当時は腹も立ったそうですが、落ち着いて考えて見れば、
大切な資料であり、上司の時間も奪うのに、
ベストを尽くしていなかった自分が悪い。
「これがベストです!」と胸を張って言えるほど、意志と拘りを持って仕事できているか。
突き詰めればキリがないかもしれませんが、
ベストを尽くせてるか?はいつも自問自答していきたいですね。
そんなエピソードを語ってくれたメイ社長。
参加者が事前に記載した質問に答える形で進んだ
トークセッションでしたが、メイ社長の手元には数枚の紙が。
見ると、A4の紙、4枚にビッシリと質問やメモが書かれていました。
80名規模くらいのイベントで、
テレビ取材なども入っていない決して豪勢とは言えない、この企画にも、
最高の事前準備で、プロ意識を持って、本気で取り組んでいる姿勢が伺えました。
これぞ、ベスト。
これぞ、プロ。
今自分がした事に、ベストを尽くせているか?
胸を張れる仕事をしているか?
いつもベストを出して、
自分が生きる世界のチャンピオンに輝きたいですね。
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