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Webディレクター視点で考える『AI活用のニュース紹介』

デザイン×エンジニアリング×ディレクションをベースに「新しい価値観」を創造するクリエイティブ集団、crage(くらげ)株式会社のディレクションチームです。

今回はさいとうが執筆を担当します。
あっという間に今年も半分を過ぎ、もうすぐ夏本番ですね。
私は夏が大好きなので、今からわくわくです🎐🌻🌊

ディレクションチームでは日頃から気になったニュース、記事、SNSの投稿等の情報を共有してチームとメンバーの成長に繋げるようにしています。
ジャンルは「ディレクション」に関わるものから、「デザイン」「マーケティング」「WEBサービス」「トレンド」等を幅広くピックアップしてますので、是非ご覧ください!

昨今何かと話題なAI、テキストを入力するだけで質問に答えてくれるし、資料やデザインなど難しいものも作ってくれますよね。
私も、AIチャットくんにおすすめのお店を聞いたり、旅行プランを立ててもらったりしています。

今回私が気になった記事はこちら

「AIが出てきた今とリンクする」 昭和20年代の“計算手”を描いたマンガ「続く道 花の跡」が話題に

うまく活用できれば物事をより豊かにしてくれる技術ですが、進化し続けるAIに「人間がやっていたことは全てAIができてしまう」「AIに仕事を奪われるのでは」という印象を受けるのも事実かと思います。

そんな中、「まさにAIが進化し続ける現在と重なる」と話題になっているのがこのマンガです。

歴史の中に消えていく、今はなき職業

みなさんは「計算手」という職業をご存じでしょうか。(ちなみに私はこの作品を読むまで知らなかったです。)
計算手とは、コンピュータが生まれる前の時代に存在した計算を生業とする人たちのことで、今はもうなくなってしまった職業です。
既に読まれた方も多いかもしれませんが、本作では計算手として働いていた主人公が描かれており、彼女がその腕を買われて開発に協力することになった電子計算機をめぐって、ストーリーが展開していきます。

毎日大量の計算を人の手で行い、計算ミスがないかの確認を何度も何度も繰り返す中、一瞬で計算をしてくれる機械が出来上がるかもしれないとわかった時、新しい技術にワクワクする主人公とは裏腹に他の計算手たちは「私たちの仕事がなくなってしまう」と不安を口にします。

電子計算機ができたら、仲間が悲しい思いをすることになる。
主人公は葛藤しますが、その開発は進み、7年という歳月を経て電子計算機はついに完成します。
そして計算手という職業は消え、電子計算機も今では歴史の一部になりました。

作中に描かれる計算手たちの「仕事を機械に取られるかもしれない」という気持ちは、冒頭に記載した「AIに仕事を奪われるかもしれない」と感じている現代社会に通じる部分があると思います。
今では電子計算機が展示物とされているように、今後も技術は進み、今のAIもまた歴史の一つになっていくのではないでしょうか。
新しい技術とそれによって消えていく職業を考えると、「最先端」をどう見るか、新しい視点を与えてくれる作品だと思います。

新しいものが生まれて、古いものは歴史になって消えていくけれど、そこにいた人たちやその想いが確かにあったんだということを忘れないようにしようと考えさせられました。
「続く道 花の跡」というタイトルにも、そんな意味が込められているのではないかと感じます。

気になる方はぜひ読んでみてください!

技術を取り入れながら、成長していく

AIを活用して強みにしている事例もたくさんあります。
私の個人的な推し、藤井叡王も将棋の練習にAIを取り入れているそうなので、ここでご紹介。

この記事に「自分の判断とAIの評価値が違うことも少なからずあります。AIの読み筋を見ていくとその違いのヒントがあって、どんな理由でAIが評価値を出したのかが分かることが多いです。それを見ていって納得できれば考えを取り入れていきます。」とあるように、自分の中の新しい発見として引き出しを増やせるのはとてもいい活用例に思います。

個人の考えになりますが、「提案力」はディレクションにおいて大切な要素の1つだと思っていて、提案するには自分の引き出しが多いに越したことはないなとよく感じます。
引き出しの増やし方はたくさんあると思いますが、その1つとしてAIを活用すると、今まで自分が知らなかった答えを出してくれる部分があるのではないかと思います。
私も彼を見習って新しい技術にも目を向けて知見を取り入れていこうと思いました。

にしても藤井叡王の若干二十歳とは思えない落ち着き具合が好きです。
私の中で彼は永遠に「藤井四段」なのですが。(響きが良い)

実際に今の自分に落とし込んでみる

さて、ここまで私のおすすめの作品や考え方についてご紹介してきましたが、冒頭でお伝えしたように、私はこれまで個人的なことでしかAIを使用したことがありません。
では実際に普段の業務に活かすにはどんなことがあるだろう…考えても引き出しがない、困った。
そんな時は!crage社内メンバーの頭の中をのぞいてみます。
というのも、crageではナレッジシェアの文化が強く、毎日みんながこれ気になった!というニュースがSlackで飛び交っているのです。
こういった知見を周りにも発信していくところは、crageの魅力の1つだと思っています!

早速、面白そうかつ自分の業務でも活かせそうな使い方を発見しました。

AIにコーチングしてもらうという時代がきています。(その手があったかという気持ちです)
crageでは社員のメンタル面も考慮してメンター制度が用いられていますが、実は自分だけの目標や方針が心の中でひっそりと燃えている…ということも大いにあると思います。
そんな時、意外と人間よりもAIに対しての方が、話しやすいこともあるかもしれないですね。

より実務に近い面ではこんなニュースを見つけて教えてくれたメンバーもいます。

実務ではmiroを使用することが多々ありますが、そのmiroにもついにAIの機能が登場したそうで、マインドマップの拡散や付箋の要約、テキストからの画像生成等の機能が開発中のようです。
これは個人でもメンバー間でも、アイデア出しや作業効率の向上に非常に有効そうに感じるので、今後の更新にも期待します。

(miroって何?という点に関しては今回は割愛させていただきますが、簡単に言えば「オンラインホワイトボート」として会議やデザインなど様々なシーンに活かせるツールです。)

何にせよ、本当に幅広い領域でAIが進化していることがわかりました。
この2つは今の自分でもすぐ取り入れられそうなので、これから早速使ってみようと思います!
改めて、いつも面白い情報を共有してくれるメンバーたちに感謝です。

最後に

ディレクションチーム内であがったニュース、記事、SNSの投稿等の情報の一部をご紹介させていただきましたが、まだまだ他にも様々なニュースを日々共有してディレクターメンバーで盛り上がってますので、そちらはまたご紹介させていただきます!

今回もお読みいただきありがとうございました。
crageでは現在メンバーになっていただける方を募集中です。
ご興味ある方はぜひエントリーください!
新たな才能、求めています。

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