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それぞれの12年。それぞれの暮らし。
当たり前だけど、ここで暮らす人たち、それぞれの12年間があり。今日の受け止め方もそれぞれだったり。
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僕自身、三陸や東北とは縁もゆかりもない移住者で、大きな犠牲を経験しているわけでもないのですが、ここで暮らしていると「被災者」か「一所懸命に復興に従事する移住者」という姿を求められたりします。
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僕の同僚には、東日本大震災に大きな関心も持たず、単なる転居先として移住してきて、コンビニでバイト
それでも「忘れないで」と願う
東日本大震災から8年です。
今年は平日で、しかも陸前高田では昨晩から強い雨が降り続き、街中を歩く人は例年よりも少なく感じました。
昨年までの僕は、取材者として東北のどこかで3月11日を迎えてきましたが、今年は陸前高田で暮らす一人としてこの日を迎えました。そして、遺族でも被災者でもない僕は、仕事上で少なからず復興事業にかかわっている事もあり、いつもと変わらず仕事をしていました。
今年は初めて、