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【読書感想】マカン・マラン

今日は深夜に読むのは危険?な本の世界へ📖
絵本の合間に読む、気になった本の感想を書きます。



まずは一言

Instagramの読書記録おすすめ本で見て
読んでみたかった本📕

シリーズは4冊あるようですが、
まずは初めの1冊目!



今日の本

『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』

著者 古内一絵
発行所 中央公論新社(2015年)


感想

いやぁ面白かった!
去年読んで心あったかくなった📕青山美智子さんの
『お探し物は図書室まで』を思い出させるようなストーリーで、この本もスキ!
軸となるものがまだハッキリとは見えないので早く次が読みたいです!!

インドネシア語でマカンは「食事」、マランは「夜」だそうで、
タイトルの『マカン・マラン』とは、
【夜食】という意味。

商店街の路地奥にひっそりと佇むお夜食カフェにくる
人生に迷ったり日々に疲れたお客様の4つのストーリー。
オーナーでドラァグクイーンのシャールさんが出すお料理と会話が、その人の身体と心をほぐして、自然にその人本来の在り方生き方に戻っていく。


1話に1つずつ美味しそうな料理が添えられていて、
マクロビオティックにますます興味がわき、レシピ本を借りてこようと思っております。

店内に流れるガムラン・ドゥグン(ググリました笑)やドビュッシーの音楽を実際にYouTubeで流し、私自身も癒されながら読み耽りました^^ハマり過ぎ?笑

シャールさんはどうやら、病気をきっかけとして自分に正直に生き方を変えていき、その優しさ時には厳しさから周りの人達をあったかく包んでいる。
当の本人のお話(このシリーズの軸)はまだだし、
病気の進行も気になる所なのですが、そこは次の本で明かされるのか??はたしてその次??


残りの人生がそう長くないかもと知ったとしたら・・・
もし自分自身に嘘をついた生き方をしていたのなら・・・
病気に対して出来る限りのことはして、
本当の自分をだして本来の自分に戻って生きていきたいですよね(*´-`)

夜食カフェの賄い料理とシャールさんの存在は、
お客様の心と読んでいるわたしの心にも
心地よく沁みてきます。


次はどんなお夜食とストーリーかなぁ(●´ω`●)


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