見出し画像

【モロッコ・シャウエン】青って200色あんねん

ごきげんよう!毎月1回旅行する!が今年の目標の、こずーんです。
(過去旅はこちらに。)

5月はモロッコ🇲🇦へ!!
フェズ・シャウエン・マラケシュの3都市に5泊6日で行ってきたよーぃ!

フェズの思い出はこちらに
マラケシュの思い出はこちらに

青い街シャウエンで行ってきた場所の感想を写真と共にずらずらと書き残す、
誰の旅の参考にもならない、わたしの思い出を残しておくだけのnote、はっじまるよー。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

シャウエンシャウエン言うとりますが、正式な名前は「シェフシャウエン(Chefchaouen)」。
なんでか日本人は前半3文字を略してる。でもわたしもシャウエンって記しておきます。

モロッコ北部の山間にある街で、家の壁や道路が青く塗られていて「青い街」として有名。
なんで青く塗られているかは諸説あるらしい。

メディナと呼ばれる旧市街地が観光の中心。
観光の大目玉スポットみたいなのは少なくて、基本的には青い街を歩きながら写真撮影を楽しむ感じ。

もちろんわたしも映えスポットを中心に写真を撮ってきたので、ぺたり。

青、タイル、ブーゲンビリア、植木鉢、階段、とフォトジェニックなものが勢揃いしてる!
ここ植木鉢で有名なフォトスポットのはずなんだけど、なんでか上手に撮れなかった。
ここもフォトスポットらしいんだけどいまひとつ可愛さがわかんない。
水色の洞窟みたいな道ってか誰かの家。
フォトスポットがあるオレンジジュース屋さん。ネコが日向ぼっこしてて最高にかわいかったぁぁぁぁ
膝の上に乗ってくれたの。かわゆーー!
写真撮影慣れしてる観光地のネコほどありがたいもんはないね。

これらの映えスポットの他にも、有料(2ユーロくらい)の小道具が置いてあるようなフォトスポットもちらほら。
商売上手だけど、有料のくせにいまひとつのセンスだったりして惜しいっ!


フォトスポット以外も巡ってきたので写真をぺたり。

◾️Plaza Uta el Hamman (ウタ エル ハマム広場)
メディナの中心にある大きな広場。観光の拠点的な感じ?

真ん中に大きな木が立ってて、周辺の半分はレストラン。
わたしも広場を見下ろせるレストラン「The Magic Lamp House of Aladin」へ。
店内もモロッコっぽい装飾になってる観光客向けレストラン。
広場に面してる「Grand Mosque of Chefchaouen」。
横には博物館?もあったけど、どちらも今回は近づきすらしなかった。


◾️Bouzafer Mosque (スパニッシュモスク)
シャウエンの街並みを見下ろせる夕陽スポット。

こういう景色を見るたびに、♪遠き山に日は落ちてーって脳内で歌っちゃう。
写真だと分かりにくいんだけど、遠くから見ても街並みが青いのよ。
こんな感じの山道を20分くらい?登っていく。そんなにハードじゃないけど運動不足のわたしにはしんどい。
道中にジュース屋さんやお土産売りもぽつぽつと。
頂上は小さな展望台みたいになってる。売店みたいなのもあった。
モスクがあるんだけど廃墟で?観光客は?入れないらしい。
日が完全に落ちた後の夜景もなかなかいいらしいけど、待ってられないのでこの辺りで帰った。


◾️Ras Elma River (Lavadero de la ciudad)
↑の夕陽スポットの山の麓にある川?滝?(なんていうの?)が。
山からの湧水らしくて、透明度高くて涼やかなスポット。

うまく景色を切り取れなかったんだけど、山から水が流れてきてる。
公共の洗濯場として使われているようで、本当に洗濯物干してあったー!
この川で冷やしたオレンジのフレッシュジュースが名物で(名物言うても絞ってるだけ)何軒か屋台が出てる。
もちろんわたしもオレンジジュース飲む。搾りたて!


そんなこんなな映えスポットと観光スポットでした。
ここからは、撮ってきた街並み写真たちをぺたり。

お土産屋のごちゃごちゃディスプレイと青い壁の組み合わせがたまらん!

石畳に、天然の緑の日除けがよきー。
ラグと青い壁の組み合わせもよきー。
湿気がないから日差しが強くてもトンネルは涼しい。アーチはいつだって写真的によきー。



今回の旅で行ったフェズとマラケシュではあんまり見かけなかったお土産アイテムたち。

その1・石鹸
オーガニックだったりアルガンオイル使った石鹸は他の街でも売ってるんだけど、この包装スタイルは珍しかったかも。
La Botica De La Abuela De Aladdin」ってお店が一番映えてた。

上から、デオドラント的ななんか(結晶みたいなやつ)、毛糸に包まれたなんか、色紙に包まれた石鹸数個、軽石的なやつが紐でまとめられてるやつ。
かわいいんだけどそこそこ重量があって、機内持ち込み荷物しかない今回の旅では購入を諦めた…
店内はカラフルでかわいいー!西洋の魔女っぽさがあって好き。


その2・顔料
マラケシュでも見かけた気がするけど、シャウエンの方が表で大々的に売ってる店が多い気がする。やっぱりブルーが一番前に出てる。

色の粉を量り売りしてくれるらしい。実際にこれ使って家を塗っているかは不明。
タイミングが合えば家や道を塗ってるところを目撃できるらしいけど、わたしは遭遇できなかったー

その3・ポンポン帽子
モロッコ北部の人がかぶる、麦わら帽子にポンポンがついた伝統的なもの。
この記事によると“sheshia” (またはchichia)って呼ぶらしいけど、いまひとつ真相はわからず。

このから派生したバッグやポーチもあってかわいかったー!
シャウエン到着する前にバスで通った街に結構この帽子被った人がいた!
シャウエンのメディナ内では実際に被ってる人あんまり見かけなかったけど発見した時の写真↑



シャウエンもフェズ同様ネコがたくさんいたけど、こっちには犬もちらほら発見!
犬はみんな耳にタグしてたからきっとなんか届出的なものがあるんだろうな。

夕陽を見てる犬。かわいい。
べたーーっとしてる犬。かわいい。
階段の途中で振り返ってくれた犬。かわいい。



他にもいろいろ街の写真を撮ったのでぺたり。

この広場は小さくて観光客そんなに多くてなくてのんびりとした空気。
時々アートっぽい壁に遭遇。
素朴なハートがかわいい。
大通りから外れるとお店もなくて一般家庭が並ぶっぽい?
山を感じられる階段だらけ。
カラフルな植木鉢を並べているお家。雑然としてるような絵になるような。
小さな青いお家とドットみたいな石がかわいいー!
明らかに塗りたてっぽい鮮やかーなモロッコらしいブルーのお家。
素人がなんとなくシャッター切っても映えるって助かるぅ。 
地味に階段多くて足がパンパンになりましたとさ。
(大通りだけ歩いてたらそんなこともないかも)


朝はお土産屋さんの店前に出ているものがないからさらに青さを感じられるし、人も少ない。ロマンチックに表現すると青の中を泳いでる感じ。

白い修道服も青の中で見るとなんか新鮮。
にゃんこは時間帯関係なくいつでもいた。

こう写真を並べてみると、一口に「青」って言ってもいろんな青がある。
新しい青も朽ち果てかけてる青もあって、青の彩り豊か。
わたしの頭の中のアンミカが「青って200色あんねん」って言ってました。



観光客がいっぱいのシャウエンだったけど、ローカルの人たちも結構住んでるんだなぁという感じ。

食品とか日用品が雑多に売ってるの見ると、人住んでるだよなぁって感じる。
ドアにドライヤーとハサミの絵が描いてある床屋さん。
洗濯物干してあるのも人住んでるんだよなぁ感を助長するよねぇ。
一歩メディナの門の外を出ると、途端に色味のない街。


そんなこんななシャウエン観光でした。
シャウエンのメディナはフェズほど大きくなくて道もわかりやすい!
フェズのメディナ後だと楽々攻略できた感。攻略ってなんだよっていう話ですが。


ーーーーーーーーーーーーーーーー

ちなみにわたしはフェズからCTMっていう長距離バスで片道4時間半かけて行ってきました。

おっきい観光バスみたいな。モロッコの主要都市を結ぶ路線がいくつかあるっぽい。


行き方やらチケットやらは他の人の丁寧なブログでも見てもろて。
わたしは事前にオンラインでチケット買ったんだけど、1ヶ月くらい前から買えなくてずっと発売日を待ち侘びてたもんで1番目の購入者だったっぽい。
買った順に席番号が割り振られるようで、行きも帰りも1番で運転席後ろの最前列だったー!

フェズのバスターミナルのセキュリティ?のおっちゃんの恋人だか嫁だかが日本人で(全然話聞いてない)わたしが日本人ってわかると怒涛の知ってる日本語披露タイム。
同じバスに日本人が他に3人も乗ってて、おっちゃんが「ほら!日本人きたよ!」と無駄に引き合わせてくれるサービス付き。


さてさて、道中の車窓から風景もなかなかおもしろかったので写真をぺたり。

大草原や大荒野の中を走り続ける。景色に飽きることはなかったな。
山道くねくね走るところが多くて、運転テクニックすごいけど日本人からするとハラハラしすぎるタイミングが何度もあった…うっかり1番前の席だったから見えちゃう。
シャウエン目前の図。肉眼で見ると「おー青い!」ってなったんだけど写真で見るとわかんないね。
帰り道は50人くらいのツーリンググループがいて追い越しが大変そうだった。バイク旅も楽しそうだよねぇ。
そんでトラクター?みたいなのもバンバン走ってる道だった。

道中でいくつか学校を見かけたんだけど、どこも子どもがたくさん!
少子化とは縁遠いのかと思って調べてみたところ、出生率は下がりつつあるけど日本の2.7倍近くはあるらしい。
ついでに出てきたデータだと、地方だと女性の非識字率が60%にもなるそう。
こういう時に大きく日本との違いを感じるなぁと思った次第です。


バスにトイレがついてなくて、途中で1回休憩タイムが20分ほど。
そこのトイレが噂に聞いてたぼっとん便所だったのでついパチリ。(横に普通のトイレもあったので安心)

これどっちが前なの?

片道4時間半って大丈夫かなって思ってたけど、景色見てラジオ聞いてたら意外とすぐ時間が過ぎたなぁ。

シャウエン観光は日帰りできなくもないけど、移動だけで疲れちゃうので1泊して正解だったなと。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
【その他の旅の思い出】
・シャウエンでの宿はこんなところ。リヤドじゃないけどリヤドっぽい。

・「Restaurant Bab Ssour」という人気レストランでやっとタジンを食す!

菅野美穂の写真が飾ってあった。


・イギリスには山がないから、山を見ると謎に「おお!山!」ってなっちゃう。

・ハシシ(マリファナ)売りに声かけられるって聞いてたけど、1人競歩スピードで歩いてる日本人女にはなにも訪れなかったな。
(どうやら山の中にハシシ栽培所や取引所があるらしい?)

・シャウエン周辺には国立公園や自然豊かなハイキングコースがいくつかあって人気らしい。ちょっと気になる!

こちらから写真お借りしました。

・北モロッコは言葉の訛りがきついらしい。もちろんわたしにはさっぱりわかんないけど!あとタジン鍋に海鮮が入るのが北の特徴らしい…?
やっぱり国内でも文化や言葉に違いがあるよなぁと、当たり前なんだけど納得。

・フェズほど客引きがしつこくなくてよき。でもフェズの方が交渉次第で安く買えるらしい。

・モロッコ周遊旅行中のシャウエンの取り入れ方って結構悩みどころだと思うんだけど、バスで出会った日本人がフェズからシャウエン来て、そのあとタンジェ行ってそのまま海超えてスペインに行くって言ってて、それいいなと。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
以上、こずーんのモロッコ旅・シャウエンの思い出メモでしたー。

シェウエンも行ってみたかった場所のひとつだったので、青に溺れることができて満足!
青く塗った理由は諸説あるらしいけど、街中を青く塗っただけで集客が大成功してるって素晴らしいことだよねぇ。

先に行ったフェズの思い出はこちら
その後行ったマラケシュの思い出はこちら

「青」い街ってことで、この曲で締めますー!
工藤静香 / Blue Velvet


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?