#33 死の恐怖・タナトフォビアの克服法【すごくポジティブな内容です】
こんにちは
カウンセラーの優(ゆう)です。
今日もリラックスして聞いてください。
先日、こんなツイートをしました。
上記の内容を詳しく解説します。
あなたはこんなことを思ったことはありませんか?
そんなあなたに向けて書きました。
まずあなたは確実に死にます。僕も。なので死について考えておくことはとても大事なことだと思うんです。
でも僕は不思議な力もないし、前世も覚えてないし、今は死んでないんで死んだらどうなるかとか体験してないです。ただ、すごく論理的に具体的に書いたので、この記事の内容を最後まで読めばロジックであぁ確かにってのが1つは得られると思います。ぜひ最後までお付き合いください。
あと「死」という単語が死ぬほど出てきますのでHSPとか繊細な方はメンタル死なないように元気な時に読んでくださいね。(でもポジティブな内容ですので安心してください)
死の恐怖の克服法は
最初に結論からいきますね。
です。
大抵の方は意味わかんないですよね笑 あなたがスッとわかるように前提となる知識から順に説明していきますので少しお付き合いください。
まずクオリアってなに
あなたはクオリアって言葉を聞いたことありますか?
正直ネットで調べても難しすぎてよくわかんないと思います。わかりやすさ重視で書くので厳密な定義から言うと間違っているかもしれませんが、大体の意味がわかればいいのでご容赦ください。
言葉では表せない感覚的なものとも言えます。
例えば「赤」という色を、生まれつき視覚障害のある人に説明するとしたらどう話すでしょうか。
りんごの色とか赤信号の色だと生まれつき視覚障害のある人には伝わらないですよね。なんかこう「やる気のあるときの色!」とか「命の危険を感じる色!」とかになりますよね。ちなみに奥さんにこの質問をしてみたところ僕の手をこすって熱を出して「こんな感じの色!」と教えてくれました。
このように、まさに言葉に表せない感覚的な表現になるのではないでしょうか。
これ大事なので覚えておいてください。
昆虫とか知能の低い動物にはクオリアはありません。知能が発達した人間だけが感じることのできるもの。それがクオリアです。人間だけがクオリアを持っている。だから人間だけが死を怖がるんです。夜寝る前に死を怖がるペットっていませんよね?
死のクオリアを考えてみよう
さっきは赤のクオリアでしたが、今度は「死」のクオリアを考えてみましょう。
これが死のクオリアですね。
まぁ実際に死を経験して感じたものではないから厳密にいうと「死を考えた時のクオリア」ですね。これが怖いから死が怖いんでしょうか。いえ違うはずです。それでは弱すぎるんですね。だって体験したことではないからです。
大多数の人が普段、死のことを考えない理由は「死が怖いから考えたくない」ということもありますが「死のクオリアを体験したことがない」というのが1番大きいんですね。
生のクオリアを考えてみよう
では逆に生のクオリアを考えてみましょう。
生きていて感じる言葉に言い表せないこと。
全ての体験で言葉に表せない感じ、つまりクオリアを生き生きと感じることができますよね。
勘のいい人は死が怖い理由がわかってきたかもしれませんね。
死を恐れる理由
死が漠然と怖い理由は 死を考えた時のクオリアが怖いのではなく生のクオリアを失いたくないというところからきているんです。
これが死の恐怖の正体です。
ここまでわかってくれました?もっと確信にせまっていきましょう。
どんな時が死だと思う?
ちなみに、あなたはどんな状態が死だと思っていますか?
この記事では
と定義しています。
ちなみに眠っているときはクオリアを意識できないよね。でも起きるとまたクオリアを感じられる。ということは睡眠中というのは半分死んでいるようなものですね。これをもとに死の瞬間をシミュレーションしてみましょう。
死の瞬間はどんな感じになるの
さっき睡眠と死はクオリアを感じられなくなる点で似ていると話しました。これを参考に死の瞬間を予想してみます。
ありますよね。起きた瞬間からクオリアが感じられるはず。
ないですよね。
いつの間にか寝てますよね。
寝た瞬間ってあいまいなはずです。
死の瞬間も眠るときと同じ感じで訪れると思われます。
死の瞬間は意識できないんです。
死の瞬間を意識できないということは死のクオリアは感じられないということですよね。
ということは
ということです。
なので「死は主観的にはない」と言えます。(もちろん魂がクオリアを感じられたら別ね)
死を体感できないと知って死ぬ恐怖が少しは減ったんじゃないかな。ここまでをまとめると
です。
いつの間にか死んでいるなら死の瞬間を恐れる必要はありません。ということは剥奪感さえ無くなれば死の恐怖は克服できていると思いませんか?最後にポジティブな解決法をお話します。
死による剥奪感の克服法
よく達観した高齢者って見たことありません?瀬戸内寂聴さんみたいな。ようは私は人生でいろいろ経験した、だからもういつ死んでも怖くないみたいな人です。
こうなれば人生の剥奪感は少ないはずです。
どうすればこうなれるか。
つまり、あなたの人生の可能性を最大化するしかありません。
最後によく考えてみてください。あなたがお母さんのお腹の中にいたとき人格なんてありませんよね。怖いと感じたことありました?この世界では意識がない状態が普通なんですよ。あなたは、ものすごいラッキーな人で今は意識を持っています。今を生き生きと感じられるクオリアまで持っています。元は普通の生活をしていたのにたまたま宝くじに当たったみたいなもんです。
ようはあぶく銭です。普通じゃない状態ですよ。せっかくなんだから楽しまないと損じゃないですか。死ぬ寸前に猛烈に後悔しないようにこの人生を楽しみきって死んでいきましょう。なので僕もこの人生をコツコツがんばります。少しでも僕と関わる人が、人生を楽しみきって「あぁ楽しかった!」って健やかに死んでいくといいなぁと思っています。(なんか文字にすると物騒)
この記事のまとめ
この記事の内容をまとめると
となります。
以上が #33 死の恐怖・タナトフォビアの克服法【すごくポジティブな内容です】でした。
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では、次のお話でまたお会いしましょう。
ありがとうございました。
カウンセラーの優(ゆう)でした。
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