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休職したのは、私が原因だって言うの?!

メンタル疾患を患ったり、
休職の理由として、
周囲の環境が
原因となっているケースは多いです。

そんな人に、
是非やっていただきたいことの一つが、
周囲の環境に関する
認識の見直しです。

具体的には、
「自分で変えられることかどうか」
を、今一度、考えてみてほしいのです。

このように申し上げると
「私が悪いって言うの?!」と
仰る方もおられるのですが、
良い・悪いで申し上げているのではありません。
「誰が悪い」ということではなく、
この環境を作り上げている一因として、
自分の在り方もあるのではないか、
と、俯瞰して見ていただきたいのです。

物事の良し悪しや
好き嫌いについては、
みなさん、
ほぼ直感的に、
「こうあるべきだ」
とか、逆に
「あの人が嫌い」
など、思ったり感じたりしていることでしょう。

もちろん、
それを「変えたい」と思うのも
理解できます。

しかし、
実際には、
「すぐに変えられること」と
「なかなか変えられないこと」が
存在しています。
それを混同して、
「変えられないこと」を変えようとしたり、
「変えられること」をそのままにすると、
人生がうまくいかない、と
感じられるのです。

たとえば、
上司に対して不満を持っている人は、
「あんな上司、変わるべきだ」と仰る人もいます。
もちろん、良し悪しで言えば、
上司が悪いのかもしれません。
でも、上司の性格や人選は、
あなたが変えられることですか?

逆に、職場に不満を持っている人は、
「職場なんて変えられないし・・・」と仰る人もいます。
でも、転職や異動は叶いませんか?
本当に・・・?

もちろん、
世の中には、家庭環境や戦争など、
自分にはどうにも変えられず、
変えられないことばかりなこともあります。
しかし、
自分に変えられる部分と変えられない部分を
区別できるようになり、
自分がコントロールできる部分に
正確にアプローチできるようになると、
少しずつでも環境に変化が出てきます。

残業を減らすために
業務スキルを伸ばしたり、
異動が叶うように資格を取得したり、
正社員でなくとも、
派遣社員や契約社員まで幅を広げて、
自分のキャリアの優先順位を考えてみたり・・・
きっとあなたにも、
できることがあるのです。

物事の良し悪しでも
好き嫌いでもなく、
まずは「変えられること」と
「変えられないこと」に
分けて考えられるようになると、
人生のコントロール度合いが
変わってきます。

自分の人生が
他人や周囲の環境に振り回されると
悲しいですよね。
どうか、自分自身で、
自分の人生の舵取りができるように、
今一度、考えてみていただければと思います。


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林 花江(@hanae.hayashi) • Instagram写真と動画


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