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復職直後は要注意!!

※この記事は1分で読めます。

晴れて復職が決まった!
という時、
休職されてきた方は、
仕事に対して
働く意欲を強くされる方が多いです。

長く休職されてきた場合は特に、
休職中の
「働かない」ことへの
後ろめたさから解放されますので、
それはそれは、
皆さん勢い混んで
お仕事に打ち込まれます。

ただし、
ここで特に注意いただきたいのが、
フィジカル面の体調管理です。

メンタル疾患でお休みされていた場合、
フィジカル面での体調管理は
あまり重要視されないのですが、
単なる風邪であっても、注意が必要です。

これは、
休職期間が長い方は特に、
要注意です。
休職中は、
せいぜい家族としか接点がなかったところから、
急に大勢の人が出入りする職場に復職するわけですから、
当然、感染リスクが増えます。

身体も、休職中に、
特段、強く鍛えてきたわけではないでしょうから、
免疫機能も下がっています。
なので、ちょっとした風邪でも、
人よりも悪化しやすいのです。

普通の人であれば、
1~2日休む程度の風邪でも、
休職明けの方ですと、
肺炎などにこじらせて
2週間もお休みしてしまうケースもあります。

たとえフィジカル要因であったとしても、
こんなに長く休むことになると、
また生活リズムが崩れかねません。
そこから、また
メンタル疾患を再発させる可能性が
出てきてしまうのです。

それに、
職場の期待も裏切ることになってしまいます。
「『また休むのか・・・』と
思われてるかもしれない。」
これは、あなた自身にとっても、
新たなストレスになるでしょう。

復職できたからといって調子にのらず、
3ヶ月くらいは自重して
過ごしていただきたいものです。
例えば、
飲みに誘われたり、
休日に遊びに行っても、
夜はいつもの就寝時間に間に合うようにして、
できるだけ生活リズムを崩さないように
してください。

仕事に対する熱意や、
休職中の後ろめたさを取り返すように、
就業制限がかかっていても
残業しようとしたり、
そうでなくても、
自分から積極的に
時間外勤務をしようとする人がいますが、
これは厳禁です。

毎日、
できるだけ同じ生活リズムで、
全力を10としたら、
3ヶ月は、
7~8割程度の
仕事量に抑えるよう
意識していただきたいと思います。

その代わり、
プライベートでも、
注意をしていただき、
休日であっても、
早寝早起きに努め、
栄養のある食事を摂り、
何事も無理せず、
自分を労りながら
過ごしていただければと思います。

フィジカル的な耐性が付いてくるのに
約半年、
メンタルは、
さらにそこから1年くらいは
用心が必要なのです。

自分を過信せず、
いかに毎日のセルフケアをして
過ごせるか・・・
これが再発防止に繋がります。
そのための
最初の一歩として、
フィジカル面での
体調管理に、
よくよくご注意いただきたいと思います。

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