言葉の駅〈souma〉

書きたいことを書くだけ。 もう少しで20歳になる原石です。 今年は自分で本を出そうと思…

言葉の駅〈souma〉

書きたいことを書くだけ。 もう少しで20歳になる原石です。 今年は自分で本を出そうと思います。 フォローや♡よろしくお願いします。

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HOOD

人生始まって20年が経ち今ここに立つ。 生まれてずっとプラスで続いてきて、今初めて 現状維持かマイナスかの窮地に立つ。 物心ついた時から音楽に触れて育ってきて、 多分一般的に見るとすごい過保護な家庭に 生まれて、甘えて育って、欲しいものは全て手に入れ 自分のものは奪われることは大嫌いで、 強くもないのに強がって、自分が一番大人だって思い込んでた。 周りに恵まれているのに気づかずに。 キラキラしていないのにキラキラを身に纏って、 カッコつけてた。 自分に似

    • 君と僕

      君に僕が必要と言ってもらいたくて必死に 行動してたら君のことが必要になってた。 君に追いかけてもらいたくて僕が離れてたら 僕が君を追いかけてた。 いつも言わないだけでいつも君が欲しい。 毎日会って毎日笑って毎日幸せになる。 僕を沼らせる君を僕はいつも好いている。 僕を沼らせる君を僕はいつも憎んでいる。

      • 音楽

        物心ついた時から君はずっとそこにいた。 勉強している時も、運動している時も 友達と遊んでいる時も、先生に怒られている時も 辛い時も、楽しい時も、悲しい時も、 何も無い時も。 ただ歩いているときでさえそこにいた。 君が消えた日って言うのは10年近く生きていて 存在したことは無かった。 いつか君が消える時は、僕が消える時。 そう思って生きている。 いつかは僕が君を作り出す時まで。 まだ少しそばにいて。

        • いきる

          今日生きている証に言葉を残す。 昨日と一昨日の境目で今年1年の半分が 終わったらしい。 今月末、大好きだった先輩が人生を変えるために 会社を辞めるらしい。 やれるやつはこうやって消えていく。 生きる意味や生きがいが見つからない僕は こうやって言葉を残すしかないのだ。 普通に笑って普通に暮らすのがやはり幸せ。 そう思う時も増えてきた。 でも、やっぱり人生で最高の景色は 自分の書いた言葉を音楽という大好きなものを 連れてみんなの元に届ける。 そこでみんな

        マガジン

        • 記憶めぐり
          4本
        • 桜の蕾が終わる前に
          3本

        記事

          1日でも1分でも1秒でも

          「手がしわしわになるまで。」 君の肌が生きた証拠を表してきた頃。 僕は君の大切さに気付かされる。 駅前の帰り道、歩いているとある一人のお爺さんに声をかけられる。 「あなたには大切な人はいますか。」 なぜか反応していまい、僕は「はい。」 と答えると、お爺さんの話は続く。 時を少し遡らせてくれ。 わたしには妻がいた。60年以上ともに時をすごした。 最近いなくなったのだが、大好きな妻だった。 出会った時はお互いがお互いを思いあっていた。 人間というものは悪い生

          1日でも1分でも1秒でも

          2024.6.9

          ヘッドホンをつけてお気に入りのライブ映像を 10回ほど繰り返したときに君のもとへ着く。 空が少し泣く中僕は傘もささず出かける。 涙の音なんて聞きたくないし外の音は全て 取り除き、今日もまた音楽というものに 向かい合う。 そういえば生まれて20年やり遂げたことって なんだろう。道中そんなことを思いついた。 生まれてきた。それしか思い浮かばない。 この世に出てきたことで僕というものが存在し みんなと出会えることができたんだ。 人間生まれた時におおかたやること

          2日目

          君と次の年花火を見た場所にやってきた。 あの時のことはしっかりと覚えている。 浴衣を着た君がすごく綺麗だったこと。 花火を見る君がすごく美しかったこと。 でも、もうこんなこと今になって 口に出すことは出来ない。 2人とも照れてまともに話せず、 切り出した言葉は 来年も花火一緒に見ようねという少し告白 混じりの言葉だった。 あの時の君の嬉しそうな顔には負けた。 でも、あれ以来花火は見に行っていない。 まぁそれも全部僕のせいだ。 あの時の当たり前を取り戻

          2年目

          何となく仲良くなった2人はその次の年の夏、 2人で花火を見に行くことになった。 あなたが誘ってきた花火は人生で1番だった。 そして今日4年ぶりに来てみた。 あの時、君が見つけた特等席はきっと今も 私たち二人だけのものじゃないかな。 4年前、来年も来ようね。って言ってくれた 君の顔を今でも覚えている。 2人で浴衣は着ないでおこうと約束したが 結局当日来てみれば2人とも浴衣だった。 2人とも見慣れない姿に少し照れた記憶がある。 その時のあなたはすごく輝いてい

          「1年目」

          私たちは世界が終わるまでに6年間を 振り返るため6日間を使うことに決めた2人。 1年間を振り返るために1日を使って 世界が終わる1週間で周りきるというものだ。 私たちは学校に向かった。 君とは同じクラスだった。いつも少しだるそうに 座っている君の横顔に気づけば少し惹かれてた。 ある日、放課後忘れ物に気づき教室へ戻った。 そこにはいつものように机に全体重を預けて くつろぐ君がいた。 忘れ物だけ取って帰ろう。そう思い、手に取り 振り返ろうとした時足が滑り壮大

          「1日目」

          出会った場所に行ってみよう。 そう決めた僕らはあの頃ふたりが出会った場所へ 向かうことにした。 僕らといっても全て君が決めた予定だ。 君は今どういう気持ちだろうか。 あの頃は幸せだったな〜とか考えているのだろう 僕は態度に出すことが出来なかっただけで 6年間ずっと幸せだった。 君との人生が終わるなんて、すごく嫌なのに また今日も態度に出せないでいる。 少し話は戻るが、僕らが出会ったのは 高校1年生の頃。何気ない放課後を過ごしている ときだった。 1人

          プロローグ

          「ねぇねぇ、来週さ世界が終わるらしいよ。」 「あー、そうなんだ。」 1週間後、太陽による異常な熱により人類が 終わるらしい。 それを伝えた君にはいつも通りの返事しか かえってこなかった。 出会ったのは6年前。高校1年生の時だった。 月日が経っていくうちに君とはあまり喋ることは 減っていた。 せっかくだから1週間で何かをしたい。 「あのさ、せっかくだから私たちの6年分を 6日間でまわってさ。最後の1日を1年分 楽しんでみないかな。」 「うーん。」 た

          守るもの。

          こんや誰かが死なないために僕は僕を演ずる。 こんや愛してる人に悪いことが起きないように 僕はまた本音を塞ぐ。 ただみんなを愛しているのに、僕はその人達を 守りたいがために、自分を殺す。 救急車、パトカーの音を聞き流す日々が続くよう いつまでも願っている。 考えすぎと言われる。きっと。 でも、僕的にはそれが僕らしいと思う。 最悪な事態が起きないようにみんなを守る。

          僕のドラッグ

          僕のドラッグ。 それは寂しさや悲しみも和らげてくれる。 音楽。HIPHOP。あの人は言う。 弱いものの味方だと。 ジャンルなんてもの問わない。 音というもの自体が僕のドラッグ。 いいものになるにつれて依存性が高まる。 そのうち自分で音と音を調合したがる。 そしてもっといいものにして自分に使用する。 これが僕のドラッグ。

          24時24分。

          君とわたしどっちが変わったのかな。 うつむきわたしに君はそう尋ねる。 多分変わったのは自分自身だ。そう感じた。 君の機嫌を損ねない代わりに自分の機嫌を損ねた 君の嫌味を聞きたくないから自分が嫌味を言った 君の口から別れを告げないよう自分から今 別れを告げた。 いつの間にか君の口から何も聞かせないように 演じていた偽の自分が本当の自分になってた。 1日前、君の匂いがわたしの前から消えた。 2週間前、わたしは君に別れを告げた。 3ヶ月前、徐々に会わなくなった

          2024.4.18.

          生まれて初めて本気で死にたくなった。 今日は笑顔になることはなくて、頭の中で 同じことをぐるぐる。 みんなが多分自分をこう思う。 普段ふざけているからこいつは気にすることは なんにもない。 何を言ってもいいだろう。とか 何をしてもいいだろう。とか多分そう思う。 そんなことないんだよ。人間だから。 今もぐしゃぐしゃな頭の中をよぎる文字を ただそのまんま書く。 最近上手くいかないとかそういうのじゃなくて 自分が振りまいた本気で心配した優しさとか その人の

          After story

          あの頃から何回カレンダーを捲り カレンダーが変わってきたことだろう。 チクタクと時間は流れ今日が終わる。 毎年の桜のニュースをまだ晴れた気持ちでは みれていなかった。 ある日一件の不在着信。 留守番電話の録音を聞いてみる。 二人で久しぶりに会わないかとの連絡。 あまり久しぶりではないような感覚だ。 あの時の待ち合わせ場所で待っている。 いざ着いてみると、三人が揃わなかった 約束を思い出す。 この場所だけは時が止まっていた。 目の前にある横断歩道を遮る