なか み

アラフィフ。静岡県沼津市在住。初心者ブロガー。 言い伝えとか妖怪とか、よくわからないあ…

なか み

アラフィフ。静岡県沼津市在住。初心者ブロガー。 言い伝えとか妖怪とか、よくわからないあいまいな存在に興味があり、祖母や母たちから教わったことなどを記録していこうかと思っています。

記事一覧

祖母の「昔からそう言うねん」シリーズ② ことわざ編「敷居を跨げば七人の敵あり」

祖母から「昔からそう言うねん」と、さまざまなことを教えてもらったシリーズ第二弾。 「男の人はな、一歩外に出たら7人の敵がいるって言うんやで」 この後に必ず「昔か…

なか み
1か月前

祖母の「昔からそう言うねん」シリーズ① お盆の時期の水辺

祖母から「昔からそう言うねん」と、さまざまなことを教えてもらった。 でも、子供の自分には「また言ってる」「めんどくさいな〜」「関係ないし」と思っていたこと。 す…

なか み
1か月前
1

私のことを思って、丁寧に時間をかけたあなたの手作りが、私を丈夫にしなやかに支えてくれています。
#ドクダミ茶

なか み
2年前
1

子供の頃何かで読んだ話が忘れられなくて、なんとなく調べたら落語の『一眼国』というお話だということが今わかった。
人の価値観、正義、正当なんて、見方ひとつでひっくりかえる。
子供心に受けた衝撃。いい大人になっても、何かにつけて噛み締める。

なか み
2年前
2

知らぬが仏。知るは修羅。
要らない情報はシャットダウンの意味。
自分に向けたことば。

なか み
3年前

焦っても、ゆっくりでも。

2キロほど離れた所に歩いて行った。 途中、いくつか信号がある。 前半は、少し走っては、赤信号待たずに渡れていた。 後半は、まるっきり渡れず、フルで赤信号待つことに…

なか み
3年前
2

死ぬのが怖いのかと思っていたけど、生きるのが怖いのか、なんだかわからなくなってきた

なか み
3年前

会えないことはオンラインで代替できるかな

社会人になってからは、なかなか友人、特に学生時代からの友人と、会う機会がめっきり減ったとはいえ、帰省のタイミングやなにかのきっかけで、久しぶりと会うこともあった…

なか み
3年前
6

夜に爪を切ると

「夜に爪を切ると親の死に目にあえない」 昔は電気もなく、現代のような爪切りもなかった 夜に爪を切ることは、怪我のもとで危険な行為でもあった それを戒めるための縁起…

なか み
3年前
4

カチコチと進む秒針より
スーッと進む秒針は怖いと思うのは
掌からスルスルと何かが抜けていくような
寂しさを感じるからかもしれない

なか み
3年前
祖母の「昔からそう言うねん」シリーズ② ことわざ編「敷居を跨げば七人の敵あり」

祖母の「昔からそう言うねん」シリーズ② ことわざ編「敷居を跨げば七人の敵あり」

祖母から「昔からそう言うねん」と、さまざまなことを教えてもらったシリーズ第二弾。

「男の人はな、一歩外に出たら7人の敵がいるって言うんやで」

この後に必ず「昔からそう言うねん」。

これは「敷居を跨げば七人の敵あり」とか「男子家を出ずれば七人の敵あり」といったことわざ。

性格や見た目など関係なく、世間に出ると何もしていなくても敵がいる、敵対視してくる人が少なくとも7人はいるといった意味だと祖

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祖母の「昔からそう言うねん」シリーズ① お盆の時期の水辺

祖母の「昔からそう言うねん」シリーズ① お盆の時期の水辺

祖母から「昔からそう言うねん」と、さまざまなことを教えてもらった。

でも、子供の自分には「また言ってる」「めんどくさいな〜」「関係ないし」と思っていたこと。

すっかりいい大人になってから気がついた。

「昔から言う事というものには、実はもっと生きやすくなるヒントがつまってるんじゃないか」

伝承、謂れ、昔からの言い伝え・・・科学的ではないからと薄れてきていて、今ではすっかり過去の存在になってい

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私のことを思って、丁寧に時間をかけたあなたの手作りが、私を丈夫にしなやかに支えてくれています。
#ドクダミ茶

子供の頃何かで読んだ話が忘れられなくて、なんとなく調べたら落語の『一眼国』というお話だということが今わかった。
人の価値観、正義、正当なんて、見方ひとつでひっくりかえる。
子供心に受けた衝撃。いい大人になっても、何かにつけて噛み締める。

知らぬが仏。知るは修羅。
要らない情報はシャットダウンの意味。
自分に向けたことば。

焦っても、ゆっくりでも。

焦っても、ゆっくりでも。

2キロほど離れた所に歩いて行った。

途中、いくつか信号がある。
前半は、少し走っては、赤信号待たずに渡れていた。
後半は、まるっきり渡れず、フルで赤信号待つことになった。
全速力でかなり前から走っていれば、間に合うかもしれないが。

結局、最初からゆっくり歩いていても、到着時間は変わらかったんじゃないかと気がついた。

これは、まるで、人生のようではないかと思った。

死ぬのが怖いのかと思っていたけど、生きるのが怖いのか、なんだかわからなくなってきた

会えないことはオンラインで代替できるかな

会えないことはオンラインで代替できるかな

社会人になってからは、なかなか友人、特に学生時代からの友人と、会う機会がめっきり減ったとはいえ、帰省のタイミングやなにかのきっかけで、久しぶりと会うこともあった。

しかしこのコロナ禍。

県を跨いでの友人と会う機会が皆無になった。首都圏が生活圏の友人ばかりだからだ。

また、近畿県内にいる地元の家族とも会えなくなってしまった。帰省するリスクが怖いからだ。

最初はいつでもラインやメールできる、F

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夜に爪を切ると

夜に爪を切ると

「夜に爪を切ると親の死に目にあえない」

昔は電気もなく、現代のような爪切りもなかった
夜に爪を切ることは、怪我のもとで危険な行為でもあった
それを戒めるための縁起が悪いとされる言い伝え
理屈は分かってはいる

そんなことも祖母から教わったわたしは
今日も夜に明るい部屋の中
爪を切る

カチコチと進む秒針より
スーッと進む秒針は怖いと思うのは
掌からスルスルと何かが抜けていくような
寂しさを感じるからかもしれない