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「 『 BranD Magazine 』 と わたし 」

こんにちは、現場の前田です。
先日、青木(コスモテック)が記事を公開したばかりですが、コスモテックは海外のデザイン雑誌 『 BranD Magazine 』 65号 に掲載いただきました。


65号が 「 デジタル時代の印刷の力 」 を特集する号ということで、海外からコスモテックの活動にご興味をもっていただき、注目していただけたことをとてもうれしく思っています。

『 BranD Magazine 』 65号の表紙はこちら


また、こうして海外よりお声をかけていただけたのは、日々コスモテックの箔押し加工に頼ってくださるたくさんのお客さまのお力添えがあってこそです。

 皆さま、本当にありがとうございます! 」

◉ 『 デザインのひきだし 』 の存在

今回、私が製作・加工でお手伝いさせていただいた 「 デザインのひきだし41 」 「 デザインのひきだし46 」 の表紙加工が記事として大きく取り上げられ、私にとっては大きな励みになりました。

「 デザインのひきだし41 」 の表紙加工
見開きで大きく紹介されている


41号は加工方法を開発した 『 テープスタンピング 』 を用いた表紙。46号は発売後、驚愕の約1週間という短期間で瞬く間に完売してしまい前代未聞と称されている1000パターンの箔押し表紙。

思い返せば、この2つのお仕事に取り組ませていただいた時は朝から晩まで加工三昧の日々でした。それだけに思い入れが強い仕事でもあります。
 
「 なんとかして形づくらねば 」 という思いと使命感のようなものと向き合いながら、さらには今まで箔押し加工に携わってきた自分自身と真剣に向き合い、戦い抜いた加工・仕事でもあるので、掲載していただいた誌面を拝見した時は感激し、込み上げてくるものがありました。

◉ 写真とレイアウト

『 BranD Magazine 』 に掲載していただく際、 『 デザインのひきだし 』 表紙加工の写真、そして、コスモテックの会社紹介の写真は、なんと全て青木(コスモテック)が撮影したものが使われています。

誌面をご覧いただければきっと、コスモテックのブログや note、SNS で見たことのある写真が並んでいることに皆さまも驚くかもしれません。

京都で開催された 「 デザインのひきだし46 」 の展示会
『 大箔覧会(だいはくらんかい) 』 に足を運ばせていただいた時の写真


「 これには私も本当に驚きました! 」

そして、コスモテックという印刷加工会社のおもしろさを汲んでいただけたのでしょうか、 『 BranD Magazine 』 のデザイナーさまが斬新な誌面レイアウトをしてくださったように感じました。良い意味で豪快に、見た瞬間にドキドキするような… そして、何かとてつもないことをしてくれる予感が漂ってくるかのような。

海外からコスモテックを見た時、その存在・仕事をどのように捉え、見えているものなのかということが誌面から感じられ、私にとって目から鱗でした。また、青木(コスモテック)が撮影し、ご提供させていただいた写真は印刷加工会社 コスモテックの日常風景でもあるので、そのありのままの状態が 『 BranD Magazine 』 のデザイナーの方にとっては新鮮でおもしろいものに映ったのかもしれません。

◉ 大熊手の強烈なインパクト!

青木(コスモテック)がコスモテックの会社紹介の写真として用意したのはなんと、コスモテックの加工現場に飾っている、青木が購入した大熊手の写真です! ちなみに持っているのは私、撮影は青木によるもので、大熊手がコスモテックに届いた時に記念にと撮影した一枚です。

まさかのコスモテックの現場に飾ってある熊手の写真!
しかし不思議と雑誌に馴染んでいる…


私は誌面を見た瞬間、度肝を抜かれました…
なんと1ページまるごと大きな熊手の写真が 「 どん! 」 と配置されているではありませんか! 
勢いと凄み、が異彩を放っています。この写真について、青木から私には知らされていなかったので、本当に驚きました……。

「 会社紹介の写真って、きっと普通であれば、加工風景の写真とか、従業員の集合写真とかを用意するのでしょうが… 」
 
青木のいたずらっぽさと大真面目な遊び心によって提供されたこの写真を採用・レイアウトしてくださった 『 BranD Magazine 』 のデザイナーさまも、この強烈なインパクトの写真を一緒に面白がってくださっているように感じました。実際、仕上がった雑誌全体を拝見させていただくと、驚くほど すっと馴染んでおり感動しました。

◉ 余談ですが…

実は私も、青木(コスモテック)を見習って 2022年年末 コスモテックに飾る大熊手を買ってみました。 人生で初めての経験です。

私自身の挑戦!という願掛けもこめて
金ピカの大きな熊手を購入。気合がみなぎる!


学生時代、社会人になりたての頃、そしてコスモテックに入社した頃なら、 「 まさか、私が会社に大熊手を買うなんて… 」 と、こんな経験をすること想像すらつきませんでした。

コスモテックの仕事を通して、お客さまや協力会社の仲間たち、青木とも会話する中で、少しずつですが、自分の中にある何かが変わってきたような気がします。今までなかった考え方や価値観・情熱に触れ、日頃接するたくさんの方から影響を受けて、私自身仕事への取り組み方や考え方にも変化が現れたと感じます。

皆さま、今後もたくさん勉強させていただければ幸いです!

◉ すべてが繋がっていくということ

話を戻します。 今回 『 BranD Magazine 』 に掲載されるにいたるまでを思い返した時、私はとても大きな 「 つながり 」 の力を感じました。

今まで真正面から向かっていた仕事。その一つ一つがすべてどこかで繋がって、結びついているように感じたのです。


ありがたいことに 『 デザインのひきだし 』 表紙加工に携わることができたご縁、青木(コスモテック)が撮影したコスモテックの加工現場の写真や 「 デザインのひきだし46 」 の京都で行われた展示会の写真などをご採用いただいたり…

さらには青木が購入した大熊手までも掲載していただいたりと、その瞬間は断片的なモノ・コトであっても、後から繋がり、形づくられていく様を身近に体感することができ、私にとって大きな収穫となりました。

今までの出来事が一つ一つ組み合わさっていく


過去にさらっと通り過ぎた景色が、今、私の目の前に突如鮮やかに色づいて現れたような感じがして、なんだか不思議な感覚もあるのですが、今もこうして毎日一つ一つのお仕事を続けさせていただく機会を与えてくださる皆さまへ改めて感謝の気持ちを感じています。

まだまだ力足らずなことも多々ありますが、今後とも精進して参ります。 『 BranD Magazine 』 65号 は私にとって大切な宝物の一冊になりました。編集部の皆さま、海外よりコスモテックを見つけてくださり、本当にありがとうございました!


【 箔押し加工 】

有限会社コスモテック 現場リーダー 前田瑠璃
〒174-0041 東京都板橋区舟渡2-3-9
TEL:03-5916-8360 / FAX:03-5916-8362

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