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better being

人間は生きる上で向上心を必要とする動物だと思う。
それは、よりよき存在になるということ。

  better being

裏返していえば、
向上心をなくすれば生きているとはいえない。
ただ今ある命を消耗していくだけだろう。

人は誰でも夢を持っている。
それは向上心がなせるわかりやすいカタチだ。
夢の大小はあまり関係がない。
あまりにも大き過ぎて、実現が困難で挫けても
向上心はそれに替わる別の夢を用意してくれる。

夢が小さくても、
それを一つずつ積み重ねていけば
自分が目指すよりよき存在に近づいていく。
本質的に、人間は夢見る動物である。

明日の夢がなくては、
今日に幸せに感じることはないのではないか。
夢があるから、今日より明日に希望を持てるし、
より幸せになろうと思える。

今日を犠牲にしては、幸せな明日は訪れない。

幾つになっても向上心のエネルギーは
燃やすことができる。
よりよい存在の自分を目指すことはできる。
よりよく生きようとするのが人間だからだ。

向上心は歳とともに小さくなっていくと思いがちだ。
人生の後半に差し掛かると若い頃とは違ってくる。
だけどもなくなるわけではない。
自らなくすることはあっても、だ。

  better being

きっと、その行き着くところは
よりよい死なのかもしれない。


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