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自分が宝物

「自分が宝物」だなんて
なかなかにわかには思えない。
「自分が宝物」って意味分かんない。
そう思うことだってあるよね。

じゃあ、箱を一つ用意します。
自分が持ちやすいサイズの箱でいいよ。
今日からそれを「宝箱」にします。

「えーっ、何も入ってないのに宝箱っておかしいよ。」
君は言うだろうね。
「平気だよ。いまにいっぱいになるから。」
僕は応えて言う。

そのためには一つルールがあります。
まずは最初に「自分」を箱に入れてください。
今の自分を入れるんですよ。
理想の自分じゃありません。
今のありのままの自分です。
はい。入れましたか?

これで宝箱の準備はできました。
今日から少しずつでいいから
自分が好きで大切にしたいものや
宝物だと思ったものを入れていくんです。
モノでなくても宝物にしたい「言葉」でもいいよ。
なんでもいいんだ。

箱の中には最初に自分が入っているから
後から入れたものは挨拶してきます。
ちゃんと挨拶を返せるかな?

「こんにちは。ここに居ていいかい?」
「いいよ。ぼくが選んだもん。よろしく。」

箱の中はみんな仲良しになる。
箱はいつも出入り自由だ。
箱の中身は秘密にしてもいいし、
好きな子にはそっと教えてもいい。
箱がいっぱいになれば、
もっと大きな箱に引っ越しをすればいい。

どうだい?
宝物を増やせそうかい?

自分だけの宝箱は自分を育ててくれる。
きっといくつになっても失くさない。
自分が宝物だから。


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