見出し画像

彼岸の入り

今日は彼岸の入り。
今日から1週間が春のお彼岸になります。
お彼岸の「彼岸」とはあの世のことです。
(ちなみに現生は「此岸」という。)

彼岸は西にあり、彼岸は東にあります。
お彼岸の中日である春分の日は、
太陽が真東から昇り、真西に沈みます。

つまり昼夜のバランスが良く、
天空の最短距離を通ることから
あの世(彼岸)とこの世(彼岸)が
もっとも通じやすい日として考えられました。
だから、秋にもお彼岸はあるわけです。

お彼岸に墓参りをしたり、先祖供養をするのは
この時期が良いとされました。
この習慣は、日本独自のものらしい。
日本独特の信仰の形が結びついたのでしょう。

彼岸の入りの今日は晴天。
とても気持ちの良い1日となりました。
外で動いていると暑いくらいで5月並み。
桜も一気に咲く速度を早めたことでしょう。
これで、黄砂も花粉もなく、
コロナ禍も沈静化していれば
いい春の日なのに・・・。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?