松本隆さんの卒業ソング「制服」と「卒業」 切なすぎる歌詞を比較
毎年3月になると聴きたくなるのが、卒業ソングである。私が学校を卒業したのは遥か昔だが、今も卒業ソングを聴くと若かった(=純情だった)当時の自分が脳内にシンクロし、フレッシュで甘酸っぱい気分に襲われる。
昭和から平成、令和まで、卒業ソングは各年代でリリースされているが、50代の私にとっては、やはり学生時代に聴いた昭和の曲への思い入れが強い。昭和の卒業ソングには大切な男性との別れを綴った曲が多いが、なかでも松本隆さんが作詞した「制服」と「卒業」の2曲は、主人公の切ない心理描写が