新米グモとたまのかんざし。土が乾く前に、雨が降る。植物も動物もひとも、水っぽい。今年のスイカは、まだ小さかったのにカラスたちに食べ尽くされてしまった。間違いなく学習している。観察の結果、熟す前を狙わないと食べられないと分かったんだな。かしこい。今回は、にんげんの負け。

足るを知る

ぽつぽつ畑を初めて思うこと。
過ぎたるは及ばざるが如し。
水・肥料・日除け・虫除け…、手をかけるほど良いというものでもない。
だからといって、放ったらかしもまた違う。
丁度良いの加減。
このものさしの具合。
そして、自分がここでどうありたいのか。
鍬を振るい、草をひねる折々に、思わない日はない。
畑にいると、たくさんの生き物のひしめく中に、自分が立っていることを知る。
耕すということは、そこに生き

寄り道的中距離走。いや本線か。

ハシリの蝉の気配と午前の青空と。

こちらは晴れ。

A tiny parting gift.
晴れたりザザ降りしたり、落ち着きのない台風だったけれど、繊細な仕事をして去ったみたい。

ざぶん。

鳴りやまぬ 明き雨垂れ 胸穿ち とほき大洋と ひとつ音を謳いつ

ひとやすみ。