ひとやすみ。
何を思ったのか、水を入れてしまった。ジャムではなくソース。いつの間にか、くるんと皮を脱いで白い実が赤く染まっていく。きび砂糖にレモン汁、ブルーベリー。ミントの葉をのっけて。パンに見下ろされながら、滴り落ちるソースを下唇で押さえながら食べるの、美味しい。次は水なしでやるのだ。
葉っぱは今日も、時間や光や湿度に合わせ、色変えして一緒に遊んでる。さてな、ばあばんに頼まれたジゲ野菜を近くの無人市場に運んだ。やったことのないことで、はりきっている。誰かに自分の作ったものが届くというのは、嬉しいんだろう。何気なくあげっこしてた時とはまた一味違う嬉しさ、悩ましさ。もの忘れする暇はまずないね。よかった、よかった。この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？