私のカウンセリングやセラピーを受けられるかた、検討されるかたへ―心理療法の対象

私のカウンセリングや心理療法を受けられる場合(基本的にどこのセラピストの心理療法や身体アプローチ療法でも同じだとは思うのですが…)、こういうクライアントさんを対象としていますよ、ということを、記事としてみます。

まず、前提として、前回、心理療法と医療行為の違い、という点をある一角度から記事にさせていただきました。心理療法とはまずこういうものですよというところ。

なので、まず、クライアントさんがご自身で、ご自身の今困っている人生の問題と向き合い手放し解放していくことを決めている方、もしくは決めたい方(決めるところから手伝いが必要な場合も)、なのですが、

もうひとつ。
私は、心理療法といっても、完全に現代で一般的に「心理的」と言われる領域だけのアプローチではありません。
私はホリスティック(全体的・多角的・総合的)アプローチなので、いわば心・身・魂のセラピールームと称しているように、心・身・魂あらゆる方向からアプローチします。
…そもそも私は、催眠をベースに様々な心理療法や身体アプローチ法を組み合わせますが、そもそも催眠というもの自体、心理療法というよりは「身体アプローチ的技法・理論」であるとすら思っています。

というのも、ひとの全体というのは、9割以上が潜在意識です。
そして、身体というのは、そのほとんどすべての部分が、潜在意識の管轄です。
ここではあまり深く説明しませんが、あなたは今、3秒間ちょっと心臓止めてください、と言われたら、できませんよね?
ちょっとすみませんが、血管の流れを5秒だけ止めて……あ、胃をちょっと痙攣させて、あ、腎臓を一回だけ宙返りさせてください、なーんて…できませんよね。
それでも、あなたの身体は「あなた自身」で、それでも、あなたは自分で自覚せず、心臓を24時間動かし続け、呼吸だって意識自体はできますが、呼吸自体、意識して行っていないのに、あなたは常に空気を吸って空気を吐く動作を24時間、眠っていて意識を手放しているはずの時ですら、繰り返していますよね。
そう、「身体」というのは、実はあなたが自分(顕在意識)で動かしているつもりのようでいて、実はほとんどすべてが、潜在意識の管轄なのです。
(実は、あなたが僅かにでもこれは顕在意識で動かしていると思っておられるであろう手や足ですら、実は動かしてくれているのは潜在意識なのですよ。この辺りは記事では説明しませんが、気になる方は私のセミナーなどでご説明しますのでいらしてみてください。お楽しみに…)

つまり、身体=潜在意識そのものといえるのです。

そして、催眠とは潜在意識を扱う理論であり、その技法は、実は表面的には言葉で心理的やり取りをしているかのように見えながら、クライアントさんの身体の反応を利用しています。
(しかし…実は催眠療法士自身たちですら、これに気付いていない人が案外多いです。身体にアプローチして身体の反応を引き出させ利用して心理的問題=身体的問題を緩和するものである、と習いますし、自分でもそう説明するはずなのに。)

私はクライアントさんとのカウンセリングの時点からクライアントさんの顕在意識より潜在意識と対話する方法をとるので、なおさらなのかもしれませんが…。
そう、私は、確かに表面的(見た目的)にはクライアントさんと「会話」をします、そしてほとんどオンラインでやってもおりますが、
しかし、カウンセリングのときから、私は常にクライアントさんの潜在意識(=身体)を相手にし、潜在意識(身体)と対話し、アプローチしています。
(ある種、心的アプローチ整体というような表現もできるかもしれません。私のクライアントさんは、オンラインでしかも会話だけの初回カウンセリング一回でも、長年もはや当たり前程慢性的になっている身体の不調や五感の不調がすっと抜けるようにとれた、という方たちもいらっしゃいます。)

それともうひとつ、確かに心理療法枠というのは、クライアントさんがいらした時だけ心理療法はできます。
そして、心理療法はあらゆる多岐に亘る方法があります。高等技法もあります。一度のセッションでものすごく深くものすごく大きなものがリフレーミングされて、セラピーの前と後ではクライアントさんの世界の見え方感じ方、まるで別人のように変わるほど大きな効果を齎すセラピーすらもあります。
しかし、それでも、セラピーに一番肝心要なのは、クライアントさんの日常そのものなのです。これも以前の記事で書いたのですが、一番怖いのは、クライアントさんが実は無自覚のうちに24時間365日自分に唱え続けかけ続けているセルフトークという自己暗示、魔術・魔法陣なのです。
この恐ろしい魔法陣が解けない限り、この魔法陣が恐ろしい人生を閉ざし転げ落ちさせる方へ加速させる呪文で成り立つ魔法陣でなく、人生が明るく拓けて翼を広げてどこまでも飛翔して行くようになる素晴らしい魔法の言葉で構成されたものに変容・転換しなければ、せっかくどんな高額で高等技法を使うセッションに来ても、そこで一瞬良くなったように感じても、セラピールームを後にして自分がいつも自分を包んでいる魔法陣の中に戻ったらその途端、もとに戻ってしまいます。下手をしたら、セッションで大きな効果でぐわっと良くなってしまった反動で、逆に一気に悪化してしまうこともあります。
整体師さんが実はこれは同じ説明をしますよね。
心や身体に、人生に問題がある場合は、「身体(骨格)」を歪ませています。そして、その「歪んだ身体」でこそ今不安定なりに適応している環境にいるし、その生活に適応するために身体を歪ませ、身体を歪ませておくために環境や生活をどんどん悪い方向へ持っていく、という悪循環が発生しています。整体で一時的に身体の歪みを無理やりとったからといって、元の日常の生活で、患者さんはすぐに身体を何度でも歪ませて苦しむことになってしまう。施術時の歪み矯正が効果が大きければ大きいほど、日常の歪んだ状態に戻すのに物凄い負担がかかりもっと酷くなってしまう、と。
実は、これと全く同じ説明なのです。
そして、そのあなたのいる「日常」「生活」「環境」を作っているもの、歪んだ状態に保つ(寧ろもっと悪くする)ようにとコントロールしているものこそが、24時間365日あなたの中で潜在意識へと「こう動け、こう動け」と命令され続けている「セルフトーク(自己暗示)」なのです。
そしてこの自分自身に対するセルフトーク群は、人生の幼い頃~9歳頃までに書き上げられ、それから人生ずっと24時間365日、テープレコーダーのように再生され続けています。そんなものが再生され続けて言い続け聞き続けていることに、自分ですら気付かなくなるまでに。
※ちなみに、これを心理学(交流分析)用語では、人生脚本のプログラムパターンという言い方をしたりすることもできます。このクライアントさんの人生脚本分析を読み解くことをされず(精通されておらず)、潜在意識を扱うセラピー…特に深い複合技法での暗示療法や年齢退行、前世療法、パーツセラピーなどを行うことは危険すら非常に多く孕みます。なぜなら、心理療法ではクライアントさんの人生の問題の中でも真の問題・原因(どのプログラムがどのような経路で絡み合わさってどうなっているか)要するに魔法陣の構成である人生脚本を見極めた上で適切な方法をとっていく必要があるわけですが、この魔法陣、クライアントの”顕在意識”と基本的に会話しながら心理療法を使われるセラピストさんや人生脚本の深い部分まで汲み取るカウンセリングをされないセラピストさんには、この魔法陣が「偽の原因」をセラピストに見せてきます。今の日本では、特に潜在意識のアプローチ理論は非常に遅れているため、専門家(セラピスト)と言われる方でもこれにひっかかってしまわれる方が非常に多いのが実情です。魔法陣の罠に引っかかると、以下にもお話する「セラピー依存」になりセラピー自体から卒業できないどころかどんどん魔法陣が鋼鉄のように強化されて挙句にはどんなセラピーも全く効果を受け取れないほどになってしまう、自分の魔法陣の中でもはや固められて窒息してしまう…もし気付けなければとてつもない危険を孕んでいます。

そのため、心理療法の肝心要は、セッションでの心理療法と並行して、このあなたの人生を幼い頃から縛り付けているセルフトーク魔法陣を、あなたの人生にとって善い、あなたの人生を解放するための美しい魔法の輪や雲に、変えることです。
それと同時に、先程、「心の歪み(問題)=身体の歪み(問題)」であると書いたように、心と身体は実は完全にイコールで繋がっています。ですから、身体の歪みも、あなたを縛る魔法陣なのです。
セルフトークの魔法陣、身体骨格(生活に現れます)の歪みという魔法陣、これを解いていくことが、セラピーセッションより実はベースとして何十倍も大事なのです。
これがなければ、たまのセッションでの大きな心理療法が、役に立つどころか逆効果にしかなりません。
腕の良い整体師さんは、同じことをいいますよね。
たまに施術に来て、一瞬良くなったように感じて、帰ってまた即座にもっと歪んで、苦しくてまた施術に来なければならなくなって、無理やり歪みを戻しても…の悪循環になってしまう。整体(セラピー)依存になってしまう。まったく根本解決にならないどころか、悪化してしまう。
心理学的に付け加えると、それ自体が実はクライアントさんの魔法陣の策略であることもあります。そうやって「どんな高額でどんなすごいセラピーを受けても私は治らないんだ、回復しないんだ、私はどうせだめなんだ」というセルフトーク、つまり魔法陣を更にどんどん強化していく。そのうち、もはや鋼鉄のような魔法陣の中で固められて窒息状態になって、どんなセラピーも本気で何の効果もあらわさなくなってしまいます。

だからこそ、魔法陣を解いて美しい肯定的開放的な魔法の暖かい愛でできた雲へと変えていくことが何よりも不可欠なのです。

私は必ず、セッションの合間に、自分を解放させるとご自身で決めたクライアントさんご自身がいつでもできる、つまり恐ろしい24時間365日かけられ続けている言葉と身体の魔法陣を解くため、美しい魔法にいつの間にか入れ替わっていくための魔法を、クライアントさんに仕掛け、また、ご自身でできる魔法も持ち帰らせています。

本当に鋼鉄に近づいてしまったほどの魔法陣になってしまっている人は、それを解く魔法や美しい魔法にいつの間にか入れ替わっていくための魔法自体を実行できないほどの呪文に苛まれて、日常で言われた通り行うことが最初のうちはできなかったりする場合もありますが、しかし、必ず、その方が「できる」もの、「できる」ところから、処方していますから、クライアントさんご自身が本当にご自身の自由と解放という目的(達成目標)をご自身で”決め”れば、必ずできます。

その代わり、これを並行してやっていかないと、右足と左足をうまいバランスで交互に出せなければ転んでしまうのと同じで、セッションの時の心理療法ができなくなってしまいます。逆効果にさえなりかねませんから、やるわけにいかず、クライアントさんとしてお受け入れすること自体が難しくすらなってしまいます。

ですので、セッション時にお伝えする簡単なホームワーク(言葉と身体の魔法陣を解くための、その時その時のあなた自身にできる素晴らしい魔法です)、これを必ずやる、という方を、基本的に継続セッションではお受け入れしております(もちろん、その方がご自身の人生解放のためとはいえ嫌だ、と思わせるような理にかなわないものはやらせません)。

また、もしも、「いや、心理療法って興味があるし、まあこれで困っている問題が解決したら御の字(ラッキー)かな」程度の方であれば、
本気の継続とまで行かず、技法別に選ぶことすら可能なお試しセッションのような形(←興味があればリンク先も見てみてくださいね)のものも用意しています。

もし、カウンセリングや心理療法、ご検討の方は、継続、お試し、どちらをご希望の方でも、まずは特別価格枠の初回カウンセリングへお越しください。


もし、「言葉の魔法陣」や「身体の魔法陣」を解いていく方法、新しい美しい人生の糧の雲へと変えて行く方法、様々な多岐にわたる心理療法自体や、こころのしくみ、身体のしくみなど知りたい方、学びたい方は、ぜひこちらから、いつでも無料事前個別相談を受け付けております。お話しに来てみてくださいね。


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