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女子旅2023夏5 - フィンランドで湖畔キャンプPart2

フィンランドの湖畔でキャンプしてきました。
2023年の夏、フランスのレ島、アルカション・ボルドー、そして北欧フィンランドを旅しました。その旅日記の第5回、フィンランド編第3回です。

自然の中に溶け込む私流のフィンランドスタイルのキャンプ旅。最後のキャンプ地に向かいます。

日本とフィンランドのキャンプスタイルの違いについて、旅日記第3回「フィンランドキャンプとカウスティネン民俗音楽祭」の「1. フィンランドはキャンプ天国!」に書きました。読んで下さるとうれしいです!



1. ラーヴでお昼~最後のキャンプ地へ!

ラウタランピのキャンプ地を出発して途中のスーパーでお買い物。Saleはフィンランドの三大スーパーチェーンのひとつS-MARKETの小規模店です。イオンとマックスバリュみたいな関係。

途中、湖畔のラーヴ「Siikakosken Laavu」(シーカ渓流のラーヴ)(Googleマップ)に立ち寄りました。

フィンランド独特の無料の山小屋「ラーヴ」のことをひとつ前の記事に書きました。日本ではまだほとんど知られていないので、ぜひ読んでみて下さいね! フィンランドの女性ソロキャンパーさんのラーヴ泊動画もあります。

ラーヴの中には鋸がかかっていました。薪はなかったので、手持ちのを使いました。

このラーヴにはボートもついていました!

マッカラ(ソーセージ)を焼いてホットドッグを作りました。ケチャップを今朝の宿に忘れてきちゃった・・

ラーヴの近くには立派な石造りの教会が。「Konneveden Kirkko」(コンネ湖教会)というルター派の教会でした。

2. スオラハティの湖畔キャンプ場

アーネコスキ🐈近くのスオラハティの湖畔キャンプ場に到着しました。大きな鳥居(?)がお出迎え!

今晩はこのコテージに泊まります。めちゃ立派で快適!!

このキャンプ場ではすべてのコテージにベンチと焚き火ピットが付いていました。ちょっと向こうは湖。

焚き火ピットのとなりに見たことのない大きな道具が。ステーキ肉などを挟んで焼く道具みたいです。なんて名前なんでしょうね。

右奥の建物はバイオトイレです。微生物ですべて分解してしまうという・・。不思議なことに全然臭くなかったんです!虫は飛んでたけど「おすだけノーマット」で退治🦟
こんな白樺薪置き場が場内にいくつかありました。

この日は少し雲行きが怪しかったので、早めに夕食にしました。(といっても夜7時) 火を起こしてさっきの道具でステーキを焼きます。

(左)最初は強火 → (右)熾火の赤外線でじっくり

できた!・・なんかお皿きたな~・・

おいしけりゃノープロブレム。

食べ終わった頃にゲリラ豪雨が。今日は早めに休むことにします🛌

3. カヤックで湖さんぽ・・大失敗!

7月19日。朝を済ませて湖岸にやってきました。カヤックを明日朝まで借りちゃいました! あちこちで見かける定番のカヤックです。オーナーの兄さんに料金を払おうとしたら「今からパドリングに行ってくるから後でいいよ👋」だって。

右上に見えるのはフィンランドの五右衛門風呂「kylpytynnyri」。薪を焚いてお湯を温めます。

カヤックにはあまり慣れていないので、念のためスマホをコテージに置いて乗りました。したら案の定! 湖を散歩し終わって湖岸に戻るとき、不用意に上で立ってしまったんです。一瞬でカヤックが横に逃げて、盛大に湖へダイブ!!🌊🌊💦💦

スマホ持ってなくてよかった~~~!! でも水はぜんぜん冷たくなくて、気持ちよかったといえばよかったです😖

4. アーネコスキ🐈でランチ

シャツと水着を絞って干して、車で最近SNSで話題になった「アーネコスキ🐈 Äänekoski」へ。(本当はカヤックで行きたかったけど、ちょっと遠くて折れました)

あ~🐈好き
カフェで軽くお茶してます。

湖岸を女の子がはしゃいで走っています。なんて穏やかな日!

ランチはキャンプ場オーナーの兄さんおすすめ、アーネコスキ🐈のカフェレストラン「Wille Olohuone Ja Keittiö」(ヴィル リビングとキッチン)(Googleマップ)でブルーベリーのワッフルを頂きました。
このお店は内装も外装もデザインが本当にかわいくて、どこにレンズをむけても素敵な写真がとれるんです。お店の人もみんなフレンドリーで、心から寛げますよ。超おすすめ!!

「ヴィル」は、19世紀末にこの家を建てた「ヴィルヘルムさん」から来ています。お客さんには南欧の非日常を味わってほしいそう。2016年にリノベされました。開店が遅めの14時なのでお気を付けを!

お店のサイトより
ワッフルの下に自家摘みのブルーベリーが敷き詰められています。

アーネコスキ🐈のK-SupermarketとS-MARKETで夕食材料を調達。スーパーは日本でも海外でも無人レジが早くて便利ですね!

PIKA(特急)KASSA(会計)

FAZERのチョコを見つけたっ!!

4. 夕日を見るためカヤックリベンジ!

日が沈むまでまだ時間があるけど(今7時半)、今晩は🍷も飲みたいので先にカヤックで夕日を見にいきました。今度はスマホを持って。

今日もフィンランドの湖を一人占め。もうずっっっとこのまま浮かんでいたい!

この程度の波でも、横から来るとスリムなカヤックはそれなりに揺れます。
御近所さんのサマーコテージもあります。一度キャンプ場と間違えて上陸しそうになり、住人のマダムが笑いながら家から出てきました。ごめんなさい!
この眺めを目に焼き付けて…

5. キャンプ地最後の夜

今度は無事にカヤックから戻りました👍 キャンプ場最後の夜ごはんの準備をします。まず薪割り!

フィンランドのキャンプ地には、どこへ行っても白樺の薪がありました。日本では楢の薪が人気ですが、白樺の薪は楢ほどではなくても火持ちがいいし、とにかく簡単にパカーンと割れて着火もしやすいんです。キャンプだけでなくフィンランドの日常生活でも人気No.1の薪と言えそうですね!

薪割り完了!着火剤の松ぼっくり準備おけ!
火起こし完了!いちごはアーネコスキ🐈の朝市で買いました。
本日の焼き上がりはいかがでしょうか。
追加オーダーお願いします。

夜10時半。キャンプ場最後の夜は静かに更けていきま・・あんまり更けていってない。

コテージの窓も絵になります!

6. 出発~最後のラーヴで焚火ごはん

7月20日。朝ごはんを食べて、ひと漕ぎして出発!

時速80キロの速度標識の向こうはダート道です。カーブもたくさんあって、巡航速度80キロなんて絶対無理!日本の交通行政と足して2で割るとちょうどいいですね。

スオラハティのK-Supermarketでお昼の食材を買いました。

懲りずにまた湖畔のラーヴ(Googleマップ)にやってきました。ここに立ち寄るため、建築家アルヴァ・アールトで名高いユヴァスキュラはパスしました。

Ylä-Sallaajärven Laavu(ユラ・サッラー湖のラーヴ)
「みんなできれいな場所を保ちましょう。ごみを持って帰ってくれてありがとう!」
鋸だけ3本もあります。薪はなかったので手持ちのを使いました。残りは後から来る人に残しました。
湖畔で最後の焚き火ごはん。

今回のキャンプ旅はおしまいです。この充実した日々のことは一生忘れない! 必ずまた来ることを心に決めて、ラーヴを後にしました。

タンペレのアパートメントにチェックイン。使い終わったガス缶の「穴あけ式」。

旅の相棒を返却しました。7日間私に付き合ってくれてありがとう!

泥だらけのままでごめんね。

「フィンランド・タンペレ街ぶらと湖水クルーズで野外コンサート」に続きます。

旅行記最初の記事はこちらです。


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