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ハノイへ行った話 PART2

2日目の朝

バックパッカーズの朝

翌朝、ハロン湾に向かう準備を済ます
1階の食堂で朝ごはんが食べられるとスティーブンが言いに来た
食堂では白人男性が1人、暗い顔で食事をしていた気がする

食堂にあったスティーブン自慢のチャリ

朝食と言っても食パン1枚とホットコーヒーのみ
スティーブンはいい人だが
前日にダニエルがフルさんが落とした財布から金を抜こうとしているのを見てたので我々は良くない場所だと感じていた(落としたのも悪いが)
戻らないつもりですべての荷物を持って宿を出る

ホットコーヒー、マグカップじゃないのね

辛いバス移動

近くにボロいバスが来て、乗り込む
バスはハノイの色々なホテルに立ち寄って乗客を拾っていく
気づけば満員になっていた

ハロン湾まで160キロ、4時間のバス移動
周りは白人の旅行者ばかり
ポケットWiFiも使えなくて
低俗なとてもくだらない話をした
バスの速度はとても遅く感じ、座席は狭い
道路が悪くて身体がボンボン飛び上がる

混むにつれ荷物をすべて持ってきた事を後悔

2時間後にトイレ休憩でお土産屋に到着
エコノミー症候群ってこうやってなるのだろうと恐怖を感じ身体を伸ばす

ハロン湾行くのにこんなもん誰が買うんだよ

世界遺産ハロン湾

観光船内部にて

2時間後、ハロン湾に到着
ガイドに促されるままに港の観光船へ

なかなかちゃんとしてる

船が離岸したら早速、食事の時間
様々な人種の人々と同じテーブルで一緒に食事をする
目の前は韓国人の方々だった

家族旅行でこんな所に来たんですか…?
我々はアジア人席でしたね
この川魚は私の苦手な部類

食事を終えて外へ
遠くに見えていた島々がゆっくりと近づいてくる
乗客はみんな記念写真撮影
私は2本目のビールを買って見ていた

石灰成分の多い土地らしく水辺に近い所が溶けて抉られている
小島の間をすり抜ける様に船は進む

難易度低めのアドベンチャー

小島を抜けると係留所があり
ベトナムいかにもな装いの紳士達の案内に従い、手漕ぎボートに乗船
ドーナツ状に削り取られた島の内部に洞窟を通って入る
ハロン湾は侵略に対抗する為に龍が舞い降りた場所という話で
その龍が吐き出した宝石がこの島々
という事です
素敵な伝説だなぁ…
と島々を見て感動した後
ちゃんとベトナム紳士にチップをせびられる

かなり年季入ってます
船乗りベトナム紳士軍団
船頭が歌いだしたり、ジョークを言ったりはしない
ドーナツ状の島内部
帰り道

まだ続くハロン湾ツアー
再び観光船に乗り込こむ
次は本格的なハロン湾の洞窟探索との話
島の間をすり抜け、観光船は進む
途中、有名らしい『ゴリラ岩』を紹介された
ゴリラに似ている岩だからゴリラ岩との事でした
夕暮れに差し掛かりハロン湾にオレンジ色の光が差込む

ロマンティックですね
飲める時はできる限り飲んでました
ゴリラに見えますか?

観光船の波止場に到着
ガイドに案内されるがままついていく
洞窟探検のはじまり
目の前に拡がる完全な暗闇、恐怖と対峙し
唯一の頼りである懐中電灯で足元を照らしおっかなびっくり進む
と思っていたら…
過剰にライトアップされた
自然の趣とかそんな類をぶっ壊したイッケイケの洞窟だった

波止場に到着
なんの恐怖も感じません
ここまでする必要あるか?

ハロン湾ツアーを終えてハノイへ戻る
ここからまたすし詰めのバスで4時間
乗客全員がぐったりしていた様に私には見えました
私がぐったりしていたからも
皆さんも世界遺産のハロン湾に一生に一度は行ってみてください、バスで

帰る
ハロン湾の優しい夕日
これから4時間の闘い

ハノイに帰ってきたら

何なんだダニエル

4時間の闘いを終え、我々は疲れていた
開放されたと思ったら

何故か降車した所にダニエルがいる

(げ、ダニエルがいる)

ダニエル「お前達を迎えに来てやったぞ」(英語)

(そういうの…いいんですけど…)

ダニエル「吉田、メガネをホテルに忘れてから持ってきたぞ」(英語)

(そういう優しさ…いらないんですが…)

ダニエル「バックパッカーズに帰るぞ、バイクに乗れ」(英語)

そうして我々はダニエルに捕まりバックパッカーズに戻る事に
フルさんはダニエルの後ろ
私はダニエルの友達?後ろに乗った

クラクションが唸りを上げ
交通ルールを超越してバイクは進む
非常に怖い

以下、参照

ベトナムハイになり一眼レフのシャッターを切った一枚

ガラ入れは地面です

バックパッカーズに戻り一息ついた後、食事に行く事にした
再びフォーを食べ、散歩

公園では大音量でベトナムマダムたちがフィットネス、元気がいい

公園の露天でひまわりの種と露天の主人手製の甘すぎるレモネード
食べ終わった後のひまわりの種のガラは地面に捨てろと露天の主人は言った

味は忘れてしまった、多分薄味
ハムスター気分
ガムシロップ、マシマシが基本

写真見ながらだと当時を思い出せるもんですね、不思議だ

続く

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