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考えたこと

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二次創作をしたくなるような作品を作るって、すごいことだな

二次創作をしたくなるような作品を作るって、すごいことだな

なにかを作るって、

生きてるってことだ。

最近ハマったドラマ関連のツイッターを見ていたら、二次創作している人々のあたりに行き着いた。

はじめのうちは、ドラマそのものの感想を述べたり内容や台詞を解釈したり、というツイートを見ていたのだけど。

リツイートをたどっていくと、イラストが出てきて、そこからさらにアナザーストーリーを作っていたり、登場人物を別の設定で動かしたりするマンガや小説が出てきて

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自分らしさなんて、ないんじゃない?

朗読のワークショップに参加してみた。

最初に軽くストレッチして、発声練習。

参加者が順番に朗読し、講師の先生からフィールドバックをもらう。
アドバイスを意識しながらもう一度読むと、雰囲気が変わる。

朗読にも色々な考え方があって、冷静に読むのがよいという立場、感情を乗せて読むという立場、決まりはないんだって。

今回の先生は、気持ちを表現することを大切にしている、とのこと。
だから、朗読劇、お

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問いかける力

どうも、わたしは考えることが苦手らしい。

ずっと、そう思っていた。

でも実は、「考える」というより、「問いをたてる」のが苦手なのだと気づいた。

今の世の中、解答を出せるスキルはもう当たり前で、いかに疑問に思うか、問いをたてられるか、「質問力」のほうが重視される、という。

「疑問に思う」ことが、実はあまり多くない。
正確にいうと、疑問に思ったことに適度に解答を与えて、自分を納得させている。

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焼きたてパンと価値観についての考察

焼きたてパンと価値観についての考察

パンが好き。
焼きたてはなお。
ほんのりした温かさと、立ち上る香り。

小さなパンやさんで、「焼きたて」と書かれていたパンを買った。
アツアツではないけれど、「袋の口は開けておきますね」と言われて、受け取る。

ほわんと、温もりと香り。
なんと愛らしきこと。

店の外に出たら、日差しも穏やかで風もない。
そして、何よりわたしはおなかがすいている。

買い食いは、行儀がよくないからしてはダメ。

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谷川俊太郎とであう

感情が揺さぶられるときって、よくよく注意すると、体もその対象を受け取っている。

今日たまたま、川島小鳥さんという人の写真展を覗いてきた。

通りすがり、看板の「谷川俊太郎」の文字が気になったから、立ち寄った。
写真に、詩が添えられているのかな。

場内の照明はかなり暗い。
黒い壁に、谷川さんの詩と、日常の何気ない景色を納めた写真が、パネルになって不規則に並んでいる。

詩から連想する写真を撮った

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いつからそうだったか、思い出せない

最近、郵便局の人や宅配便の人が、
配達に来たときに、とても気を使っていると感じる。

いつからだろうか。

部屋の中が見えない位置に立つ。
玄関扉の真横か、真ん前。

昔から、そうだったっけ?

個人情報とか、犯罪被害とか、
そういうことにとても気をつけているのだと思う。

大きな物や重いものは、
玄関の中に入れてくれるけど。

う~ん、
前からそうだったっけ?

昨今、評判はネット上で、まさに光

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人と人を通して自分を知っていく

人と人を通して自分を知っていく

誰かを通して、自分を知る。

それを繰り返して、深めていくことは、刺激的でおもしろい。

先日、哲学カフェに参加してみた。
初めましての人が半数ほど、総勢12人で、
テーマからどんどん考えたことを話していく。

今回のテーマは、「運」。

「最近、運がいい、悪いっと思ったこと」
から始まり、

「運ってコントロールできる?」

「運のよしあしは解釈の違いだ」

「運て、縁のことじゃない?」

「引

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日常なんとなく騙されてしまうこと

日常なんとなく騙されてしまうこと

週末、今週もお疲れ様でした。

駅ナカでメンチカツとコロッケを買った。

オツカレに揚げ物。
なんか、アルコール欲しくなるね。

ビールがいいかな?

自分に聞いてみる。


う~ん。苦いのを飲みたいわけじゃないみたい。

甘いのはどうかな?

コンビニで、また自分に聞く。

シュワ~。という気分。

あ、それだ。
炭酸だ。

炭酸水なら、うちにある。

ここで、考えた。

最初の、「アルコール

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自分の目の色は、自分では見えない。

自分の目の色は、自分では見えない。

自分のことをつらつらと考える。

最近、人生道半ばにして、立ち止まるはめになった。

自分て、何者なのだ?

何が好きで、どんな価値観で。

どんな仕事がしたいのか。どんな生活がしたいのか。

自分ひとりで考えていても、出てくるものは寂しくなるほど小さいのだ。

しかも、せっかく出てきた答を疑ってしまう。

それ、ホントかな?

自分の姿は、案外見えにくい。

自分のことだからちゃんとわかってる、

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