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#37 アガサ・クリスティーさんの『そして誰もいなくなった』をネタバレなしでご紹介📖

※本記事は《毎週木曜日19時~》放送中のREC.ラジオの内容を文字起こししたものです🖊


【オープニング】

 みなさん、こんばんは。好きな時間に、好きな場所で、寝転んで読書するクラブ活動、「寝読部」部長のコーギーです。
 普段からTwitterで読んだ本を紹介するツイート、いわゆる読了ツイートをしているのですが、こちらのREC.の方でも、毎週木曜日の夜7時に、僕がこれまでに読んだ本をご紹介する10分程度の音声をアップロードしています。

 毎回のお話の流れは、
 まず、ご紹介する作品を読もうと思ったきっかけについてお話をします。
 次に、ネタバレなしで内容のご紹介をします。こちらは裏表紙や帯に書かれている紹介文をそのまま読み上げる形をとります。
 そして最後に、僕の感想をこちらもネタバレなしでお話をします。

 今回も一発録りでお届けします。
 嚙んじゃったり、言い間違いとか、お聞き苦しい点が多くなっちゃいますが、その点はどうかご容赦ください。

 先に「寝読部」についてご案内しますね。
 「寝読部」というのは、僕が部長を務めているTwitter上のクラブ活動でして、寝転んで本を読むのが好きな人であればどなたでも入部できます。
 寝読部の基本的な活動内容は、それぞれの部員さんが、好きな時間に、好きな場所で、寝転んで本を読んで、そのことをハッシュタグ寝読部をつけてツイートするだけ。他にも買った本についてのツイートや読了ツイートにも、ハッシュタグ寝読部をつけてたりします。本とか読書に関するツイートなら何につけてもOKということですね。Twitterで「寝読部」をハッシュタグ検索していただけましたら、部員さんたちのツイートがズラッと出てきますのでどんな感じかわかります。
 入部を希望される方は、僕のTwitterアカウントをフォローして、どれでもいいので、僕の過去のツイートへのリプライで寝読部に入部を希望する旨を知らせてください。そうしましたら、Twitterの寝読部のリストに入れさせていただきます。毎日エゴサしているんですけど、僕が気づいていない様子だったら催促してくださいね。
 ちなみにこの収録をしている時点では、寝読部員さんは部長の僕を入れて総勢201名です。ついに200名を超えましたー!本当にありがとうございます。
 引き続き絶賛部員募集中ですので、どしどしリプくださーい。ぜひ一緒に寝転んで読書、寝読をしましょう。

★Twitter:


【本日紹介する本】

 そんなこんなで、ここから本題です。
 本日ご紹介する作品は、アガサ・クリスティーさんの『そして誰もいなくなった』です。言わずと知れたミステリ女王の傑作ですね。


【読むきっかけ】

 こちらの作品を初めて読んだのは、17、8年前のことですね。それから何度か読んでまして、つい先日、何年かぶりに何度目か、ちょっと正確にはわからないですけど、の再読をしました。
 最近になって再読したきっかけは、こちらのREC.ラジオでも前回ご紹介した、有栖川有栖さんの『こうして誰もいなくなった』を読んだことです。
 この有栖川有栖さんの作品は、タイトルを見ていただければおわかりいただけると思うのですが、クリスティーの『そして誰もいなくなった』を有栖川さんが再解釈して書かれたものなんですね。その作品内で原典であるクリスティーの『そして誰もいなくなった』について軽く言及されていまして、久しぶりにあの緊張感ありありの閉ざされた世界に入り込みたいなぁと思ったので、自宅の本棚のあ行のところから引っ張り出してきて、再読をしたというわけです。


【ネタバレなしの内容紹介】

 そして、この『そして誰もいなくなった』がどんな作品かといいますと、いつもはですね、ここで裏表紙の紹介文を読み上げているんですが、僕が持っているのは2003年にハヤカワのクリスティー文庫から発刊されたものでして、作中はもちろん裏表紙の紹介文にも、現在では差別的な観点から使用が控えられている表現が出てくるんですね。
 なので、2010年に同じくハヤカワのクリスティー文庫からリニューアル刊行されたものの紹介文をちょっとネットから拾ってきたので、そちらの方をそのまま読み上げさせていただきます。

~紹介文の読み上げ~

 ということで、本作は1939年に発表された、今なおクローズド・サークルの代表的な作品として必ず挙げられる傑作ミステリです。


【ネタバレなしの感想】

 続きましては、この作品を読んだ僕の感想をネタバレなしでお話しします。
 本作はミステリど真ん中の作品ですので、もちろん具体的な内容はお話しません。何かしらの事情で外界との往来が断たれてしまった状況下で事件が起こっていく、いわゆるクローズド・サークルものとだけお伝えしておきますね。
 海外小説あるあるかもしれませんが、登場人物がたくさん出てきてこんがらがってしまうことってありませんか?僕は海外の小説に限らずミステリを読んでいると結構あるんですね。登場人物の把握に時間がかかっちゃう。
その点、本作に関しては大丈夫だと思います。
 まず、登場人物のかき分けがものすごくうまい。冒頭から一人一人、パートをわけて紹介されていくんですけど、特別意識をしなくてもスーッと入ってきます。
 あと、少なくとも僕が読んだものには最初の方に登場人物一覧のページがあったので、最初のうちはいつでもそこに戻れるようにして読み進めていました。誰だっけって思ったらそのページを見る。
 それらの要素のおかげで、登場人物について、誰がどんな人物かを早い段階で把握することができるので、そこからは思考を途切れさせることなく物語に入り込むことができます。
 僕の持っているものだと363ページとそんなに長くないし、会話も多くて文字もそんなに詰まってないので、ある程度時間が取れる日に一日で読み切ってしまうことも可能だと思います。初めて読む場合は、そういう読み方がおすすめかな。


【エンディング】

 というわけで、本日ご紹介したのは、アガサ・クリスティーさんの『そして誰もいなくなった』でした。
 80年以上前に発表された作品ですが、今読んでもめちゃくちゃ面白いです。まだ読んでない方はぜひ手に取ってみてください。おすすめです。

 さて、最後は少しだけご案内です。
 今お聴きいただいているこちらのREC.なんですけど、フォロー、いいねをしていただけたら続けていく上でとっても励みになります。
 REC.のいいねは、放送を聴きながら、何回でもできますので、僕への応援代わりにポチポチお願いします。これまでのいくつかの放送で、いただいたいいねの数が大爆発しています。本当にありがとうございます。
 たくさんいいねしても、どなたがどれだけいいねしてくださったかは僕にもわかりませんので、どうぞ遠慮なさらず、いいねの連打をお願いします。

★REC.:


 そして、REC.でお話した本の紹介を文字に起こして投稿するnoteもやってます。こちらはブログみたいなやつですね。
 noteは、毎週木曜日に公開したREC.ラジオのお話を、次の週の水曜日に文字起こしして投稿していきます。音声より文字の方がいいよーという方は毎週水曜日更新のnoteをご覧ください。
 noteも、フォロー、スキをしていただけたらうれしいです。noteのいいね的なやつであるスキは、noteのアカウントをお持ちでなくてもできますので、読んだよサインの代わりにポチっとお願いします。

 ちなみに、Twitter、REC.、noteのアカウント名は全部同じにしてありまして、「コーギー・オータ@寝読部部長📖ヾ(:3 」∠ )_」です。
 どのSNSでも、カタカナで「コーギー・オータ」と検索していただけましたら出てくると思います。それぞれフォローしていただけましたら、コーギーだけに、僕がしっぽ振ってなつきます。

 さて、今回も最後までお聴きいただき、ありがとうございました。次回もまたお聴きいただけたらとってもうれしいです。
 それではみなさん、良い寝読ライフをお過ごしくださいね。
 寝読部部長、コーギーでした。それでは、またねー。


※音声で聴きたい方はこちらから☟

#37 アガサ・クリスティーさんの『そして誰もいなくなった』をネタバレなしでご紹介📖 - REC


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