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運動における「言葉の重要性」

トレーニングは「体を動かすもの」ですが    言葉にも大きな重要性があります。

トレーニングの原理原則に           「意識性の原理ートレーニングする部位をより意識してトレーニングを行うべきである」

というものもきちんとありますからね!

側から見れば同じ動きに見えたとしても     本人の意識やキューイングによってトレーニングの効果は大きく変わってくると思います。

今回は大きく変わる例を具体的に2つご紹介します。

1.トレーニングの意識で鍛えられる部位が変わる

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画像はスクワットを行なっています。

写真を見るだけで足の裏のどこを意識してるか分かりますか?

①つま先 ②足の真ん中 ③踵周辺

足の裏の中でも意識するだけで大きく重心が変わってくると思います。

実際にどこを選ぶかですが

スクワットを何のために行なっているのか?

ここってとても重要だと思います。

いやいや、筋肉を鍛えるためでしょ?

それはそうなんですが

今回は省きますが同じ筋肉でも色々な使い方をする場合があります。

①筋肉を収縮【縮める】場合          ②筋肉の長さを変えずに使う場合【等尺性】   ③姿勢の保持のために使用する場合

などとりあえず1パターンではないんです。

二の腕の力コブだって、肘を曲げなくても硬くはなりますからね!

今のを踏まえて、

❶単純に筋肉を鍛えたいのか                                    ❷スクワットの動き自体を習得したいのか    ❸股関節を意識するのか膝を意識するのか

ここによって相手の体の状態に合わせてトレーニングを選択していくべきだと思います。

ちょっとした「言葉かけ」でトレーニングやストレッチは効果が大きく変わったりもします。

これを正しく選択できるからこそ、パーソナルなどでお金を頂いてトレーニングを指導できる立場にあるのかなぁと自分は考えています。

2.相手によって言葉を選ぶ

相手によって伝える言葉を選ぶのはとても大切です

分かりやすい例を2つ出します。

まず①相手が子供の場合。

難しい言葉どころか言葉によっては何をすれば良いのかがわかりません。

なので言葉はもちろん、実際にやって見せて相手に目で動作を確認させてあげるのが大切です。

②相手が大人の場合

一番大切なのは、指導者とお客様の価値観が一緒ではないという点です。

筋肉の仕組みを知ってるわけでも、位置を知ってるわけでもありません。

そのトレーニングを何のために行なっているのか。説明しなければ理由も分かりません。

さらにプラスで説明を言い過ぎる(長すぎると)頭がごっちゃになり、難しく感じてやる気が出ません。

①行う目的を簡潔に説明して、実際に動きをお客様にやってみてもらう

②相手の動作を確認した上で、説明が必要だと感じる内容だけ伝えてあげる

この手順がとても簡潔で伝わりやすいなぁと感じます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

当たり前のことなんですが、          我々は運動どうこうの前にまず人です。

1人で行う場合は「目的を持ったトレーニングを行うこと」が大切。

お客様に提供する場合は「言葉を選ぶ、伝え方を選ぶなど相手に簡潔に伝える」ことが大切。

当たり前ではありますが、

より深めていければ運動の効果はもっと上がると思います。




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