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お客様の「見ない、信じない、行動しない」の壁を乗り越えませんか?

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

お客様は「見ない、信じない、行動しない」。

12年ほど前、マーケティングでライティングを学んだ際に教えてもらいました。

一生懸命頭をひねって、キャッチコピーを考え、セールスレターを書いても、興味のない人はそもそも見ないし、仮に見たとしても、みず知らずの人の言うことを信じません。そして、言葉の力を使って「これは良いかも」と信じてもらえたとしても、問い合わせする、お金を払って買うといった行動をしてくれるとは限りません。

このため、SNSなどを見ていると、興味を引くためのど派手な画像が氾濫し、信じてもらうためにお客様の声がこれでもかという具合に並びます。そして、行動に移してもらうために3大得点をつけたり、期間限定にしたり、割引価格の提示があったりします。

私も過去に学んだことをベースにいろいろなセールスレターを書いて、ランディングページなどを作ってきました。

また、自分自身も「見ない、信じない、行動しない」お客様の中の一人であったはずなのに、「見て、信じて、行動する」ことで、たくさんのお金と時間と労力を投資してきました(苦笑)。

その結果、痛感しているのは、自社の商品やサービスが売れるかどうかは、売っている商品やサービスの品質、そして、売っている人の人格や能力とは必ずしも関係しないということです。

時々、詐欺事件として数億円を騙し取ったといったニュースが流れます。つまり、本来は「見ない、信じない、行動しない」はずのお客様が大きな金額を投資してしまった訳です。

いわゆる詐欺師の人は人の心理や感情をよく勉強していると言われます。そのスキルをまともな商売に使えば、日本経済ももっと良くなると思いますが、残念ながら世の中には一定数そのような輩がいます。

見方を変えると、商品やサービスも素晴らしいのに、見せ方や魅せ方がいま一つでお客様に上手く伝わっていないために、お客様の「見ない、信じない、行動しない」の壁を越えられない方もおられます。

そして、そのような方は真面目な方が多いので、メルマガで効果が出なかったら、Facebookをやったり、「これからは動画だ」と言われたら、YouTube を始めたり、といろいろなことに挑戦されたりしています。

そこで結果が出たらまだ良いのですが、結果が出ないために、今度は商品を値下げしたり、「自分はダメだ」と落ち込んで自己嫌悪になったりすることも・・・。

けれども、いろいろなノウハウややり方を学ぶ前に、商品やサービスを売る側として必ずやっておいた方が良いことがあります。

私自身もこのやっておいた方が良いことをやっていなかったために、かなり回り道をしました(汗)。

マーケティングや広告に関するノウハウは人の心理も大きく関係しているので、悪用厳禁です。

しかしながら、自分オリジナルの「ひとこと」は自分自身を反映しているので、悪用する余地はありません。そして、その「ひとこと」に共感する人が自然と集まってくるので、「見ない、信じない、行動しない」の壁がぐんと低くなります

私のように回り道をするのは本人にとってももったいないし、せっかく世の中に役立つ商品やサービスがあるのに行動が止まって普及しないのは、世の中にとってもすごくもったいないことです。

そのような状況を少しでも改善できるお手伝いができたら、嬉しく思います。

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