[創作論62] 分野横断的な創作活動

陽子の構造を視覚化した動画が公開されました。

科学者とアーティストがコラボすることで、物理学の本質に忠実な形でアニメーション表現ができたとのことです。

私は科学者とアーティストのコラボという点に、非常に大きな可能性を感じます。

学問の世界では、学際領域という考え方が重要になっています。
学際領域とは、研究などがいくつかの異なる学問分野にまたがって行われる様子を指します。

私は大学時代、新しい化学反応を開発し、生成する分子を電子デバイスに応用するという分野横断的な研究を行っていたため、学際領域に強い興味をもっています。

創作活動においても、クリエイターが様々な分野の専門家とコラボして制作する、分野横断的な作品に挑戦したいと考えています。
その一例として、今回の「陽子を視覚化したアニメーション」が挙げられるわけです。

自分自身、化学を専門としながら音楽制作を行っているので、化学と音楽のコラボができないかと思っています。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?