【速報】ハンガリーでデジタルノマドビザ始まる

2022年2月3日 09:08

ハンガリーのデジタルノマドビザ「ホワイトカード」について、現状わかっていることをお知らせします。

ハンガリーのデジタルノマドビザ「ホワイトカード」とは？

2022年からデジタルノマドのための「ヨーロッパにおける新しい滞在許可証」が登場します。政府は、ハンガリーに住みたいリモートワーカー向けに、ハンガリー・デジタルノマド・ビザ（通称ホワイトカード）を発表しました。

これは、手頃な生活費を利用しながらヨーロッパのライフスタイルを送りたいデジタルノマドにとって、素晴らしいニュースです。ハンガリーは、ブダペストが長い間、冒険好きなリモートワーカーを魅了してきたように、デジタルノマドにとって隠れた宝石のような国です。

ハンガリーのデジタルノマドビザ保有者は、1年間滞在することができます。さらに1年間更新することも可能です。ただし、このビザはEU圏外の国籍の方のみが対象となります。

また、家族の統合もできません。したがって、結婚している場合、配偶者は別途ホワイトカードを申請し、条件を満たす必要があります。

ハンガリーはシェンゲン圏に属しているため、ビザ保有者はシェンゲン圏に属する26カ国をビザなしで旅行することができます。

ハンガリーは、クロアチア、チェコ共和国、エストニア、マルタ、ポルトガル、ルーマニア、モンテネグロ、スペイン、ギリシャなど、デジタルノマドビザを導入する他の欧州諸国の仲間入りすることになります。

ハンガリー政府からデジタルノマドビザに関する詳細な情報が発表されたら、改めてまとめます。

ホワイトカードの要件については、まだ政府からの詳細な発表待ちですが、今のところわかっていることは以下のとおりです。

有効なパスポート
パスポートの有効期限は、少なくともビザの有効期間中でなければなりません。

リモートワークの証明
ハンガリー国外の企業でフリーランサー、従業員、または事業主として働いていることが必要です。

月収2,000ユーロ（約26万円）
この最低収入額を満たす必要があります。

収入証明書
直近6ヶ月間の銀行取引明細書の提出が必要です。

また、犯罪歴の確認やハンガリーでの宿泊先住所も提出することが予想されます。

ハンガリーのデジタルノマドビザは、ハンガリーの領事館で直接申請する必要があることが分かっています。ハンガリー国内にいる間に申請することはできません。

また、60ユーロのビザ手数料がかかるようです。

申請プロセスの一部はオンラインで行われる可能性がありますが、まだ詳細な情報は明かされていません。

予算内でヨーロッパのライフスタイルを体験したいデジタルノマドにとって、ハンガリーは最適な場所です。西ヨーロッパの他の国々に比べて、はるかに手頃な生活費だからです。さらに、この国の優れたインフラと光速の無線LANは、熱帯の環境であることを除けば、デジタルノマドのパラダイスと言えます。

ハンガリーで最も人気のあるデジタルノマドのホットスポットは、首都のブダペストです。コワーキングスペースがたくさんあり、無料Wifiが使える小さなカフェも見つかります。

ハンガリーは必ずしも人気のある観光地ではないので、デジタルノマドは観光客の中でもみくちゃにされることも、特定の季節に高額の食事代を払うこともないと思われます。

ハンガリーに住むデジタルノマドは、レストランで安く美味しいものを食べ、素晴らしいナイトライフを体験し、素晴らしい建築物を鑑賞することが期待できる最高のノマドライフを送ることができるでしょう。

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