見出し画像

2兆円超成長市場CCaaS開発(外線発信録音) - クラウドPBX開発編-No.036

今回やること

外線発信が音声通話まで疎通しましたので、疎通した音声の録音を実装していきます。内線の実装の際にも録音を実装しましたので、それを参考にして書いていきます。特番からの録音音声再生も実装していきます。

全記事共通ご挨拶

こんにちは、川田敏巳と申します。当記事をお読み頂き誠にありがとうございます。これまで10以上のSaaS事業開発にてCXOや先端技術研究室長を務めてきました。

ここでは、人気SaaSのコピー開発をシリーズ化して行い、技術とソースを公開していきます。新SaaS事業を企画されている方々に既存人気SaaSの内部技術を再現し提供致します。

ハンズオン形式で提供し、実践の度にシステムが完成していくディアゴスティーニ型です。記事の内容に対する質問や講義のご依頼等ありましたらお気軽に以下よりDM、コメント等頂けますと幸いです。コピー開発して欲しいSaaSサービスのリクエストもお寄せ下さい。

500円の記事は、TwitterとLINEから欲しい記事タイトルと送信先メールアドレスを添えてメッセージを頂ければnoteのプレゼント機能を用いて無料でプレゼント致します。

情報配信も行って参りますので、是非フォロー、お友達登録ください。

Twitter - 素敵なSaaSをコピー開発する遊び - Toshimi Kawata(川田敏巳)

LINE - 素敵なSaaSをコピー開発する遊び

LINE - 素敵なSaaSをコピー開発する遊び

「2兆円超成長市場CCaaS開発 - クラウドPBX開発編」共通注意喚起!

このシリーズでは、Asteriskというオープソースを使用します。Asteriskの技術情報はネット上にも少なく、更にネット上のAsterisk関連の技術情報の中には避けるべき記事があります。

  1. sip.confというファイルを使用している記事

  2. MacroやDial()のMオプションを使用している記事

  3. 録音にMonitor()を用いている記事

いずれも既に非推奨であり使用してはなりません。ハマるきっかけになりやすいのでご注意ください。

前回のおさらい

前回の記事はこちらです。

前回は外線設備に繋いだ電話機とPBXに繋いだ電話機が音声通話できるところまで実装し、外線発信として完成させました。

外線設備自体を自前で作りましたので、そこから発行したSIP-Trunkを使用してPBXと通信させたわけですが、PBXに設置したSIP-Trunk情報をPSTNに繋がるSIP-Trunkに差し替えれば携帯電話や固定電話と繋がることも可能です。

さて、今回は前回実装した外線発信に録音を実装していきます。録音は既に内線の実装時に作ったことがありますから、それを参考に進めていきましょう。

内線録音のおさらい

dialplanのにおいて内線のextensionは現在、以下のように設定されています。

ここから先は

17,513字 / 1画像

¥ 50,000

当記事がお役に立てましたらサポート頂けますと嬉しいです!様々なSaaSコピー開発をハンズオン形式+ソースで公開しております。開発コストを最小に抑え、起業家や事業家の方々の夢の実現を低コスト化する為力を尽くして参ります。頂いたサポートはコピー開発と執筆資金として使用させて頂きます。