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芥川賞受賞者と最終学歴⑧

① 第123回~第142回(2000年~2009年)

 第123回(2000上) 『きれぎれ』 町田康→大阪府立今宮高等学校卒業

            『花腐し』 松浦寿輝→東京大学教養学部教養学科仏文科卒業、同大学院人文科学研究科仏文学専攻博士課程単位取得満期退学

 第124回(2000下) 『聖水』 青来有一→長崎大学教育学部卒業

            『熊の敷石』 堀江敏幸→早稲田大学第一文学部仏文学専修卒業、東京大学大学院人文科学研究科仏文学専攻博士課程単位取得退学(その間に、パリ第3大学博士課程留学)

 第125回(2001上) 『中陰の花』 玄侑宗久→慶応義塾大学中国文学科卒業(Wikipediaでは、現代演劇専攻。ただし、Wikipediaの冒頭に、「この存命人物の記事には検証可能な出典が不足しています。」と明記。)

 第126回(2001下) 『猛スピードで母は』 長嶋有→東洋大学2部文学部国文学科卒業

 第127回(2002上) 『パーク・ライフ』 吉田修一→法政大学経営学部卒業

 第128回(2002下) 『しょっぱいドライブ』 大道珠貴→福岡県立福岡中央高等学校卒業

 第129回(2003上) 『ハリガネムシ』 吉村萬壱→京都教育大学教育学部第一社会科学科卒業

 第129回(2003下) 『蛇にピアス』 金原ひとみ→文化学院高等課程中退

            『蹴りたい背中』 綿矢りさ→早稲田大学教育学部国語国文科(Wikipediaの冒頭に、「この存命人物の記事には検証可能な出典が不足しています。」と明記。)

 第131回(2004上) 『介護入門』 モブ・ノリオ→大阪芸術大学芸術学部文芸学科卒業、同大学大学院専攻科除籍

 第132回(2004下) 『グランド・フィナーレ』 阿部和重→日本映画学校(Wikipediaの来歴冒頭に、「この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。」と明記。)

 第133回(2005上) 『土の中の子供』 中村文則→福島大学行政社会学部応用社会学科卒業

 第134回(2005下) 『沖で待つ』 絲山秋子→早稲田大学政治経済学部経済学科卒業

 第135回(2006上) 『八月の路上に捨てる』 伊藤たかみ→早稲田大学政治経済学部卒業

 第136回(2006下) 『ひとり日和』 青山七恵→筑波大学図書館情報専門学群卒業

 第137回(2007上) 『アサッテの人』 諏訪哲史→國學院大學文学部哲学科卒業

 第138回(2007下) 『乳と卵』 川上未映子→ 大阪市立工芸高等学校卒業

 第139回(2008上) 『時が滲む朝』 楊逸→お茶の水女子大学文教育学部地理学専攻卒業

 第140回(2008下) 『ポトスライムの舟』 津村記久子→大谷大学文学部国際文化学科卒業

 第141回(2009上) 『終の住処』 磯崎憲一郎→早稲田大学商学部卒業

第142回(2009下)  該当作品なし

 早稲田×4人。
 私が読んだ受賞作は『蹴りたい背中』、あと、『熊の敷石』、『猛スピードで母は』と『乳と卵』も読んだかも知れませんが、覚えていません。『蛇にピアス』は、何度か読もうとして挫折しました。
 津村記久子は、『ミュージック・ブレス・ユー!!』の方が興味があったのでそちらを読みました。吉田修一は、『悪人』を朝日新聞夕刊で読みましたが、すごかったですね。阿部和重は『ニッポニアニッポン』を、中村文則は『カード師』を朝日新聞朝刊で読みました。青山七恵は『あかりの湖畔』を読売新聞夕刊で読みました。
 金原ひとみと綿矢りさの同時受賞、川上未映子、楊逸、津村記久子、モブ・ノリオの『介護入門』も話題になりましたね。 
 よく知られた受賞者は、町田康、松浦寿輝、堀江敏幸、玄侑宗久、長嶋有、吉田修一、吉村萬壱、金原ひとみ、綿矢りさ、阿部和重、中村文則、伊藤たかみ、青山七恵、川上未映子、楊逸、津村記久子あたりでしょうか?

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