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簿記論・財務諸表論に4か月で超短期合格した勉強法!!【導入編】

みなさんこんにちは!さるえるです!

今回は私が実際に行った、簿記論財務諸表論に短期合格するための勉強方法についてまとめました!(4回に分けて解説していきます!)

税理士試験まであと3ヶ月ほど。今からやること、できることの参考になれば幸いです!一歩でも二歩でも先へ!!

勉強方法を工夫したことにより、進学後の4月から8月の4ヶ月間のみで、本試験では「簿記論 84点」「財務諸表論 80点」を取ることができました!(あくまで自己採点です)


合格するために最も重要なこと【成果を創り出す思考力】

そもそも資格勉強は、努力すれば自然と成果が出る。のではなく、『成果を出すために必要な努力(勉強量)を逆算して考え、それに基づいて強弱をつけて学習することで成果を出す』ものなのです。

つまり、成果は出るものではなく、自ら創り出すものであるといえます。

明確な意図を持たず無計画に勉強を進めても、なかなか成績には結び付きません。成果を生み出せるような努力を、いかに効果的に、かつ、効率的な行えるかがカギとなります。


これらを踏まえた上で、『合格するために最も重要なこと』とは何なのか。

それは、タイトルにもある通り

【思考力】です。

ここでの思考力とは、単純に計算問題を解くため、理論を組み立てるためのものにとどまらず、勉強計画の構想や、日々の時間の使い方、効果的・効率的な勉強方法にまで及ぶ概念です。

簡潔に言えば、『バランスよく(効果的かつ効率的に)勉強するための戦略』といったところでしょうか。


つまり、

合格するため(成果を創り出すため)に必要な努力を、必要な量だけ行うことのできる”思考力”を身に着ける。

これを実践することが、合格への近道だと私は感じています。


そこでこの記事では、私がいかにしてその戦略を構築したのか、すなわち”思考力”を実践したのか、というところに主眼を置いて書き進めていきたいと思います!


戦略的計画を立てる(導入期)

《POINT》必要な努力を、必要な量だけ行うためには計画を立てなければなりません。
では、計画を立てるためには何をしなければならないのか。計画立案には、自分(の現状)を知ることが何よりも不可欠です。何が得意で、何が苦手なのか。計算はいまどのくらい解けるのか。理論は得意そうか。
このように、まずは詳細な自己分析をしてみましょう。それに基づき、各計画にブレークダウンしていきます。

私の場合は、日商簿記1級を受けた時の感触から、「計算は理解が浅そうだ。その中でも、組織再編と特殊商品販売が特に苦手だ。しかし、理論は苦手意識を持たなかったから相対的に時間は少なくて済みそうだ。」こう自己分析しました。

そこで勉強計画を「長期」「中期」「短期」に分け、視覚的にわかりやすく書き出したのです。


長期計画(4ヵ月単位)

上記自己分析を経て、各月に学習目標を設定しました。

8月の税理士試験を万全な状態で迎えるために、8月から4月にかけて遡りながら目標を設定していきました!

4月初旬~5月中旬 計算を確実に自分のものにする。
5月中旬~6月下旬 財務諸表理論をある程度の形にする。計算演習欠かさず。
7月初旬~7月下旬 過去問演習を積み、ペース配分と、問題の傾向を掴む。
8月 税理士試験


中期計画(1ヵ月単位)

上記長期計画に沿って、今月行う内容の詳細を決めていきます。

「今月は計算に重点を置きたいから、計算に大目に時間を割こう。苦手な論点は組織再編と特殊商品販売だから、2週目あたりで時間をしっかり当てようかな。」

このようなザックリとした形で十分です!


短期計画(1週間単位) 

最後に、上記2つの計画に沿って毎週やるべきことの計画を立てます。

各週ごとに、1日の勉強内容のタイムテーブルをつくります!

(下記例 (今週は毎日このメニューで進めるという形です))
9:00~12:00 テキスト個別論点復習(今日はp114〜)
12:30~14:30 計算演習(論点復習)
14:45~16:00 財務諸表理論 純資産(週の後半は構造論点)
16:20~18:00 財務諸表理論 リース会計(週の後半は退職給付会計)
18:45~21:30 簿記論過去問演習
22:00~24:30 簿記論答練復習


このように計画を立てることで視覚的に「自分が何をしなければいけないのか」を、短期的・中長期的に捉えることができるようになります。長期計画からブレークダウンして計画を設定することにより、明日は何をすればいいのかと悩むことがなくなり、効率的かつ効果的に勉強を進めることができるようになります。

つまり、この計画策定こそが最初に述べた”思考力”(効果的・効率的学習)基礎ということになるわけです。


では、これらを踏まえて次回以降は具体的な内容に入っていきましょう!



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